はじめに
「最近、1月に入ってから“ふわっ”とめまいが増えた気がする…」
「朝起きた瞬間にクラッとして不安になる」
「寒い日に外へ出ると頭がグラッとする」
そんなご相談が、1月は毎年一気に増えます。
めまいは“命に関わる症状ではない”と言われることもありますが、実際は
日常生活の安心感・仕事・家事・移動のすべてに影響を与え、心までも不安にさせてしまう厄介な状態です。
特に冬の1月は、
「寒さ」＋「血流低下」＋「自律神経の乱れ」 が重なり、内耳（平衡感覚をつかさどる器官）の血流が不安定になりやすく、めまいが増える季節。
この記事では、
- なぜ1月にめまいが増えるのか
- 自律神経の視点
- 東洋医学の視点
- そして、くろちゃん鍼灸整体院で行っている
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術 がめまいにどう効果を発揮するのか
を、患者さんが読みやすい“話し言葉”で丁寧に解説します。
そして最後には
これから来院する方が安心できる通院の目安や予約方法
もまとめています。
ぜひゆっくり読み進めていただき、ご自身の体のことを知るきっかけにしてください。
■ なぜ1月は「めまい」が増えるのか？
① 寒さで内耳の血流が大きく低下する
めまいの原因は本当にたくさんありますが、冬特有の原因のひとつが
「内耳（前庭）」の血流不足 です。
内耳は身体の平衡感覚を保つ“センサー”。
寒さによって血管が強く収縮すると、十分な血液が届かず、
- ふわふわする
- 地面が揺れる
- クラクラする
- 体がまっすぐ立てない
といった不安定感が出やすくなります。
寒い朝や冷たい外気に触れた瞬間にグラッとする人は、まさにこのタイプです。
② 交感神経が過剰に働き、血管が硬くなる
寒さ＝“危険に備える季節”。
そのため体は無意識に 交感神経が優位 になり、血管をギュッと締めます。
交感神経が働きすぎると、
- 首肩こり
- 目の血行不良
- 内耳の血流低下
- 脳の血流不足
が同時に起こり、めまいのリスクが大きくなります。
1月は気温の底が深く、交感神経の緊張が抜けにくい時期。
この状態が続くと、ふとしたきっかけでめまいが“連続して出る”こともあります。
③ 気温差が大きく自律神経が切り替えられない
暖房の効いた室内と、外の冷たい空気との差が激しいため、
急激な自律神経の切り替えが必要になります。
しかし、
- 年末年始の疲労
- 睡眠不足
- 生活リズムの乱れ
が重なる時期なので、うまく切り替えができず“めまいの発作”が起こりやすくなります。
④ 東洋医学では「寒さは腎を冷やし、気血の巡りを弱める」
東洋医学では、冬は 「腎（じん）」の季節 とされ、冷えが腎を傷つけると
- 生命エネルギーの低下
- 気血の巡りの弱化
- 耳のトラブル（耳鳴り・めまい）
- ふらつき
が出やすくなると考えられています。
腎は耳と深くつながる臓腑とされ、腎の弱り＝耳の不調に直結します。
つまり1月は「寒さのピーク」で
腎が最も弱りやすく、めまい・ふらつきが起こりやすい月 なのです。
■ めまいで来院される方の“よくある症状”
くろちゃん鍼灸整体院では、1月になると以下のような訴えが増えます。
- 朝起きたらクラッとして立てない
- 振り向いた時にふわっとする
- 冷えるとグラグラする
- 肩と首がカチカチ
- 頭が締めつけられる
- 耳鳴りも一緒に出る
- 不安感や息苦しさが出る
- 寝返りでめまいが再発する
めまいは一度体験すると
「また出たらどうしよう…」
という不安がつきまとい、悪循環になり自律神経がさらに乱れます。
だからこそ
体の軸を整え、血流を戻し、自律神経を安定させる施術 が必要なのです。
■ “めまい”に対して当院で行う施術の効果
ここからは、
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術
が、冬のめまいにどのように効果を発揮するかを丁寧に解説していきます。
▼ ① 骨盤矯正：全身バランスの土台を整え、血流を安定させる
めまいと骨盤？ と意外に思われるかもしれませんが、実はとても重要です。
骨盤は 全身の血流・姿勢・神経伝達の中心。
骨盤がゆがむと、背骨のカーブが乱れ、首の位置が前へずれてしまいます。
これが内耳の血流低下や、脳への血流不足につながり、
めまいが起こる原因になります。
骨盤矯正で期待できる変化
- 自律神経の通り道である背骨が整う
- 脳・内耳への血流が改善
- 朝のふらつきが軽減
- 体の“軸”が安定しやすくなる
当院の骨盤矯正はボキボキせず、体への負担が少ないのが特徴です。
▼ ② 猫背矯正：首の負担を減らし、内耳の血流を改善する
冬は縮こまる姿勢が増え、
首の後ろの血管・筋肉がガチガチ になります。
首は“脳へ血液を送る大事な通路”。
猫背で首が前に出ると、めまいはほぼ確実に悪化します。
猫背矯正による効果
- 首まわりの血管が開放されやすくなる
- 脳への血流が増え、フワフワ感が改善
- スマホ首・巻き肩によるめまいを軽減
- 呼吸が深くなり、自律神経が整いやすくなる
めまいに悩む方の多くは首が固まりすぎている状態です。
姿勢を整えるだけで“世界が変わるように軽くなる”方も多いです。
▼ ③ 鍼灸施術：冷えで弱った“腎”と血流を回復させる
東洋医学のめまい治療で非常に効果的なのが 鍼灸。
冬のめまいの多くは
腎の弱り＋冷え＋気血不足
の組み合わせです。
鍼灸では、
- 内耳周辺の血流改善
- 首肩の緊張をゆるめる
- 自律神経の調整
- 腎の働きを高める
- 体を内側から温める
といった効果が期待できます。
特に1月は、気温の低さで体の芯の“熱”が不足しやすく、
お灸の温熱がとてもよく効く季節です。
▼ ④ 頭部施術：内耳の緊張をリセットし、めまいの再発を予防
めまいが続く方の多くは
頭皮・側頭部・後頭部が強くこわばっている
状態です。
頭部施術では、
- 内耳を支える筋肉の緊張を緩める
- 後頭部の血流改善
- 首〜頭の神経バランス調整
- “ふわふわ”感の軽減
- 睡眠の質の改善
が期待できます。
「頭が軽くなると世界が明るく見える」と言われるほど、
めまい症状と相性が良い施術です。
■ 通院の目安
症状の状態に応じて、このような通院をおすすめしています。
- 急性期（めまいが強い時期）：週2回
- リハビリ期（症状が落ち着き、ぶり返しやすい時期）：週1回
- メンテナンス期（再発予防）：月2〜3回
めまいは“放置するとクセになりやすい”ため、
早めの施術・継続したケアが安心につながります。
■ 予約について
当院は 施術者が1人のため予約枠に限りがあります。
冬〜春は特に予約が埋まりやすくなりますので、
お早めにご連絡ください。
- LINE予約：24時間受付中
- ホームページ予約：24時間受付中
「1月はめまいが怖くて外出が不安…」という方も、
まずはお気軽にご相談ください。
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