暑いはずなのに「寒い」「鳥肌が立つ」…そんな違和感を覚えたことはありませんか?
それは自律神経の乱れが引き起こす「温度感覚のズレ」かもしれません。特に30代~50代の働き盛り・子育て世代は、交感神経と副交感神経のバランスを崩しやすく、体温調節にも影響が出やすいのです。
【体感温度と交感神経の異常反応】
自律神経は、体温を一定に保つために血流や発汗、皮膚温度の調整を行っています。その中でも交感神経は、体が「暑い」と感じた時に血管を拡げたり、汗をかかせたりして熱を逃がす働きがあります。
しかし、ストレスや慢性的な疲労で交感神経が過剰に興奮状態になると、
- 血管が必要以上に収縮
- 末端への血流が悪化
- 本来温まるべき皮膚が冷たくなり、鳥肌が立つ
という逆の反応が起こることもあります。
【皮膚の冷えと内熱の関係】
皮膚が冷えているのに「体の中が火照る」「顔だけほてる」という方は、**内熱(体内にこもった熱)**の状態です。
これは、
- 血管が拡張すべきところでうまく開かず
- 熱が外に逃げられず
- 皮膚は冷たいのに中は熱い
というアンバランスな状態。
このとき副交感神経がうまく働かないことで体内のクールダウン機能が失われてしまい、不快な感覚が続くのです。
【温度感覚のズレはなぜ起きる?】
主な原因は以下の3つです:
- 交感神経の過緊張
→血管収縮・発汗抑制で外熱放散ができない - 副交感神経の働き低下
→リラックス反応や内臓調整機能が落ちる - 神経伝達異常
→脳が温度の情報を正しく処理できず、感覚にズレが生じる
このような神経伝達の混乱状態では、**「暑いのに寒い」「冷房が冷たすぎる」**といった感覚異常が現れやすくなります。
【神経伝達を整える鍼灸ケアの重要性】
当院では、こうした神経系の不調には鍼灸施術が非常に有効と考えています。
- 鍼刺激は皮膚・筋膜・神経節を通して中枢神経へ作用
- 副交感神経優位に切り替え、緊張を緩和
- 感覚のアンバランスを正常化し、体感温度のズレをリセット
🌿くろちゃん鍼灸整体院での施術アプローチ
温度感覚のズレや「暑いのに鳥肌」などの違和感を整えるには、体の構造・神経・循環を総合的に整えるアプローチが必要です。
当院では、以下の4つの施術を組み合わせて、自律神経と体の自然なリズムを取り戻します。
🔹鍼灸施術|神経の乱れに直接アプローチ
鍼灸は、皮膚・筋膜・神経に微細な刺激を加えることで、神経伝達の誤作動をリセットし、交感神経と副交感神経のバランスを整える効果があります。
- 鍼は脳や脊髄の興奮を緩和し、副交感神経を優位に導く
- 灸は局所の血流改善+深部の冷えやこもった熱(内熱)の発散を助ける
- 自律神経中枢(頸部・背中・腹部)への刺激で体温調節機能の再構築
温度感覚のズレや、内臓の不調、慢性的な疲労感がある方に最も効果的な根本ケアです。
🔹骨盤矯正|自律神経の“通り道”を整える
骨盤は背骨・内臓・自律神経を支える「体の土台」。この土台が歪むと、
- 自律神経の通り道が圧迫され、温度調節反応が鈍る
- 血流やリンパの流れが滞り、内熱がこもりやすくなる
- 姿勢バランスの崩れが、末端冷えや感覚異常につながる
骨盤矯正により、身体のバランスが整い、熱や冷えを正しく感じ取れる状態に導きます。
🔹猫背矯正|胸郭の広がりを取り戻し呼吸と循環を改善
猫背姿勢が続くと、胸が圧迫され、浅い呼吸や肩こりの原因に。さらに、神経の緊張が取れず、以下のような影響が出ます。
- 背中・首周辺の神経が過敏になり、皮膚の温度感覚が狂う
- 肋骨の動きが悪くなり、体内の熱交換機能が低下
- 呼吸が浅くなることで、自律神経の回復力も低下
猫背矯正は、深い呼吸と循環の再構築に繋がり、神経バランスが安定しやすくなります。
🔹頭部調整(頭蓋リリース)|“脳の熱”と神経伝達の乱れに対応
温度感覚のズレや「ぼーっとする」「顔が熱いのに手足が冷たい」といった不調の背景には、頭蓋骨内の神経圧迫・血流障害が潜んでいることも。
- 頭蓋の緊張を緩めることで脳内の熱を発散
- 頭部のリンパ・静脈の流れが改善し、むくみやだるさが軽減
- 自律神経の中枢(視床下部)に間接的に働きかける施術
とくに感覚過敏や温度に敏感な方、脳疲労のある方におすすめです。
🌱当院でのおすすめ通院ペース
自律神経症状や温度感覚異常は、継続的なケアで改善するケースがほとんどです。
- 急性期:週2回の集中調整
- リハビリ期:週1回で安定化へ
- メンテナンス期:月2〜3回で再発予防
体調・ご予定に合わせて柔軟に対応しますので、お気軽にご相談ください。
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