■ 東洋医学からみた「脾不統血」とは
東洋医学において「脾(ひ)」は単に消化を司るだけでなく、「統血(とうけつ)」といって血を血管内に留める働きを持つとされています。この機能が弱まると、「脾不統血」と呼ばれる状態に陥り、皮下出血(=アザ)ができやすくなるのです。
この状態は「気虚(ききょ)」とも深く関係しており、脾の気(エネルギー)が不足すると、血が血脈から漏れやすくなります。ちょっとした刺激や打撲でも、すぐに内出血が起こり、治りにくい特徴があります。
また、次のような症状も併発しやすくなります。
- 食後の倦怠感や眠気
- 口の中が乾く、唇の乾燥
- 便が緩い
- めまい、立ちくらみ
- 月経過多や不正出血(女性)
脾の働きは「血」の生成にも関わっており、栄養を吸収・運搬して血を生み出します。このため、長引く脾の弱りは**血虚(けっきょ)**を招き、皮膚の艶が失われたり、冷えや貧血のような症状も現れます。
■ 骨盤矯正で内臓機能を活性化
骨盤の歪みは内臓下垂を引き起こし、「脾・胃」の働きを物理的に妨げる要因になります。くろちゃん鍼灸整体院の骨盤矯正では、下垂した内臓を支えることで消化吸収力と脾の統血機能をサポート。これによりアザの出やすさや疲労感の軽減が期待できます。
■ 猫背矯正で気血の巡りを整える
猫背姿勢では胸郭が圧迫され、横隔膜や内臓の動きも低下。これにより脾の運化作用(食物から栄養を取り出す機能)が滞りやすくなります。猫背矯正は体幹バランスを整え、脾が働きやすい環境をつくる土台になります。
■ 鍼灸施術で脾経の調整と気血の補充
「脾経」「胃経」「任脈」を中心に鍼灸施術を行うことで、消化吸収機能を高め、気虚や統血力の不足を改善します。特に「足三里」「三陰交」「脾兪」などを使いながら、気血を補い、出血傾向にブレーキをかけます。慢性的なアザの出現に対しても、体質から見直していく施術です。
■ 頭部施術で自律神経とホルモンの安定を
脾の働きはストレスにも影響されやすく、自律神経が乱れると脾胃機能がさらに低下します。くろちゃん鍼灸整体院では頭部施術によって自律神経の調整を行い、ストレスによる脾機能低下を防ぎます。これにより、治癒力や血液の安定性も向上します。
■ 通院ペースのご案内
- 急性期(症状が強い時期):週2回の施術を推奨
- リハビリ期(回復途上):週1回で体質の安定化を目指します
- メンテナンス期(再発予防):月2〜3回で全身調整を行いましょう
■ 24時間予約受付中
当院はLINE・ホームページから24時間予約受付中です。初めての方もお気軽にご相談ください。
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから!相談も予約もLINEでのご連絡が便利です!
📱LINE



コメント