はじめに
「外に出た瞬間、鼻の奥がツーンとしみる…」
「暖かい室内から寒い外に出た途端に、鼻の奥が急に痛むような感覚がある…」
こんな経験、ありませんか?
冬になると、鼻の奥に “しみるような鋭い痛み” を感じて来院される方が一気に増えます。
多くの方が「風邪?」「乾燥?」と心配されますが、実は 気温差による粘膜の刺激 と 自律神経の乱れ が深く関わっていることがとても多いのです。
鼻の奥は想像以上にデリケートで、乾燥・寒暖差・空気の圧変化・ストレスの影響をダイレクトに受ける場所。
そしてその反応をコントロールしているのが 自律神経。
本記事では、
- なぜ鼻の奥がしみるのか
- 気温差と自律神経の関係
- 東洋医学から見た「鼻奥の痛み」
- くろちゃん鍼灸整体院で行う骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がなぜ効果的なのか
- 通院ペースと予約案内
を、来院される患者さんに寄り添う “話し言葉” でわかりやすくお伝えしていきます。
■なぜ鼻の奥がしみるの?
●原因①:気温差で粘膜が一気に縮む
寒い空気を吸った瞬間、鼻の奥の粘膜はキュッと縮み、そこに走っている細かな神経が刺激されます。
とくに冬は、外は冷たい・室内は暖かいという 急激な温度差 が起こりやすいため、鼻奥の神経が過敏になり “しみる痛み” が出やすくなります。
この反射を調整しているのが 自律神経(交感神経と副交感神経) です。
- 交感神経 → 血管を縮める
- 副交感神経 → 粘膜を潤わせる
寒さで交感神経が優位になりすぎると、鼻粘膜の血流が一瞬で低下→痛みやしみる感覚に繋がる という流れです。
●原因②:粘膜の乾燥で痛み神経がむき出し状態に
部屋の暖房、外気の乾燥、マスクのムレと乾燥の繰り返し。
これらの影響で、鼻の粘膜は「乾きやすい・弱りやすい」状態になります。
粘膜が乾くと、本来守られているはずの神経が剥き出しのようになり、
ほんのわずかな冷気でも “刺激として痛みを感じやすくなる” のです。
●原因③:ストレスや疲労で自律神経が乱れている
鼻の奥は自律神経のバロメーターのような部分です。
- 寝不足
- ストレス
- 仕事の緊張
- 気圧や寒暖差
- スマホの長時間使用
こうした日常の負担が積み重なると、自律神経がうまく切り替わらなくなり、粘膜の血流調整ができなくなります。
その結果、鼻の奥がしみる・ツーンと痛む・鼻づまりが増えるといった症状が出てきます。
■東洋医学ではどう考えるの?
東洋医学では、鼻の異常は「肺・大腸・腎」の失調と関係すると考えられています。
●●肺の弱り=乾燥に弱い体質に
東洋医学で“肺”は、呼吸だけでなく 皮膚・粘膜の潤いを守る臓 とされています。
冬は乾燥により肺の働きが弱まり、鼻・喉の粘膜が乾き、痛みやしみる感覚が出やすくなります。
●●腎の弱り=寒さへの適応力低下
腎は身体の「温め力」と「生命エネルギー」を司ります。
寒さが強くなると腎が疲れ、鼻粘膜の血流調整が乱れ、しみる痛みが起きやすくなります。
●●気の巡りの停滞=粘膜の回復力低下
気温差・ストレスなどで「気」が滞ると、粘膜の回復が遅くなり、鼻の奥の違和感が慢性化しやすくなります。
■くろちゃん鍼灸整体院での施術がなぜ効果的なのか?
鼻の奥のしみる痛みは、「粘膜」だけの問題ではなく、
身体全体のバランス、特に 自律神経・姿勢・血流・頭部の緊張 が密接に関係しています。
当院では以下の組み合わせで改善を目指します。
◆骨盤矯正:全身の血流と自律神経の土台を整える
骨盤は全身の循環の“中心”。
冷え・気温差に敏感になり、自律神経が乱れている方は、骨盤が傾き血流が悪いことが多いです。
骨盤矯正を行うことで、
- 末梢(鼻粘膜)への血流改善
- 自律神経の切り替えがスムーズに
- 呼吸が深くなり粘膜が潤いやすい体に
という変化が起こります。
鼻の症状なのに骨盤?と思うかもしれませんが、
身体はすべて繋がっています。土台が整うことで鼻の反応も改善しやすくなるのです。
◆猫背矯正:胸郭が広がり、鼻の奥へ温かい血流が届く
猫背になると、
- 頭が前に落ちる
- 首から頭へ血流が届きにくくなる
- 鼻粘膜の回復力が低下
という悪循環になります。
猫背矯正で胸が開き、呼吸が深くなると、
- 鼻粘膜に温かい血液が届きやすくなる
- 粘膜表面の潤いが戻る
- しみる痛みが軽減しやすくなる
というメリットがあります。
◆鍼灸施術:鼻奥の神経・血流へ直接アプローチ
鍼灸は自律神経調整が非常に得意です。
鼻の奥がしみる症状には、
- 鼻周囲(迎香・印堂など)
- 首の緊張を取るツボ
- 自律神経を整えるツボ
- 脳の疲労を取るツボ
を使い、粘膜の血流と神経興奮をしずめていきます。
しみる痛みが取れやすく、施術後は鼻の通りがスッと改善する方が多いです。
◆頭部施術(ドライヘッド):鼻と脳への血流が一気に改善
頭部の筋肉が固まると、鼻奥の神経も敏感になります。
ドライヘッド施術で頭皮・側頭部・後頭下筋群を緩めることで、
- 鼻の奥のツーンとした感覚が和らぐ
- 自律神経の過緊張が解除される
- 眠りが深くなる
- 粘膜の潤いが戻る
などの変化が出てきます。
鼻の症状でも、頭部ケアが欠かせない理由はここにあります。
■通院の目安
症状の強さにより変わりますが、目安としては次の通りです。
- 急性期(強い痛み・しみる感覚が続く時期)…週2回
- リハビリ期(症状が落ち着いてきた時期)…週1回
- メンテナンス期(症状を繰り返さない体づくり)…月2〜3回
自律神経は「生活習慣 × 気温差 × ストレス」で乱れます。
継続したケアで安定し、鼻粘膜も反応しにくい体質へ近づいていきます。
■予約について
当院は LINE・ホームページから24時間予約受付中 です。
施術者1人で対応しているため、どうしても 予約が取りづらい状況 が続いております。
ご希望の方は、ぜひ お早めにご連絡ください。
【*効果には個人差があります】
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