〜体温が上がりすぎた夜の反動として出やすい症状〜
はじめに
夏場の朝、目覚めと同時に「ドキドキと胸が苦しい」「心臓が暴れているように感じる」――そんな動悸を経験したことはありませんか?
実はこの起床時の動悸、単なる不安や寝不足のせいではなく、夜間の体温上昇と自律神経の疲労が大きく関わっています。特に暑い夜は体温がうまく下がらず、寝ている間に自律神経が過剰に働き続けます。その反動として、朝方に動悸として現れるのです。
本記事では、
- 自律神経の仕組みと起床時の動悸の関係
- 東洋医学的な「夜の熱」と「気血の乱れ」の視点
- 当院の骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術の効果
- 通院の目安とご予約のご案内
について詳しく解説していきます。
起床時に動悸が起こるメカニズム
自律神経から見た原因
人間の体は、自律神経によって「昼は交感神経」「夜は副交感神経」が優位になるように調整されています。
しかし熱帯夜では、体温が下がらず汗もかきにくい状態になり、寝ている間も交感神経が働き続けてしまいます。その結果――
- 夜間に心臓が休まらない
- 朝に交感神経のスイッチがさらに強く入る
- 動悸・胸の圧迫感・呼吸の浅さとして自覚
といった現象が起こるのです。
東洋医学から見た原因
東洋医学では、夜間の体温上昇を「陰虚火旺(いんきょかおう)」と捉えます。
つまり「体の陰(冷却・潤いの力)が不足し、熱が内にこもる状態」です。これが心(しん)や腎(じん)に影響すると、動悸・不眠・寝汗などが出やすくなります。
また、寝ている間に「心陰(心の陰液)」が消耗されると、翌朝には「心火」が過剰に働き、胸の動悸として表れるのです。
骨格・筋肉・神経からの施術効果
当院では、動悸や自律神経疲労に対して、以下のアプローチを組み合わせます。
骨盤矯正
骨盤の歪みは横隔膜の動きを妨げ、呼吸の浅さを招きます。呼吸が浅いと交感神経が過緊張し、動悸が出やすくなります。
骨盤を整えることで胸郭の動きがスムーズになり、心肺機能が安定しやすくなります。
猫背矯正
猫背姿勢は胸郭を圧迫し、心臓や大動脈周囲の神経を緊張させます。特に夜間のいびきや無呼吸の一因にもなり、動悸と密接に関連します。
猫背矯正により胸の圧迫を取り除き、呼吸と血流を整えることが可能です。
鍼灸施術
- 動悸に関連する経穴:「内関(ないかん)」「神門(しんもん)」「心俞(しんゆ)」「巨闕(こけつ)」など
- 熱を冷ます経穴:「太谿(たいけい)」「三陰交(さんいんこう)」
鍼灸によって自律神経のバランスを調整し、心火を鎮めることで動悸の鎮静を図ります。
頭部施術
頭皮の緊張や脳の過剰な熱は、自律神経の疲労を助長します。頭部施術で血流を改善し、脳の放熱を助けることで「朝のドキドキ感」をやわらげます。
通院の目安
- 急性期(動悸が強い・眠れない):週2回
- リハビリ期(症状が落ち着きつつある):週1回
- メンテナンス(再発予防・体調管理):月2〜3回
動悸は一時的に落ち着いても、再び夏の暑さで再発しやすいのが特徴です。定期的なメンテナンスが重要です。
ご予約のご案内
くろちゃん鍼灸整体院では、
- LINE・ホームページで24時間予約受付中
- 施術者は1人のため、予約が取りづらくなっております。お早めにご連絡ください!
安心して施術を受けられる環境を整えております。
まとめ
起床時の動悸は、熱中症の隠れたサインであり、自律神経疲労の表れでもあります。東洋医学の視点では「心火」の昂ぶりや「陰虚」による熱こもりと解釈され、放置すると不眠・不安感・慢性的な疲労へとつながります。
当院の骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術を組み合わせることで、動悸の改善と再発予防が可能です。
夏の体調トラブルに悩まれている方は、ぜひ一度ご相談ください。
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから!相談も予約もLINEでのご連絡が便利です!
📱LINE



コメント