東洋医学から見る「腎陽虚と下痢」の関係
東洋医学では「腎」は生命エネルギーの源とされ、身体を温める「陽気(ようき)」を蓄え、全身へと巡らせる働きがあります。
この腎の陽気が不足した状態を「腎陽虚(じんようきょ)」といい、以下のような特徴が見られます。
- 腰や下半身の冷え
- 朝方の下痢(五更泄瀉)
- 手足の冷たさ
- 性機能の低下
- むくみや頻尿
- 疲れやすく、元気が出ない
腎陽虚では、内臓を温める力=温煦作用が弱まることで、脾胃(消化器官)の働きも鈍くなり、「冷えによる下痢」が起こりやすくなります。
特に朝方にお腹がゴロゴロしてトイレに駆け込むような下痢は典型的な腎陽虚の症状です。
また、夏場でもクーラーや冷たい飲食により腎陽がさらに損なわれ、冷えと下痢が慢性化するケースも多く見られます。
くろちゃん鍼灸整体院でのアプローチ
当院では、腎陽虚による下痢に対して、以下の施術を組み合わせた総合的なケアを行っています。
● 骨盤矯正
骨盤が歪むと内臓の位置や働きに影響が出ます。腎・膀胱系統の経絡バランスも乱れやすくなり、腎陽虚を悪化させる原因に。
骨盤のゆがみを整えることで、内臓の位置と血流を正常に戻し、体幹から温める体質へ導きます。
● 猫背矯正
猫背は胸郭が縮こまり、呼吸が浅くなりがち。酸素が全身に回らず、腎の働きも弱まりがちになります。
正しい姿勢に戻すことで、自律神経や内臓機能も活性化し、下痢や冷えの改善に繋がります。
● 鍼灸施術
経絡(けいらく)を通じて、腎経・脾経・胃経を中心にアプローチ。
特に「命門」「腎兪」「関元」「中脘」などを温補することで、腎陽を強化し、冷えと下痢の根本改善を促します。
お灸による温熱刺激も効果的で、深部からの冷えを和らげます。
● 頭部施術(脳・自律神経調整)
腎陽虚に伴う自律神経の乱れは、腸の運動異常にも関係します。
頭部や後頭部へのアプローチで副交感神経を整え、胃腸の働きを正常に戻すことで、下痢体質の改善をサポートします。
通院の目安と施術スケジュール
時期 | 通院頻度 | 目的 |
---|---|---|
急性期 | 週2回 | 冷えの緩和・下痢改善 |
リハビリ期 | 週1回 | 体質改善・再発予防 |
メンテナンス期 | 月2〜3回 | 季節変化に強い体づくり |
※個人の体質・生活習慣によって通院頻度は調整可能です。
ご予約は24時間対応・LINE・WEBから簡単に!
くろちゃん鍼灸整体院では、LINE公式アカウント・ホームページから24時間いつでも予約が可能です。
症状が慢性化する前に、早めのケアをおすすめします。
小田原市・くろちゃん鍼灸整体院
「腎陽虚で下痢しやすい」体質改善は東洋医学の視点からアプローチ
冷えによる下痢は、単なる胃腸の問題ではなく、体の深部からのSOSです。
腎陽をしっかり補い、体を内側から温め、健やかな消化・排泄リズムを取り戻しましょう。
くろちゃん鍼灸整体院では、一人ひとりの体質に合わせたオーダーメイド施術で、根本改善をお手伝いします。
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