〜過剰な水分要求は水分バランスの崩壊を示します〜
はじめに
夏の暑さや湿度の高さで「喉がやけに渇く」という経験は誰しもあるでしょう。
しかし、その渇きがあまりにも強く、何度水を飲んでも満たされない場合、それは単なる乾燥や運動後の脱水だけではなく、自律神経失調や熱中症による水分バランスの崩壊が背景にあるかもしれません。
特に自律神経は、体温調節や発汗量のコントロール、水分保持の働きを担っています。これが乱れると体は必要以上に「水を欲する」状態になり、過剰な水分摂取がさらにミネラルバランスを崩し、体調不良を悪化させることもあります。
本記事では、西洋医学・東洋医学の両視点からこの現象を解説し、くろちゃん鍼灸整体院での骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように改善に役立つのかを詳しくお伝えします。
1. 自律神経と喉の渇きの関係
1-1 自律神経の役割
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つで構成され、心拍、血圧、発汗、消化、体温調節などを24時間休みなくコントロールしています。
喉の渇きも例外ではなく、口腔内の湿度や血液の浸透圧を感知して飲水欲求を調節する働きがあります。
1-2 自律神経が乱れると起こること
- 発汗量が適切にコントロールできず、水分や塩分の損失が増える
- 体温調節がうまくいかず、深部体温が上昇する
- 血液中のナトリウム濃度が低下し、「もっと水を飲め」という指令が強まる
これらが重なると「異常な喉の渇き」が発生します。
2. 熱中症と異常な喉の渇き
2-1 熱中症の初期症状としての渇き
熱中症の第一段階では、大量発汗による水分・電解質の喪失が進みます。
このとき、体は脱水を感知して喉の渇きを引き起こしますが、単純な水だけの補給では電解質バランスが崩れ、さらに不調を招く可能性があります。
2-2 危険なサイン
- 水を飲んでもすぐにまた喉が渇く
- 尿量が極端に少ない、または濃い色をしている
- 頭痛やめまい、吐き気を伴う
これらは体が危険信号を出している証拠です。
3. 東洋医学から見る「異常な喉の渇き」
東洋医学では喉の渇きは単なる水不足ではなく、陰陽・気血津液のバランスの乱れとして捉えます。
3-1 主な弁証タイプ
- 陰虚火旺(いんきょかおう):体の潤い(陰)が不足し、内側の熱が強くなる
- 胃熱(いねつ):消化器系に過剰な熱がこもり、強い渇きを引き起こす
- 津液不足:大量発汗や体液喪失で潤いが枯渇し、口や咽喉が乾く
3-2 夏の気候との関係
夏は「暑邪(しょじゃ)」と「湿邪(しつじゃ)」の影響が強く、体の熱排出機能と水分循環が乱れやすい季節です。これが自律神経失調と重なると、強い渇きが続く状態になります。
4. くろちゃん鍼灸整体院での改善アプローチ
4-1 骨盤矯正
骨盤の歪みは全身の血流・リンパ流を阻害し、体温調節機能にも影響します。
骨盤を正しい位置に戻すことで、代謝や循環が改善し、自律神経のバランスも安定します。
4-2 猫背矯正
猫背は胸郭を圧迫し、呼吸を浅くします。深い呼吸ができると酸素供給量が増え、交感・副交感神経の切り替えがスムーズになります。
4-3 鍼灸施術
東洋医学に基づき、「腎経」「胃経」「心包経」など喉の渇きや体液バランスに関係する経絡を調整します。これにより熱を鎮め、津液の循環を促します。
4-4 頭部施術
頭皮や後頭部の緊張を緩めることで、自律神経中枢(視床下部・脳幹)への血流が改善し、体温・発汗・飲水欲求の調整機能が回復します。
5. 通院目安
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
症状の程度や体質により調整します。
6. 予約方法
当院ではLINE・ホームページから24時間予約受付中です。
症状が強い場合は我慢せず、早めにご相談ください。
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