はじめに
「最近、頭がギュッと締めつけられるように痛む…」
「ストレスがたまるとこめかみがズキズキする…」
そんな経験はありませんか?
このような“締めつけ型”の頭痛は、単なる疲労ではなく、自律神経の中でも交感神経が過剰に働きすぎているサインです。
実際に当院にも、「仕事中に頭が痛くなって集中できない」「天気の変化で頭が重くなる」「常に頭が締めつけられている感じがする」といったご相談が非常に多く寄せられます。
交感神経が興奮し続けると、脳の血管が収縮して血流が悪くなり、酸素や栄養が届きにくくなります。その結果、筋肉のこわばりや脳の酸欠が起きて、**“締めつけ型頭痛(緊張型頭痛)”**が発生します。
ここでは、頭痛の背景にある自律神経の乱れと東洋医学的な見方、そして当院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術による根本改善の考え方について、わかりやすくお話ししていきます。
交感神経が興奮していると何が起きる?
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、体の働きをシーソーのようにバランスさせています。
しかし、ストレス・緊張・疲労・睡眠不足・パソコンやスマホの長時間使用などにより、交感神経ばかりが優位になってしまうと次のような変化が起こります。
- 血管が収縮して、頭や肩の血流が悪化
- 筋肉が硬くなり、首〜後頭部にかけて圧迫感
- 脳への酸素供給が不足して“重い”“締めつけられる”感覚
- 自律神経の切り替えができず、リラックスできない
つまり「頭が締めつけられるように痛い」と感じるとき、体はずっと“戦うモード”のままになっているのです。
東洋医学から見る「締めつけ型頭痛」
東洋医学では、このような症状を「気血の滞り」や「肝の高ぶり」としてとらえます。
🔹気滞(きたい)
ストレスや緊張で“気”の流れが滞ると、頭部の経絡がスムーズに通らず、締めつけるような痛みが出やすくなります。
🔹肝陽上亢(かんようじょうこう)
怒りや焦り、ストレスが続くと「肝(かん)」の働きが過剰になり、気が上にのぼって頭部の血管が緊張。これが“こめかみの痛み”や“頭全体の圧迫感”につながります。
🔹瘀血(おけつ)
血流が滞ることで“ドロドロ血”のような状態になり、脳の酸素不足を引き起こします。冷え性や肩こりを伴う方も多いです。
東洋医学的には「肝・脾・腎」のバランスを整え、気血の流れをスムーズにすることが大切。ここで活躍するのが、鍼灸・骨盤矯正・猫背矯正・頭部施術の組み合わせです。
🦴 骨盤矯正で自律神経の土台を整える
骨盤は、全身の神経と血流の通り道の“基礎”。
特に自律神経の中枢である脊髄が通っているため、骨盤が歪むと背骨の弯曲が乱れ、交感神経が常に刺激を受けやすくなります。
当院では、硬くなった骨盤まわりの筋肉をゆるめ、背骨の配列を整えることで交感神経の過剰な興奮を鎮め、副交感神経が働きやすい環境を作ります。
これにより、頭への血流が改善し、酸素供給がスムーズになって頭の締めつけ感が和らぎます。
🐈 猫背矯正で首・肩・頭の圧を解放
デスクワークやスマホ操作で前のめりの姿勢になると、首・肩・後頭部の筋肉が緊張し、頭部への血管を圧迫します。
これが“締めつけ型頭痛”の大きな要因です。
猫背矯正では、胸を開き、頭の位置を正しいラインに戻すことで首まわりの筋肉がゆるみ、脳への血流が回復。
施術後には「頭がスッと軽くなった」「視界が明るくなった」と感じる方が多くいらっしゃいます。
🪡 鍼灸施術で交感神経の興奮を鎮める
鍼灸は、自律神経を整える最も効果的な手段の一つです。
特に、頭痛や肩こりを伴う方には「風池(ふうち)」「天柱(てんちゅう)」「百会(ひゃくえ)」などのツボを用い、交感神経の興奮を抑えつつ、頭部の血流を改善します。
また、「合谷(ごうこく)」や「太衝(たいしょう)」といった手足のツボも組み合わせることで、全身の“気の巡り”を整え、緊張した筋肉を内側からゆるめていきます。
鍼の刺激によって脳内のセロトニン分泌も促進され、自然なリラックス状態が生まれるため、ストレス性の頭痛にも非常に効果的です。
💆♀️ 頭部施術で脳の血流とリズムを整える
当院の頭部施術(ヘッドバランス調整)は、頭皮や側頭筋、後頭下筋群をやさしくゆるめて、脳への血流を回復させることを目的としています。
交感神経が優位な状態では、脳血管が収縮して頭皮も硬くなりやすいのですが、
頭部を丁寧にほぐすことで副交感神経が優位に切り替わり、深い呼吸ができる状態になります。
施術中に「頭の奥から温かくなる」「視界が明るくなる」と感じる方が多く、これは血流が正常に戻っている証拠です。
🌿 自律神経を整えるための生活アドバイス
施術効果を長持ちさせるためには、日常の過ごし方も大切です。
- スマホ・PC作業の合間に首を回す
- 睡眠前に深呼吸を10回
- ぬるめの入浴(38〜40℃)で副交感神経を促す
- 朝起きたら日光を浴びて体内時計をリセット
- カフェイン・アルコールの取りすぎに注意
こうした小さな積み重ねが、自律神経のバランスを保ち、再発を防ぐ鍵になります。
🕒 通院の目安
当院では、症状の段階に応じて次のように通院をおすすめしています。
- 急性期:週2回(痛みが強く、自律神経の興奮が続いている時期)
- リハビリ期:週1回(体のリズムが整い始めた時期)
- メンテナンス期:月2〜3回(再発予防・体調管理のため)
自律神経の乱れは、日々のストレスや姿勢によって再発しやすいため、定期的なメンテナンスがとても重要です。
📱 ご予約・お問い合わせ
くろちゃん鍼灸整体院では、
LINE・ホームページから24時間予約受付中!
施術者が1人のため、予約が取りづらくなっております。
症状が強く出ている方は、早めのご連絡をおすすめいたします。
まとめ
頭が締めつけられるような痛みは、単なる頭痛ではなく体が「休みたい」と訴えているサインです。
交感神経の興奮を鎮め、血流を整えることで、脳と体のリズムが元の穏やかな状態に戻ります。
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術を組み合わせた総合ケアで、
「頭が軽く、呼吸が深く、ぐっすり眠れる」状態を一緒に目指しましょう。
【*効果には個人差があります】
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