はじめに
「最近、1月に入ってから喉がイガイガしやすい…」「風邪ではないのに乾燥した感じがずっと残る」「エアコンの部屋にいるとすぐ喉がおかしくなる」
そんなお悩みを抱えて来院される方が、毎年この時期になると一気に増えてきます。
実は 1月の喉のイガイガは“乾燥だけが原因”ではありません。
空気の乾燥に加えて、自律神経の過敏反応 が起こりやすい季節でもあり、喉周囲の粘膜がちょっとした刺激にも反応しやすくなってしまいます。
「風邪じゃないのに喉がつらい…」
「病院に行っても“異常なし”と言われるけど症状は続く…」
そんな方ほど、自律神経の乱れや東洋医学的な“体の乾き”が関係していることが多いんです。
この記事では、
- なぜ1月に喉がイガイガしやすいのか
- 乾燥と神経過敏(自律神経)の深い関係
- 東洋医学ではどう喉の不調を捉えるのか
- くろちゃん鍼灸整体院での施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)がなぜ喉に効くのか
- 通院目安とセルフケア
を、これから来院される患者さんにも“共感の得られる話し言葉”で丁寧にお伝えしていきます。
1月は喉がイガイガしやすい理由
① 乾燥で粘膜が弱る
まずシンプルに、1月の空気は一年で最も乾燥しています。
湿度が低いと、喉の粘膜を守るために必要な“潤いの膜”が薄くなり、外的刺激に弱くなります。
- エアコンの暖房
- 冷たい外気
- 風の強さ
- 湿度20〜30%台の空間
これらが重なり、喉がむき出しになったような状態になるのが1月。
本来なら粘液で守られる部分が乾くため、「少しのホコリ」「空気の冷たさ」「会話のしすぎ」など、いつもなら平気な刺激にも反応してしまいます。
② 自律神経の“過敏モード”が起きやすい
乾燥しただけで喉がここまで違和感を出すのには、もうひとつ理由があります。
それが 自律神経の過敏反応。
1月は寒暖差が大きく、体は常に“冷えから守るための緊張モード(交感神経)”になりやすい季節です。
交感神経が優位になりすぎると…
- 粘膜の血流が下がる
- 炎症が起きなくても“刺激を痛みとして感じやすくなる”
- 喉の周囲がピリピリ・イガイガと反応しやすくなる
など、“感じ方の感度”が上がってしまいます。
見た目の炎症はないのに「喉が気になる…」という方の多くは、この 神経過敏=自律神経の疲れ から来ています。
③ 夜から朝にかけて症状が強くなりやすい
1月に多いのが、
「朝起きた瞬間が一番イガイガする」
「夜になるほど喉が痛みっぽくなる」
というパターン。
これは、
- 睡眠中に副交感神経が十分に働かず粘膜の修復が遅れる
- 夜間も暖房で乾燥が続く
- 冷えで首~胸の筋肉が固まり喉の神経が圧迫されやすい
といった複合要因で起こります。
自律神経のしくみと喉のイガイガ
○ 交感神経が優位 → 喉は乾きやすく、刺激に敏感
交感神経が過剰な状態は、体にとって「守らなきゃ!」という防御モード。
すると…
- 喉の血流がダウン
- 粘膜が乾燥
- ちょっとした刺激を“危険”と判断しやすくなる
結果的に イガイガ・異物感・声がかすれる・頻繁な咳払い が起こりやすくなります。
○ 副交感神経が働くと喉は“うるおい回復モード”に
副交感神経は“回復と修復”を担当。
ここが働いてくれると、
- 粘膜の潤いが戻る
- 不快感が軽減する
- 神経過敏が落ち着く
という“治る流れ”に入ります。
しかし1月は副交感神経が働きにくい条件が揃っています。
だからこそ、施術でこの副交感モードに入りやすい体へ戻す必要があります。
東洋医学からみる「1月の喉のイガイガ」
東洋医学では冬の喉の不調を、
- 燥邪(そうじゃ)=乾燥の邪気
- 寒邪(かんじゃ)=冷えの邪気
- 気逆(きぎゃく)=気が上に停滞する状態
- 肺気虚・肺陰虚(はいききょ・はいんきょ)=肺の力不足・潤い不足
として捉えます。
◆ 燥邪:とにかく“乾く”ことから始まる不調
燥邪は肺(東洋医学でいう呼吸系・喉・皮膚を含む)の働きを弱めます。
すると、
✔ 乾いた咳が出る
✔ 痰はないけど喉がつらい
✔ イガイガするのに声が出にくい
✔ 鼻・皮膚も乾燥が強い
といった症状が現れます。
◆ 寒邪:冷えによって気血の流れが止まり、痛みっぽくなる
冷えは喉周囲の筋肉や気の流れを滞らせ、違和感を悪化させます。
- 冷たい空気に当たると刺激が増す
- 朝の痛みが強くなる
- 首・肩のこりとセットになりやすい
こういった特徴がある方は寒邪の影響が大きいタイプ。
◆ 気逆:気が上に溜まり喉でつっかえる感覚
「喉が詰まる感じ」
「飲み込みにくい」
「空咳が出る」
これらは気が上へ昇りすぎる“気逆”の状態。
ストレス・過緊張・姿勢の悪さ(猫背)が大きく関与します。
◆ 肺気虚・肺陰虚:潤い不足・体力不足
東洋医学の“肺”は喉の潤いを保つポンプのような役割。
弱ると、
✔ 喉が乾きやすい
✔ カラ咳
✔ 声が出にくい
✔ 息が浅い
という症状に。
1月はもともと乾燥+冷えで肺が弱りやすく、このタイプの患者さんがとても多くなります。
くろちゃん鍼灸整体院の施術がなぜ喉に効くのか
喉は喉だけを施術するわけではありません。
首・胸・自律神経・姿勢・血流・筋肉・東洋医学的バランスなど、全体を整えることで症状が改善していきます。
① 骨盤矯正:全身循環を整えて喉への血流を改善
一見喉とは関係なさそうに見えますが、骨盤は全身の血流と姿勢の土台。
骨盤が歪むと…
- 呼吸が浅くなる
- 肺の伸びが悪くなる
- 胸まわりの筋肉が固くなる
- 首が前に出て喉が圧迫される
その結果、喉の粘膜や神経の働きが落ちてしまいます。
骨盤を整えることで、
✔ 呼吸が入るようになる
✔ 肺の動きが改善し喉の乾燥が減る
✔ 副交感神経が働きやすくなる
といった“全身から喉を治す流れ”が作られます。
② 猫背矯正:首の圧迫を取り、自律神経を整える
猫背は喉のイガイガを一気に悪化させる姿勢です。
猫背になると…
- 首の前側の筋肉が縮こまり喉を圧迫
- 呼吸が浅くなり粘膜が乾燥しやすい
- 交感神経が過敏になり刺激を強く感じる
という流れに。
猫背矯正で胸郭が広がると、
✔ 喉の締め付け感が軽減
✔ 呼吸が深くなり粘膜が潤いやすくなる
✔ 神経過敏が改善
と、多くの方が「喉がラクになった」と実感されます。
③ 鍼灸施術:自律神経の過敏を鎮め、粘膜の潤いを整える
鍼灸の強みは 神経の興奮を落ち着けること と
肺・喉の経絡を整えること の両方を同時にできる点です。
▼ 喉のイガイガ改善でよく使うツボ(例)
- 天突:喉の違和感・声のかすれ
- 尺沢:肺の潤い・乾燥の咳
- 合谷:自律神経調整
- 太渓:全身の潤いを補う
- 風池:首こり・神経過敏
- 列缺:喉〜肺の巡りを改善
鍼灸を受けると、
✔ 喉への血流改善
✔ 粘膜の潤いが戻りやすくなる
✔ 神経の“反応しすぎ”をリセット
✔ 夜~朝の症状が軽減
といった変化が起きます。
薬とは違い“体そのもののバランスを整える”ため、根本改善に強いです。
④ 頭部施術:副交感神経を引き出し、過敏反応を鎮める
頭皮・側頭部・後頭部の緊張は、自律神経の働きと非常に深く関係します。
頭部施術では、
- 副交感神経が優位になる
- 呼吸が深くなる
- 首・喉の緊張がゆるむ
といった効果が期待でき、喉のイガイガもスッと軽くなるケースが多いです。
特に1月はストレス・寒さ・乾燥で神経が常に張り詰めているため、頭部施術との相性が抜群です。
通院の目安
あなたの喉のイガイガが
「乾燥だけでなく自律神経の疲れから来ている」
という状態であれば、以下のペースが最も早く改善しやすいです。
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス:月2〜3回
※ 喉の乾燥症状は波が出やすいため、良くなり始めたタイミングで“施術の間隔を空けすぎない”ことがポイントです。
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