〜眼筋疲労と乾燥反射を東洋医学と整体から考える〜
はじめに
夏の暑さが厳しい時期、「最近まばたきが多くなった」と感じる方はいませんか。実は、このまばたきの増加は単なる目の疲れではなく、自律神経の緊張状態を示すサインでもあります。強い日差しや冷房環境で目の乾燥が進むことに加え、身体が熱ストレスを受けることで神経系が過敏になり、反射的にまばたきが増えるのです。
本記事では、自律神経の観点と東洋医学の視点を交えて、この現象を詳しく解説し、さらに当院で行っている施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)がどのように役立つのかをご紹介します。
自律神経とまばたきの関係
まばたきは意識しなくても繰り返される自律的な動きです。通常は1分間に15〜20回程度ですが、
- 交感神経が過度に優位になる
- 目の乾燥や疲労が進む
といった条件が重なると、まばたきが増加します。
自律神経のうち、交感神経は「緊張・興奮」の役割を担い、副交感神経は「休息・修復」を促します。暑さによって体温調整が必要になると交感神経が働きすぎ、筋肉や眼の神経系にまで影響が及び、眼筋の微細な痙攣やまばたき増加として現れるのです。
東洋医学から見た「まばたき増加」
東洋医学では、まばたきは「肝」と「腎」の働きと深く関係しています。
- 肝は目を潤し、筋肉の伸縮をコントロールする臓腑。肝気が滞ると、目の疲労や痙攣が増える。
- 腎は生命エネルギー(精)を蓄える臓腑で、体液のバランスを司り、目の潤いを保つ。腎陰が不足すると乾燥が進み、まばたきが多くなる。
さらに、夏の「暑邪」は心火を旺盛にし、目の充血や神経過敏を誘発します。つまり「暑さでまばたきが増える」という現象は、肝腎の弱り+心火の高ぶり+自律神経緊張が複合的に絡んだ典型例といえるのです。
眼筋疲労と乾燥のメカニズム
まばたきは涙液の分泌や角膜保護の役割を果たします。ところが、
- パソコンやスマホの長時間使用
- 冷房による乾燥
- 紫外線刺激
が重なると眼表面の潤いが失われ、反射的にまばたきが増加します。さらに、自律神経緊張で眼周囲の血流が悪化すると筋肉疲労が進み、まばたきの頻度は一層高まります。
くろちゃん鍼灸整体院の施術アプローチ
骨盤矯正
骨盤は全身の血流と自律神経調整の基盤です。骨盤の歪みを整えることで背骨に沿った神経の伝達がスムーズになり、眼の血流改善と神経安定に繋がります。
猫背矯正
猫背は首や肩の筋緊張を強め、眼精疲労の原因になります。胸郭を広げて姿勢を整えることで、呼吸が深くなり、副交感神経が優位となりやすく、目の乾燥や瞬き増加の緩和が期待できます。
鍼灸施術
鍼灸では「肝経」「腎経」「膀胱経」のツボを用い、全身の気血を整えます。特に「太陽(こめかみ付近)」「攅竹(眉頭)」への刺激は眼筋の疲労を和らげ、自律神経の過緊張を鎮める効果が期待できます。
頭部施術
頭部には自律神経を調整する反射区が多く存在します。頭皮をほぐすことで脳の血流を促進し、眼精疲労や神経の過敏反応を和らげ、自然なまばたきリズムの回復を導きます。
通院の目安
- 急性期(まばたき増加が顕著な時期):週2回
- リハビリ期(症状が落ち着きつつある時期):週1回
- メンテナンス期(安定を維持する時期):月2〜3回
予約方法
当院は LINE・ホームページから24時間予約受付中。忙しい方でも空いた時間に簡単にご予約いただけます。
まとめ
暑さによるまばたき増加は、単なる眼精疲労ではなく、自律神経緊張のサインであり、東洋医学的には肝・腎・心火の乱れとも深く関係しています。
当院では骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせることで、根本からの改善を目指します。まばたきの多さが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
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