はじめに
「最近、ちょっとしたことで涙が出る」「感情の波が大きくて、自分でもついていけない」――そんな症状に心当たりはありませんか?
それは単なる“性格”や“年齢のせい”ではなく、東洋医学的に見ると「心脾両虚(しんぴりょうきょ)」という体質バランスの乱れが影響している可能性があります。
今回は、東洋医学の視点から涙もろさと心脾両虚の関係を解説し、体と心を整える具体的な施術方法をご紹介します。
東洋医学における「心脾両虚」とは?
東洋医学では、「心(しん)」は精神活動や血の巡りを、「脾(ひ)」は消化吸収や気血の生産を司るとされます。
心と脾は相互に支え合う関係にあり、どちらかが弱るともう一方も影響を受けやすくなります。
心脾両虚とは、以下のような状態を指します:
- ● 脾気虚:消化吸収が弱り、食欲不振・疲れやすさ・倦怠感を伴う
- ● 心血虚:血が足りず、集中力の低下・不眠・動悸・不安感が出やすい
- ● この二つが同時に起こると、気血が全身に行き渡らず、精神の安定も保てなくなります
この状態では「感情が過敏になり、小さなことでも涙が出やすくなる」傾向がみられます。
症状チェックリスト:あなたは心脾両虚タイプ?
- □ 最近、涙もろくなった
- □ 夜中に目が覚めやすく、夢も多い
- □ 食欲がない or 少し食べるとすぐ満腹に
- □ 頭がぼーっとして集中力が続かない
- □ 胃がもたれやすく、疲れが取れにくい
- □ 生理の量が少ない、もしくは遅れる
- □ 顔色が白っぽく、ツヤがない
これらが複数当てはまる場合、心脾両虚による感情の不安定さが原因の可能性があります。
骨盤矯正・猫背矯正の効果
東洋医学では「気血の巡り」が感情や精神の安定に関わります。姿勢が崩れると自律神経が乱れ、内臓への血流も低下して心脾の働きがさらに弱まります。
- ✅ 骨盤矯正:骨盤を整えることで、胃腸(=脾)の働きを高め、気血生産の効率が向上
- ✅ 猫背矯正:胸郭を広げることで心臓・肺の圧迫を減らし、呼吸を深くして情緒安定につながる
→ 姿勢改善=内臓機能と感情の安定という相互効果が得られます。
鍼灸施術のアプローチ
鍼灸では、**心と脾を補う経絡(心経・脾経)**に対してアプローチすることで、涙もろさや不安感に直接働きかけます。
- ● 内関(ないかん)・神門(しんもん):心を落ち着け、不眠や不安を改善
- ● 中脘(ちゅうかん)・足三里(あしさんり):脾胃を補い、疲労や消化不良を改善
- ● 三陰交(さんいんこう):血を補い、女性の情緒安定に有効
また、お灸による温熱刺激は気血の巡りを助け、体の内側からじんわりと安定感を引き出します。
頭部施術による精神安定のサポート
頭部施術では、前頭部や側頭部へのアプローチで脳の血流と神経伝達を整え、感情の乱れを調整します。
- 💡 脳疲労による感情過敏にも効果的
- 💡 自律神経系・ホルモンバランスにも良好な影響
施術後は「気持ちが軽くなった」「涙が出なくなった」とのお声も多数。
通院の目安とご予約方法
- 🔴 急性期(感情の起伏が激しい・不眠が強い):週2回の集中的ケア
- 🟠 リハビリ期(症状の再発防止):週1回の継続ケア
- 🟢 メンテナンス期(安定期):月2~3回の体調維持ケア
📱 LINEやホームページから24時間ご予約可能です。感情の安定は、心と体の整いから。ぜひ一度ご相談ください。
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