くろちゃん鍼灸整体院（小田原市・南足柄市・開成町・秦野市・中井町・大井松田町）
はじめに
「なんで1月って、こんなに肩が疲れやすいんだろう…？」
患者さんからこのご相談、実はとても多いんです。
年末年始で生活リズムが乱れたり、急に寒くなったり、仕事始めで緊張が増えたり。
この“1月特有の環境変化”が、自律神経のバランスを崩し、肩まわりの筋肉をガチッと固めてしまいます。
この記事では、
「1月はなぜ肩が疲れやすいのか？」
「自律神経と東洋医学の視点で何が起きているのか？」
「骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどんな改善効果をもたらすのか？」
を、これから来院される方がイメージしやすいように、やさしい話し言葉で詳しくお伝えします。
読んでいただく中で
「これ、まさに私のことだ…！」
と感じる場面がきっと出てくるはずです。
では、一緒に体の中で起きていることを見ていきましょう。
◆１月は肩が疲れやすい理由｜交感神経がずっと優位になっている
■ 寒さで体が“守りの姿勢”になる
気温がぐっと下がると、私たちの体は知らないうちに「防御反応」を起こします。
肩がすくんで上にあがり、首まわりの筋肉がぎゅっと固まります。
「力を入れてるつもりはないのに肩がパンパン…」
こう感じるのは、防御反応で交感神経が働き続けている証拠。
■ 年末年始の疲れが残っている
12月は何かとバタバタしますよね。
・仕事の締め
・家の大掃除
・忘年会
・長時間の運転や移動
この疲れが取りきれないまま、1月を迎える方がとても多いです。
そして仕事始めの緊張で交感神経が“さらにオン”。
回復モードに切り替わらないまま肩の筋肉が硬直してしまいます。
■ 生活リズムの乱れで回復力が落ちる
夜ふかしや食事時間の乱れは、自律神経を不安定にします。
特に1月は睡眠の質が落ちやすく、筋肉を修復する夜間の副交感神経の働きが弱りがちです。
◆自律神経の仕組みから見る「肩が疲れやすい1月」の特徴
■ 肩こりは「交感神経のスイッチが入りっぱなし」で起こる
交感神経が優位になると、血管が収縮して筋肉の血流が減ります。
血流が減ると、老廃物が溜まりやすくなり、筋肉が疲れやすくなります。
まさに1月は、
交感神経 → 強い
副交感神経 → 弱い
というアンバランスが続きやすい月なのです。
■ 副交感神経の働き不足＝回復力不足
寝ても疲れが抜けない…という方はこの状態。
肩の筋肉が回復できず、常に重だるい・張る・疲れるといった症状が続きます。
◆東洋医学で読み解く「1月の肩の疲れ」
東洋医学の視点では、1月は「腎（じん）」のエネルギーが弱りやすい時期とされています。
腎は“生命力・回復力・温める力”を司る重要な臓腑です。
● 腎が弱る → 冷えやすくなる → 筋肉が硬くなる
冷えると気血が巡りにくくなり、肩・首・背中のこわばりが強くなります。
● 気が足りない → 体が持ち上がらない → 肩が重く感じる
「肩がずっしりする」
「肩が溜まっていくような感じがする」
という症状は、気虚（ききょ：気不足）によるものと考えられます。
● 気が巡らない → ストレスがこもり肩に集まる
冬は動く量が減るため、気の巡りが悪くなり、肩に停滞して痛みや疲れとして出やすくなります。
西洋医学（自律神経）と東洋医学の両方で見ても、
1月は肩が疲れやすい条件がそろった季節なんです。
◆くろちゃん鍼灸整体院での施術がなぜ効果的なのか？
ここからは、
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術
が、今回のタイトルである
「1月は肩が疲れやすい｜交感神経優位で回復力低下」
にどのように作用していくかを、わかりやすく丁寧に説明していきます。
◆骨盤矯正｜全身の巡りを整え交感神経の緊張を下げる
骨盤が傾くと、全身の筋肉バランスが崩れ、肩が無駄に力む姿勢になります。
■ 骨盤矯正がもたらす効果
・背骨がまっすぐになり、肩への負担が減る
・自律神経の通り道が整い、交感神経の過緊張がやわらぐ
・血流が改善し、肩の疲れが抜けやすくなる
・呼吸が深くなり、回復モード（副交感神経）が働きやすくなる
骨盤の安定は肩の疲れに“大きく関わる土台”。
冬の肩の疲労を改善するうえで、非常に重要な施術です。
◆猫背矯正｜肩の力みを解消し、呼吸を深くする
1月の肩の疲れの大きな原因のひとつが“猫背姿勢”。
寒さで体が縮こまると、自然と猫背になります。
■ 猫背矯正の効果
・肩が開き、余計な力が抜ける
・首の角度が整い、肩の負担が激減
・胸が広がり、呼吸が深くなる
・副交感神経が働きやすくなる
・頭痛や首こりの同時改善につながる
呼吸の深さは回復力に直結するので、交感神経優位の肩疲労には欠かせない施術です。
◆鍼灸施術｜緊張した筋肉と自律神経に直接アプローチ
寒さやストレスでカチカチになった筋肉には、鍼灸が非常に有効。
■ 鍼の効果
・深部の筋緊張をピンポイントで緩める
・血流を改善し、肩の疲れを根本から回復
・交感神経を落ち着かせ、副交感神経を高める
・東洋医学的に「腎」を補い、冷えや疲労に強い身体へ
■ 灸の効果
・体を内側から温め、冷えによる筋硬直を解消
・巡りを整え、肩の重だるさを改善
・冬の“気不足”“血不足”をサポート
鍼灸は、自律神経と冬の体質変化にぴったり噛み合う施術です。
◆頭部施術（ドライヘッド）｜自律神経のブレーキ役を回復させる
1月の肩こりで忘れてはいけないのが「頭の緊張」。
頭の筋膜が硬くなると、交感神経がさらに興奮し、肩の力みが強くなってしまいます。
■ 頭部施術の効果
・脳の疲れをリセットし、副交感神経の働きを強める
・睡眠の質が改善し、肩の回復が早くなる
・首肩への神経の信号が落ち着き、張りが取れやすくなる
・ストレス性の肩こり・頭痛の改善に役立つ
「肩だけじゃなく、頭もほぐすことで回復力が段違いに上がる」
これが1月の施術の大きなポイントです。
◆通院の目安
● 急性期（つらい時期）：週2回
早めに集中してケアすることで交感神経の興奮を落ち着かせ、回復力を引き上げます。
● リハビリ期：週1回
身体の使い方や姿勢の癖を整え、再発しにくい状態を作ります。
● メンテナンス期：月2〜3回
季節の変化や仕事の負荷に合わせてコンディションを安定させます。
◆予約について
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