はじめに
1月に入ると、「頭がギューッと締め付けられるように痛い」「こめかみがズキズキする」「朝の寒さで頭痛が出やすい」など、冬特有の頭の不調を訴える方が一気に増えてきます。
特に小田原市・南足柄市・開成町・秦野市・中井町・大井松田町のように、朝晩の冷え込みと日中の気温差が大きくなりやすい地域では、寒暖差の影響をダイレクトに受けてしまいやすいのが特徴です。
「冷えた瞬間に頭がキュッと痛い…」
「寒い日は頭の重だるさが取れない」
「気圧の変化なのか、首から頭までガチッと固まって動けなくなる」
そんな声を多く耳にします。
実はこれ、単なる頭痛ではなく 自律神経が大きく関係している“寒暖差頭痛” なんです。
ここからは、
✔ なぜ1月は頭痛が出やすくなるのか
✔ 自律神経の視点から見たメカニズム
✔ 東洋医学での“寒邪”“血の巡り”の考え方
✔ くろちゃん鍼灸整体院で行う施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術)でどう改善していくか
を、患者さんが読んで「自分のことだ」と感じられるように、やさしい言葉で詳しく解説していきます。
1月の頭痛で悩んでいるあなたへ。
まずはゆっくり読み進めてください。
■ 1月に頭痛が強く出やすい理由|寒暖差が自律神経を混乱させる
1月は1年の中でも 「気温差・気圧差」と「身体の冷え」が重なる特別な時期 です。
● 朝の急激な冷え → 血管が一気にギュッと縮む
外に出た瞬間の“刺すような冷気”。
あの強烈な寒さを感じた瞬間、私たちの身体は反射的に 血管をキュッと収縮 させて体温を守ろうとします。
これを司っているのが 交感神経(緊張モード)。
しかし寒暖差が大きくなると、この交感神経が 必要以上に働きすぎてしまう のです。
● 血管が縮む → 脳の血流低下 → 頭が締め付けられる
血管が急に細くなると、脳に十分な血流がいかなくなり、
・頭が重い
・締め付けられる
・こめかみが痛む
・後頭部がズーンと重い
などの症状につながります。
1月は朝・夜の冷え込みが特に強く、
「急激な血管収縮 → 自律神経の乱れ → 頭痛」
という流れが起きやすくなるのです。
● 室内外の温度差が10℃以上になるとさらに悪化
暖房の効いた部屋から外へ出た瞬間、
室内20℃ → 外5℃
これくらいの差があると自律神経は大混乱。
敏感な方は その瞬間に頭痛が始まる ことも珍しくありません。
■ 自律神経から見る“寒暖差頭痛”のメカニズム
寒暖差頭痛には、自律神経の以下の働きが深く関係しています。
① 交感神経が過剰に働き血管が収縮
寒さ=体を守るための危険信号
→ 自律神経が「血管を縮めろ」と指示
→ 脳の血流が低下し、締め付け型の頭痛が起こる
② 温度差の刺激で脳が緊張モードから抜け出せない
短時間での温度差が続くと、自律神経はずっと興奮状態に近いまま。
そのため
・頭の筋肉が固くなる
・首肩が動かなくなる
・血流が悪化する
という“悪循環”になりやすくなります。
③ 体の芯が冷え、内臓の血流が低下 → 余計に自律神経が疲れる
血液は脳だけでなく内臓も温めます。
しかし寒さで血流が偏ると、
・胃腸の働きが低下
・全身のエネルギー不足
・さらに交感神経優位
と、頭痛を悪化させる要因が積み重なっていきます。
■ 東洋医学から見る“1月の頭痛”|寒邪・気血の滞りがポイント
東洋医学では、1月の冷え込みによって体の中に**“寒邪(かんじゃ)”**が入り込むと考えます。
● 寒邪とは
体を内側から冷やし、
・気の巡り
・血の巡り
・水の巡り
を滞らせてしまう性質を持っています。
特に頭は「清陽の気」が集まる場所。
そこに寒邪が入り込むと——
● “気血の巡りが悪くなる” → 頭の痛みへ
・頭が締め付けられる
・重だるい
・目の奥が痛い
・こめかみがズキズキ
といった症状になりやすいのです。
また、寒邪は「固める性質」が強いので、
首肩・後頭部の筋肉がガチガチになり、血流をさらに悪化させます。
東洋医学ではこれを
「寒による瘀血(おけつ)」「気滞」「陽虚」
といった言葉で説明します。
つまり西洋医学でも東洋医学でも、
寒さが血流と神経調整を乱す → 頭痛につながる
という点は一致しているわけです。
■ くろちゃん鍼灸整体院でのアプローチ|頭痛の根本改善へ
ここからは、当院が実際に行っている施術を
“頭痛が起こるメカニズムに合わせて”
わかりやすく説明していきます。
▼ ① 骨盤矯正|全身の血流と自律神経の基盤を整える
骨盤がゆがむと、
・背骨のカーブが乱れる
・頭の位置が前にずれる
・首の筋肉が緊張
→ 頭痛が起きやすくなります。
骨盤矯正によって体の軸を整えると、
血流と神経の通り道がスムーズになり、
頭痛の“土台”が安定していきます。
▼ ② 猫背矯正|首肩の筋肉を解放し、頭の締め付けを軽減
寒さで肩をすくめるクセが加速すると、
頭痛の大きな原因である 後頭下筋群・側頭筋 が硬くなります。
猫背矯正では、
・肩の巻き込み
・首の角度
・背中の丸まり
を整えるため、
頭への血流がぐんと改善していきます。
「頭が軽くなった!」
「視界が明るくなった!」
と感じる方が多い施術です。
▼ ③ 鍼灸施術|血管調整と自律神経の安定
寒暖差頭痛に鍼灸は非常に相性が良く、
・硬くなった筋肉をゆるめる
・毛細血管の血流を改善
・交感神経の興奮を鎮める
・気の巡りを整える
・東洋医学的な“寒邪”を追い出す
と、多方向から改善を促します。
特に、
・風池
・天柱
・太陽
・合谷
などのツボは、寒暖差による頭痛に高い効果が期待できます。
▼ ④ 頭部施術(ドライヘッド)|頭皮と脳の緊張をほぐす
頭痛の方の多くは、
頭皮がカチカチに固まっています。
頭部施術では、
・側頭部
・後頭部
・前頭部
・頭頂部
を丁寧にゆるめることで、
頭の血流が温かく広がっていく感覚を得られます。
「頭がスッと軽くなった」
「締め付けがなくなった」
「視界がクリアになった」
という声が多い施術です。
■ 施術ペースについて(目安)
頭痛の重さや体質によって個人差はありますが、
一般的なおすすめペースは以下になります。
● 急性期(痛みが強い時期)
➡ 週2回
● リハビリ期(波はあるが軽快してきた時期)
➡ 週1回
● メンテナンス期(再発予防・安定)
➡ 月2〜3回
自律神経は“癖”がつきやすいので、
最初の数週間で整え、その後「維持していく」ことが大切です。
■ ご予約について
✔ LINE予約・ホームページ予約は24時間受付中
✔ 当院は施術者1人のため
予約が取りづらくなっております。お早めにご連絡ください。
寒暖差による頭痛は、早めにケアしておくとその後の冬の体調が大きく変わります。
「つらい」と感じたら、どうか我慢せずご相談ください。
【*効果には個人差があります】
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