〜健常者でも平均38.5℃、深部では40℃台に〜
はじめに
普段、私たちは「体温=健康の指標」と考えがちですが、実は脳の温度(脳温)は体温より高いのが正常です。健常者でも脳の平均温度は約38.5℃、深部では40℃を超えることもあります。これは決して異常ではなく、脳が高度に活動している証拠でもあります。しかし、脳温が過剰に上がりすぎたり、自律神経の調整機能が乱れたりすると、集中力低下や頭痛、倦怠感といった症状を招くことがあります。
本記事では、脳温の仕組みと自律神経の関係、さらに東洋医学的な視点からの解釈を丁寧に解説し、当院で提供している骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように脳温のバランス回復に役立つのかを詳しくご紹介します。
脳温はなぜ体温より高いのか
- 脳は全身エネルギー消費の約20%を担う「高エネルギー臓器」
- ニューロン活動やシナプス伝達で常に熱を発生
- 血液による冷却機構があるが、深部は熱がこもりやすい
- 運動やストレスでさらに脳温が上昇
研究では、脳温は平均38.5℃前後で推移し、前頭葉・視床下部など深部領域では40℃を超えることが珍しくありません。つまり「体温より脳温が高い」のは正常な生理現象なのです。
自律神経と脳温の関係
脳温調整の要は「自律神経」です。
- 交感神経:熱産生を高め、血管を収縮させるため熱がこもりやすくなる
- 副交感神経:血管拡張や発汗を促し、放熱を助ける
強いストレス、睡眠不足、冷房環境などでこのバランスが崩れると、脳温の過剰上昇を抑えられず、頭痛や思考力低下を引き起こします。
東洋医学から見た脳温
東洋医学では「熱」「陰陽」「気血津液」の視点から脳温を説明します。
- 陰虚火旺:体の陰(冷やす力)が不足し、脳に火がこもる
- 肝火上炎:ストレスや怒りで肝のエネルギーが上昇し、頭部が熱くなる
- 痰湿阻滞:余分な湿が脳の流れを滞らせ、熱が抜けず頭重感
これらのパターンは、夏の熱中症や冷房環境による不調とも重なります。
くろちゃん鍼灸整体院の施術アプローチ
1. 骨盤矯正
骨盤は全身の血流・神経の通り道の基盤です。骨盤が歪むと自律神経が背骨を介して不安定になり、脳への血流や放熱機能が低下します。骨盤矯正で姿勢を整えることで、脳の温度調整力を高めます。
2. 猫背矯正
猫背は胸郭を圧迫し、呼吸が浅くなるため脳の酸素不足や熱こもりを悪化させます。猫背矯正により胸が開くことで深い呼吸が可能になり、脳温を下げる効果が期待できます。
3. 鍼灸施術
鍼灸は自律神経調整の代表的なアプローチです。
- 百会(頭頂部):脳の熱を散らす
- 風池(後頭部):頭痛やのぼせを鎮める
- 合谷(手):全身の熱をコントロール
血流を改善し、東洋医学的に「清熱」「安神」の効果を発揮します。
4. 頭部施術
頭の筋緊張を緩めることで血流が促進され、深部にこもった熱を逃がします。さらにリラクゼーション効果で副交感神経が優位になり、自然な放熱が可能になります。
通院の目安
- 急性期(強い頭痛や倦怠感がある時期):週2回
- リハビリ期(改善し始めた時期):週1回
- メンテナンス期(再発予防):月2〜3回
ご予約方法
当院は施術者が一人のため、予約枠が限られております。
- LINE・ホームページから24時間予約受付中
- 早めのご予約をおすすめいたします
まとめ
脳温は体温より高いのが当たり前ですが、自律神経や生活習慣の乱れで異常に上がると不調の原因になります。東洋医学の視点と整体・鍼灸施術を組み合わせることで、脳の熱バランスを整え、健やかな日常を取り戻すサポートが可能です。
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