〜皮膚が過敏に反応するのは体温過多のサイン〜
はじめに
夏場や室内外の温度差が激しい環境で「肌がヒリヒリする」「焼けるように痛む」と感じる方は少なくありません。紫外線や乾燥による外的刺激だけでなく、実は体内にこもった熱がうまく放出できていないサインである可能性があります。自律神経の乱れや東洋医学的にいう「内熱」の停滞が背景にあると考えられ、放置すると熱中症や慢性的な体調不良につながる危険性もあります。
この記事では、肌がヒリヒリするメカニズムを自律神経と東洋医学の両面から解説し、さらに骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように改善へ導くのかを詳しくご紹介します。
自律神経からみる肌ヒリヒリの原因
1. 体温調整機能の乱れ
自律神経は体温の調整を担い、交感神経と副交感神経がバランスを取りながら体内の熱を外に放散しています。しかし、猛暑やストレスにさらされ続けると交感神経が過緊張し、血管の拡張・収縮リズムが崩れます。その結果、体の深部に熱がこもり、皮膚表面で異常な熱感やヒリヒリ感を生じやすくなるのです。
2. 末梢神経の過敏化
熱ストレスが続くと皮膚の末梢神経が敏感になり、通常では刺激にならない汗や衣服の摩擦でも「痛み」として感じてしまいます。これが「肌が焼けるように感じる」正体の一つです。
3. 自律神経疲労による発汗異常
本来なら汗として熱を放出すべきところが、発汗のタイミングや量が乱れることで熱がこもりやすくなります。そのため、皮膚が過敏に熱を訴えている状態が続いてしまいます。
東洋医学からみる肌ヒリヒリの原因
東洋医学では、このような状態を「内熱(ないねつ)」「気滞(きたい)」「陰虚(いんきょ)」と関連づけて考えます。
1. 内熱の停滞
五臓の「心」や「肝」に熱がこもると、体表へ異常な熱が押し寄せ、皮膚のヒリヒリ感として現れます。
2. 気滞による巡りの悪さ
気の巡りが停滞すると、熱が体の一部に滞りやすくなり、局所的に熱感を強く感じます。顔や首、腕などにヒリヒリが出やすいのはこのためです。
3. 陰虚による皮膚の保護力低下
身体の陰液(水分や血液の潤い)が不足すると皮膚が乾燥し、熱に対して過敏になります。冷却能力が低下することでヒリヒリ感が強くなります。
改善のための施術と効果
骨盤矯正
骨盤の歪みは全身の血流を阻害し、熱の巡りを滞らせます。骨盤を整えることで下半身への血流が改善し、体内の熱が効率よく分散され、皮膚の異常なヒリヒリ感をやわらげます。
猫背矯正
猫背は胸郭の動きを制限し、呼吸が浅くなりやすい姿勢です。呼吸が浅いと放熱に必要な酸素供給が不足し、体温調節が不十分になります。猫背矯正で胸を開くと自律神経の安定につながり、肌過敏の改善とリラックス効果が期待できます。
鍼灸施術
鍼灸は自律神経のバランスを整え、内熱を鎮める効果があります。特に「大椎」「合谷」「足三里」などのツボを刺激することで、体の熱を散らし皮膚の炎症様の感覚を和らげることが可能です。また、灸によって胃腸を温めることで水分代謝を促し、熱のこもりを軽減できます。
頭部施術
頭部の緊張をほぐすことで交感神経の過緊張を抑え、副交感神経が優位になりやすくなります。これにより体表の熱感・ヒリヒリ感が和らぎ、睡眠の質も改善されます。
通院の目安
- 急性期(強いヒリヒリや熱感が続く時期)…週2回
- リハビリ期(症状が落ち着き始めた時期)…週1回
- メンテナンス期(再発防止・体質改善)…月2〜3回
ご予約について
当院は施術者1人で対応しているため、予約が埋まりやすい状況です。
LINE・ホームページにて24時間予約受付中ですので、ぜひお早めにご連絡ください。
まとめ
肌がヒリヒリ焼ける感覚は、外からの刺激だけでなく体内の熱が放出できていないサインです。自律神経の乱れや東洋医学的な「内熱」が深く関わっており、放置すると全身の不調につながりかねません。
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせて行うことで、体内の熱を調整し、自律神経のバランスを整え、皮膚の過敏な反応を改善へ導きます。
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