頭痛が強い方は自律神経の乱れにより発汗調整ができず、熱中症になりやすいです
はじめに
今年も猛暑が続き、連日のように熱中症への注意喚起がされています。しかし、見逃されがちなのが**「慢性的な頭痛がある人ほど、熱中症のリスクが高まる」**という事実です。
特に、自律神経が乱れやすい方は、頭痛に加え、体温調整や発汗機能がうまく働かず、知らず知らずのうちに熱が体内にこもりやすくなります。
この記事では、自律神経失調症による頭痛と熱中症との関係性、そして当院で行っている「骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術」による改善法をご紹介いたします。
自律神経失調症と頭痛の関係
自律神経は、交感神経と副交感神経という2つの神経がバランスをとりながら、呼吸・体温・内臓の働きなどをコントロールしています。
しかし、ストレス・気候変化・生活リズムの乱れなどにより、このバランスが崩れると、「自律神経失調症」と呼ばれる状態になります。
自律神経失調症の主な症状:
- 慢性的な頭痛
- 倦怠感・疲労感
- めまい・ふらつき
- 発汗異常(汗が出すぎる/出ない)
- 胸の圧迫感・息苦しさ
特に頭痛は、交感神経の過緊張によって血管が収縮したり、逆に拡張しすぎたりすることが原因となって起こることが多く、「片頭痛」「緊張型頭痛」「自律神経性頭痛」などがみられます。
頭痛が続く方は熱中症に注意すべき理由
夏場に慢性的な頭痛を抱えている方が注意しなければならないのが、**「体温調節がうまくできていない可能性」**です。
頭痛が続くことで交感神経が優位に傾き、以下のような悪循環が起こります。
自律神経の乱れが引き起こす悪循環:
- 頭痛やだるさで体が緊張しやすくなる
- 発汗がうまくいかなくなり、熱を逃せない
- 体内に熱がこもる
- さらに自律神経が乱れる
- 頭痛が悪化し、熱中症を誘発
頭痛=単なる痛みと軽視せず、自律神経のバランスが崩れているサインと受け止め、早めの対応が重要です。
東洋医学からみた頭痛と熱中症の関連性
東洋医学では、自律神経失調症の状態を「気血の乱れ」「肝気鬱結」「脾気虚」「湿熱上炎」などととらえます。
特に夏場に多い病証パターン:
- 湿熱上炎(しつねつじょうえん):湿気と熱が体にこもり、頭が重く、ぼーっとする頭痛や微熱、だるさが続く
- 肝陽上亢(かんようじょうこう):ストレスなどで「肝」が興奮し、血圧の上昇・頭痛・目の充血・イライラが出る
- 気虚(ききょ):エネルギー不足で発汗調節ができず、熱を逃がせずに頭が熱くなる
また、頭部は「清陽の府」と呼ばれ、体の最も陽の気が集まる場所です。ここに熱がこもると、頭痛・めまい・耳鳴りなど多彩な症状が出現します。
当院の施術:熱中症を招く頭痛へのアプローチ
① 骨盤矯正:内臓機能と自律神経を整える基盤
骨盤のゆがみは、背骨〜頸部〜頭部への神経伝達を妨げ、脳と体の連携を阻害します。
骨盤を整えることで、自律神経の反射経路がスムーズになり、体温調整機能も向上します。
② 猫背矯正:呼吸を深め、熱のこもりを解消
猫背は横隔膜の動きを妨げ、浅い呼吸になりやすく、熱が上半身にこもる原因になります。
胸郭を開き、姿勢を整えることで、呼吸が深くなり、熱のこもりも軽減されます。
③ 鍼灸施術:気血の流れを整え、体温調整を助ける
頭痛や自律神経症状に対しては、百会・風池・太陽・内関・足三里などの経穴を使用。
東洋医学の理論に基づき、**「熱を冷ます」「湿を捌く」「気を巡らせる」**ことで、自然な回復力を引き出します。
④ 頭部施術:頭の緊張を緩め、神経をリセット
自律神経に関わる前頭部・側頭部・後頭部を中心に、やさしく緩める頭部アプローチを行います。
これにより、脳の過活動が抑えられ、頭痛の軽減や深いリラックスが得られます。
通院の目安
自律神経症状や頭痛が強い方は、症状の波も大きいため、以下のような通院をおすすめします。
- 急性期(強い頭痛・倦怠感):週2回の集中施術
- リハビリ期(症状が落ち着いてきた頃):週1回
- メンテナンス期(再発予防):月2〜3回
症状の軽減だけでなく、再発を防ぐための定期的なケアが重要です。
予約方法
くろちゃん鍼灸整体院では、LINE・ホームページから24時間いつでも予約可能です。
ご希望の日時を気軽にご相談ください。
小田原市で自律神経からくる頭痛や熱中症が心配な方へ
「毎年夏になると頭痛がひどくなる」「冷房に当たっても汗が止まらない」「何となく熱がこもっている」などの症状がある方は、
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当院では、あなたの体質や症状に合わせた施術で、根本からの改善を目指します。
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