はじめに|「夏枯れ」ってなに?
暑さがピークを越える7〜8月、体のだるさ・睡眠の質の低下・消化不良といった不調が続く現象を、東洋医学では「夏枯れ」と呼びます。これは、外気温と室内冷房の温度差、湿度の変化、台風やフェーン現象による気圧の乱れなど、急激な気象変化に身体が順応できず、自律神経のバランスが崩れることが原因です。
この「夏枯れ」の状態が続くと、筋肉の緊張・血流の停滞・睡眠の質の低下を引き起こし、最終的に寝違えや肩首の強いこわばりといった急性症状へと発展するリスクが高まります。
なぜ夏枯れが寝違えを引き起こすのか?
● 自律神経の乱れによる筋緊張
交感神経が優位な状態が長時間続くと、筋肉は常に緊張したままになります。特に首・肩・背中まわりの筋肉は、日中の冷房や就寝中の寝返り不足で硬直しやすく、朝起きたときの急激な動きで筋肉や関節に負担がかかる=寝違えが発生しやすくなります。
● 気象変化による血流低下
台風接近やフェーン現象による気圧変動は、自律神経を不安定にし、血管の収縮・拡張リズムが乱れることで、首の筋肉に十分な血流が届かず、酸素や栄養が不足しやすくなります。
くろちゃん鍼灸整体院の施術アプローチ
“夏枯れ”による自律神経の乱れと寝違えには、以下の4つの施術を組み合わせてアプローチしています。
【骨盤矯正】
骨盤の傾きは背骨全体に影響を及ぼし、自律神経の通り道である脊柱にストレスをかけます。
骨盤の歪みを整えることで、背骨全体の可動性が上がり、神経伝達がスムーズになります。結果として、筋緊張の緩和や内臓の働きもサポートされ、「夏バテ」状態からの回復を促します。
【猫背矯正】
長時間のスマホやエアコン下での丸まり姿勢は、首の付け根から背中にかけて負担をかけ、呼吸も浅くなりがちです。
胸郭を開き、頸椎のカーブを整える施術により、呼吸の改善・酸素供給の向上・神経伝達の安定を図ります。
【鍼灸施術】
自律神経の調整に効果的なツボ(百会・風池・神門・合谷など)にアプローチし、神経系の興奮を鎮める施術を実施します。
特に、深部の筋肉緊張を緩め、内臓の働きを整える効果があるため、自律神経性の首こり・寝違え症状の回復に最適です。
【頭部施術】
頭蓋骨・後頭部周辺には自律神経に関連する重要な反射区が多く存在します。
ストレスで過敏になった交感神経を鎮め、副交感神経の働きを活性化することで、眠りの質を改善し、回復力を底上げします。
通院スケジュールのご案内
症状の程度に応じて、以下の通院ペースをご提案しております:
- 急性期(炎症・強い痛みがある場合):週2回
- リハビリ期(痛みが和らぎ始めた頃):週1回
- メンテナンス期(再発予防・季節対策):月2〜3回
症状が落ち着いた後も、気象変化の大きい時期や生活習慣が乱れやすい夏には、定期的なメンテナンス通院をおすすめします。
ご予約は24時間受付中
くろちゃん鍼灸整体院では、LINEまたはホームページから24時間いつでもご予約可能です。
「寝違えを繰り返してしまう」「夏になると体がだるくなる」という方は、気軽にご相談ください。
専門スタッフが、お一人おひとりの体質に合わせた施術をご提案いたします。
まとめ
“夏枯れ”は放置すると、自律神経の乱れをきっかけに寝違えなどの急性症状を引き起こす原因になります。
くろちゃん鍼灸整体院では、骨盤・姿勢・神経の調整を包括的に行い、症状の根本改善と再発防止をサポートします。
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