東洋医学でみる「肺気虚」とは?
東洋医学では「肺」は呼吸だけでなく、気(エネルギー)を全身に巡らせ、体表を守るバリア(衛気)を司る臓腑とされています。
夏の冷房環境では、この肺が冷えて機能が低下しやすく、風邪を引きやすい・だるい・息が浅い・汗をかきやすいなどの症状が現れます。
特に「肺気虚」の状態では、体力が落ちやすく、免疫力や自己回復力が低下しがちです。
冷房で冷えた空気を長時間吸うことで、肺が直接冷やされてしまい、慢性的な疲労感や息切れ、風邪を繰り返すといった不調が現れます。
このような状態では、体表を守る気の力(衛気)も弱まり、肌トラブルやアレルギー反応、鼻炎、冷えなどにもつながります。
肺気虚・冷房病に対する当院のアプローチ
1. 骨盤矯正で内臓と肺のポジションを整える
肺の位置や呼吸の深さに関係する姿勢バランスを整えることで、横隔膜の動きや肺活量の回復をサポートします。特に骨盤が前傾・後傾していると呼吸が浅くなりやすく、免疫力低下につながるため、骨盤調整は重要な施術となります。
2. 猫背矯正で胸郭を開き、呼吸改善へ
現代人の多くが、冷房の効いた室内でスマホやPCを操作する「猫背姿勢」によって肺が圧迫されています。
猫背矯正により胸を開き、深い呼吸ができる姿勢をつくることで、肺気虚からの回復を助けます。
3. 鍼灸施術で肺経・脾経を活性化
肺気虚は、脾虚(消化吸収力の低下)とセットで起こりやすいため、鍼灸では「肺経」「脾経」へ同時にアプローチ。
・中府(肺の募穴)
・太淵(肺経の原穴)
・足三里(気を補う)
などの経穴を使用して、気を補い、冷えを散らし、自己治癒力を高めます。
4. 頭部施術で自律神経を調整
冷房ストレスや日常の疲れによって交感神経優位が続くと、回復力も低下します。
頭部を中心にした自律神経調整施術により、リラックスした状態をつくり、肺の機能回復や睡眠の質向上にもつながります。
通院のおすすめペース
- 急性期(症状がつらい時期):週2回
- リハビリ期(改善の安定化):週1回
- メンテナンス期(予防と定期調整):月2〜3回
患者さまの状態に応じて、無理のないペースで調整いたします。
ご予約はLINE・ホームページから24時間受付中
つらい症状を我慢せず、体質改善と自律神経調整で根本からのケアを始めてみませんか?
小田原市で冷房による体調不良・夏バテ・呼吸の浅さが気になる方は、「くろちゃん鍼灸整体院」にご相談ください。
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから!相談も予約もLINEでのご連絡が便利です!
📱LINE



コメント