夏になると増える「ズキズキ頭痛」の正体とは?
暑さが厳しくなると「こめかみがズキズキする」「頭がのぼせるような感じがする」といった夏特有の頭痛を訴える方が増えてきます。
このような症状、東洋医学では「肝陽上亢(かんようじょうこう)」という状態に当てはまります。
東洋医学でみる「肝陽上亢」とは?
「肝陽上亢」とは、肝の陰陽バランスが崩れ、上へと熱が昇る病態を指します。
- 肝は「疏泄(そせつ)」というエネルギーの巡りを司る臓腑で、精神的ストレスや目の使いすぎ、怒りの感情などで影響を受けやすいとされます。
- 特に夏は気温上昇により、体内の「陽気(熱)」が高まりやすく、体の上部(頭や顔)に熱が集中しやすくなります。
- これにより、こめかみの痛み・目の奥のズーンとした痛み・顔の赤み・イライラ・不眠などが現れやすくなります。
つまり、肝の熱が過剰になって頭部へ上昇する=肝陽上亢というわけです。
こんな症状はありませんか?
✅ 夕方以降に頭がズキズキしてくる
✅ 目の奥が重だるい
✅ イライラしやすい
✅ 顔がのぼせるような感覚がある
✅ 夜寝つきが悪い
こういった症状は「肝陽上亢」による夏の頭痛の典型です。
くろちゃん鍼灸整体院のアプローチ
🧠 頭部施術|熱の上昇を緩和し、自律神経を整える
肝陽上亢では、頭部への血流や神経の興奮を鎮めることが重要です。
頭部への鍼や手技により、過剰な熱の滞留を鎮静化し、気血のバランスを整えます。
🦴 骨盤矯正・猫背矯正|姿勢改善で「気の滞り」を解除
猫背や骨盤のゆがみは、体の上下の気血の流れを妨げ、頭に熱がこもりやすくなります。
骨盤を整え、背骨のカーブを正すことで、全身の巡りがスムーズになり、肝陽の過剰な上昇を防ぐことができます。
🪡 鍼灸施術|肝経・陽明経などの経絡を調整
- 「太衝(たいしょう)」「行間(こうかん)」など肝経のツボ
- 「百会(ひゃくえ)」「風池(ふうち)」など頭部・自律神経調整のツボ
これらに施術を行い、肝の熱を下げつつ、頭痛や不眠の改善を図ります。
通院の目安
時期 | 頻度 |
---|---|
急性期 | 週2回 |
リハビリ期 | 週1回 |
メンテナンス期 | 月2〜3回 |
※症状の強さ・体質により異なるため、初回時にご提案いたします。
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当日の急な頭痛にもできる限り対応します。
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