食後に胃が張って苦しい|機能性ディスペプシアは自律神経の乱れが関係しています

自律神経 体の歪み 痛み

はじめに

「少し食べただけで胃が苦しい」「食後のもたれが長く続く」「胃カメラでは異常がないのに調子が悪い」
そんなお悩みを抱えていませんか?

最近ではこのような症状を訴える方が増えており、病院では「機能性ディスペプシア(FD)」と診断されることが多くなっています。
検査で異常が見つからないにもかかわらず、胃の不快感や痛み、張りを感じる――。
その背景には、自律神経の乱れストレス、そして胃腸の働きの低下が深く関係しているのです。

この記事では、機能性ディスペプシアの仕組みと、自律神経・東洋医学の観点からの改善法、そして「くろちゃん鍼灸整体院」で行っている施術について詳しくご紹介します。


機能性ディスペプシアとは?

「ディスペプシア(Dyspepsia)」とは「消化不良」を意味し、機能性ディスペプシアは“機能”に問題があるタイプの消化不良を指します。
胃や十二指腸に潰瘍や炎症などの明らかな異常がないにも関わらず、以下のような症状が続く状態です。

  • 食後に胃が張る、膨満感がある
  • 少し食べただけで満腹になる(早期飽満感)
  • みぞおちのあたりが痛い、または焼けるように熱い
  • 胃もたれ、吐き気、食欲不振が続く

これらの症状が3か月以上持続し、6か月以上前から現れている場合に診断されることが多いです。


背景にある「自律神経のアンバランス」

胃や腸の働きは、**自律神経(交感神経と副交感神経)**によってコントロールされています。

  • 交感神経:活動モード。消化機能を一時的に抑制。
  • 副交感神経:休息モード。消化を促進。

本来であれば、食事中〜食後は副交感神経が優位になり、胃腸の運動がスムーズに行われます。
しかし、ストレスや睡眠不足、姿勢不良などによって交感神経が過剰に優位になると、胃がうまく広がらず、少しの食事でも圧迫感や痛みを感じるようになります。

また、胃の感覚を脳へ伝える神経が過敏になり、通常では感じない刺激を「痛み」や「不快感」として感じ取ってしまうこともあります。
これを「内臓知覚過敏」と呼びます。


東洋医学から見る機能性ディスペプシア

東洋医学では、胃や腸の働きは「脾(ひ)」と「胃(い)」という臓腑が司っていると考えます。
また、精神的ストレスや感情の停滞は「肝(かん)」の働きに影響し、脾胃の機能を抑えてしまいます。

代表的なパターンは以下の通りです。

◾ 脾胃気虚(ひいききょ)

消化の力が弱まり、食後のもたれや倦怠感が出やすい。
冷たい飲食物の摂りすぎ、過労、慢性のストレスが原因。

◾ 肝気鬱結(かんきうっけつ)

ストレスで気が滞り、胃腸の動きが抑えられて食欲不振や膨満感に。
怒りや緊張、不安が続くと起こりやすい。

◾ 脾胃湿滞(ひいしつたい)

体内の「湿(しつ)」が溜まり、消化・吸収が滞るタイプ。
体が重だるい、胃が張る、舌に白い苔があるなどが特徴。

これらはいずれも「気の巡り」「血の流れ」「水の代謝」が滞った結果、胃腸に不調が現れると考えます。


鍼灸・整体による自律神経と胃の調整

くろちゃん鍼灸整体院では、機能性ディスペプシアのように自律神経と内臓機能のバランスが崩れている症状に対して、
以下の4つの柱でアプローチを行っています。


🦴 骨盤矯正:内臓の位置と血流を整える

骨盤は体の「土台」であり、内臓を支える器でもあります。
骨盤が前傾・後傾していると、胃の位置が下がり「胃下垂」気味になったり、腸の働きが鈍くなったりします。

骨盤矯正によって姿勢を正し、腹腔内の血流と内臓の可動性を改善することで、胃の圧迫感や食後の重さを軽減します。


🧍‍♀️ 猫背矯正:自律神経と横隔膜の調整

猫背は、胸郭を圧迫して呼吸を浅くし、横隔膜の動きを制限します。
横隔膜は胃や肝臓のすぐ上にあるため、姿勢不良が続くと胃の働きにも影響します。

姿勢矯正によって呼吸が深くなり、副交感神経が働きやすくなります。
結果として胃の緊張がゆるみ、食後の不快感や膨満感が軽減されます。


🔥 鍼灸施術:胃腸経・肝経・脾経を中心に整える

鍼灸では、胃の働きを高めるツボ(中脘・足三里・内関など)を中心に施術します。
また、ストレスによって乱れた肝経の流れを整えることで、「気の滞り」や「胸のつかえ感」もやわらぎます。

鍼灸の刺激は自律神経を安定させ、胃の排出機能・血流改善・消化酵素分泌のバランスを自然に整えていきます。


🧠 頭部施術:脳と自律神経のリズムを整える

自律神経の中枢は脳幹にあります。
ストレス過多や緊張が続くと、脳が常に“交感神経モード”のままになり、体の内臓機能が抑えられます。

頭部へのソフトなアプローチによって、脳血流を整え、副交感神経の働きを高めると、
「リラックスして胃腸が動く」状態へと導くことができます。


通院の目安

  • 急性期(症状が強い時期):週2回
  • リハビリ期(改善が見え始めた頃):週1回
  • メンテナンス期(再発予防・体質改善):月2〜3回

症状の背景にある自律神経の乱れは、すぐには整いません。
継続的な施術と、生活リズムの安定が大切です。


ご予約・お問い合わせ

くろちゃん鍼灸整体院では、
LINE・ホームページから24時間ご予約受付中です。

施術者が1名のため、予約が取りづらい状況が続いております。
ご希望の日時がある方は、お早めにご連絡ください。


おわりに

「検査では異常がないのに苦しい」というのは、とてもつらいことです。
機能性ディスペプシアは目に見える異常がなくても、確かに「体が助けを求めている」サインです。

そのサインを無視せず、自律神経と体のバランスを整えることで、
また「気持ちよく食事ができる日常」を取り戻すことができます。

胃の不快感・食後の重だるさ・食欲不振でお悩みの方は、
どうぞお気軽にご相談ください。

LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから!相談も予約もLINEでのご連絡が便利です!
📱LINE友だち追加


👇[くろちゃん鍼灸整体院 公式サイトはこちら]👇

📱ホームページ予約

お問い合わせ(予約)
こんにちは!【くろちゃん鍼灸整体院】院長の黒柳です!自律神経の乱れは体や頭骸骨が歪んでいて体への指令と体温調節が上手くいっていない方がほとんどです! 体のチェックから、メンテナンスまで当院で院長が検査から施術まで行います! お体の不調を教えてください!全力でサポート致します!
メニュー・口コミ
【くろちゃん鍼灸整体院】ではお体に合ったオーダーメイド施術を行なっております。 【骨盤矯正】土台と【猫背矯正】姿勢を正し、頭骸骨の歪み、内臓の不調からも自律神経、頭痛の不調は出てきます。腸【はらわた】ほぐしで新しい施術体験してみてください!【鍼灸】も効果的ですので 整体と鍼灸を組み合わせて改善に導きましょう!

コメント