「肝火犯肺で咳が止まらない」|イライラ・のぼせと一緒に出る乾いた咳の東洋医学的ケア法

自律神経 体の歪み 痛み

東洋医学の説明

東洋医学では、五臓六腑のバランスと気血の巡りが健康の鍵を握ると考えます。中でも「肝」と「肺」は関係が深く、特に「肝火犯肺(かんかはんはい)」という状態では、肝にこもった熱(肝火)が肺を侵し、慢性的な乾いた咳やのぼせ、胸苦しさ、イライラ、不眠などの症状が現れるとされています。

この病証の背景には、ストレスや怒りなどの強い感情の抑圧が大きく関与しています。情緒の不安定さが肝の気の巡りを悪化させ、それが熱化して「肝火」に変化し、その熱が上昇して肺に影響することで、咳や喉の乾燥感が生じるのです。

肺は「気」の生成・循環に関わる臓器であり、外邪(風・寒・熱など)から体を守るバリアの役割も担っています。そこに肝火という内的な「熱」が侵入すると、肺の潤いが損なわれ、乾燥し、咳が長引くことになります。特に夜間やストレスを感じた後に咳が強くなる傾向があるのも特徴です。

この状態は一時的な風邪ではなく、体質や生活習慣によって慢性化することも多く、根本改善には肝と肺のバランスを整える必要があります。


各施術の効果とアプローチ

● 骨盤矯正

骨盤の歪みは自律神経のアンバランスや横隔膜・肺周囲の筋緊張を引き起こし、呼吸の浅さや咳の誘発につながります。骨盤を整えることで、呼吸が深くなり、自律神経が安定しやすくなります。肝火による交感神経の過緊張も緩和され、咳の頻度が減少する効果が期待できます。

● 猫背矯正

猫背は胸郭の可動性を制限し、肺の拡張を妨げます。加えて首や肩の緊張が増し、肝火による上半身の熱感やイライラも悪化しやすくなります。姿勢を整えることで胸郭が広がり、咳の出にくい呼吸環境を作ります。

● 鍼灸施術

肝経や肺経、特に「太衝(たいしょう)」「行間(こうかん)」「尺沢(しゃくたく)」「孔最(こうさい)」などのツボにアプローチし、肝火を鎮め、肺の潤いを補う施術を行います。鍼や灸によって気血の巡りが改善し、イライラ・のぼせ・咳などの複合症状の軽減が可能です。

● 頭部施術(自律神経調整)

頭部には肝火上炎による思考過多・焦り・睡眠障害などの影響が現れやすくなります。頭部の筋緊張を緩め、百会(ひゃくえ)・神庭(しんてい)などのツボを刺激することで、肝の気の上昇を鎮め、全身のリラックス効果と呼吸の安定につながります。


通院頻度のご案内

  • 急性期(つらい咳・のぼせ・不眠が強い時期)週2回
  • リハビリ期(咳が減り始め、気分が落ち着いてきた段階)週1回
  • メンテナンス期(症状安定後の再発予防)月2〜3回

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