〜台風や秋雨前線の気圧変動が、自律神経の乱れを加速する〜
はじめに
秋になると「なんだか体がだるい」「頭が重い」「気分が沈む」──そんな不調を訴える方が増えてきます。実はこれ、秋特有の気象の変化が、自律神経を乱している可能性があるんです。
特に**気象病と呼ばれる症状は、台風や秋雨前線などによる急な気圧変動**が引き金となり、頭痛・めまい・倦怠感・関節痛・気分の落ち込みなど、全身さまざまな不調をもたらします。
この記事では、秋の気象病と自律神経の関係を、西洋医学的・東洋医学的の両面から分かりやすく解説し、当院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのようにお役に立てるのかをご紹介します。
秋に増える「気象病」とは?
- 台風や秋雨前線により気圧が短期間で大きく変動する
- 日中と朝晩の寒暖差が大きくなる
- 湿度が急激に下がり、空気が乾燥し始める
これらの環境変化は、体が持つ「恒常性(ホメオスタシス)」を保つために、自律神経に大きな負担をかけます。
気圧が下がると副交感神経が優位になり、体がだるく重く感じる一方、気温差で交感神経が優位になると頭痛や肩こり、めまい、不眠などを引き起こします。
自律神経が乱れるメカニズム(西洋医学的視点)
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」からなり、無意識に体の機能を調整する神経です。
気圧が下がると、内耳にある気圧受容器が刺激され、脳の視床下部に信号が送られます。視床下部は自律神経の司令塔であり、気圧変化への対応で疲弊すると、全身のバランスが乱れます。
その結果…
- 頭痛・偏頭痛
- めまい・耳鳴り
- 動悸・息切れ
- 倦怠感・だるさ
- 情緒不安定・うつ症状
など、多彩な症状が出てきます。
東洋医学から見る秋の気象病
東洋医学では、秋は**燥邪と風邪が盛んになる季節とされます。
また、五臓のうち肺**が主気を司り、乾燥と密接に関係します。
秋の気象病で起こりやすいバランスの乱れは…
- 乾燥 → 肺が弱り、気虚・陰虚
- 気温差 → 陽気が消耗し、気滞
- 気圧変動 → 肝気鬱結を招き、気血の巡りが悪化
これにより、胸のつかえ・呼吸の浅さ・情緒不安定・倦怠感などが現れやすくなります。
つまり東洋医学的にも、秋の気象病は気の巡りと水分代謝が滞ることによって発症すると考えられています。
当院で行う施術とその効果
◉ 骨盤矯正
骨盤は全身のバランスの要です。気圧変動や寒暖差で筋肉が緊張しやすくなる秋は、骨盤の歪みが悪化しがち。
骨盤を正しい位置に戻すことで、自律神経のバランスを整え、全身の血流・リンパの巡りを改善します。
◉ 猫背矯正
猫背は胸郭を圧迫し、呼吸を浅くして交感神経優位になりやすくします。
胸を開き、正しい姿勢に戻すことで、呼吸が深くなり副交感神経が働きやすくなり、気圧変動に負けにくい体をつくります。
◉ 鍼灸施術
鍼灸は東洋医学的に、気血津液の巡りを整える施術です。
特に秋は肺経や肝経、脾経の経絡を中心に施術し、乱れた自律神経の調整・免疫力向上・情緒安定を促します。
◉ 頭部施術(ヘッドケア)
視床下部や自律神経中枢に近い頭部を優しくほぐすことで、過緊張をやわらげ、副交感神経を優位にする効果が期待できます。
ストレスによる交感神経優位を鎮め、気圧変動による不調を緩和します。
通院の目安
- 急性期:週2回(症状が強い時期は集中的にケア)
- リハビリ期:週1回(安定してきたらペースを落とす)
- メンテナンス期:月2〜3回(季節の変わり目や台風前に予防的ケア)
定期的なケアが、自律神経のバランスを保ち、再発予防にもつながります。
ご予約について
当院は施術者が1人のため、予約が大変取りづらくなっております。
LINE・ホームページから24時間予約受付中ですので、お早めにご連絡ください!
まとめ
秋の気象病は、台風や秋雨前線による気圧変動が引き金となり、自律神経失調症を悪化させる大きな要因の一つです。
季節の変化を乗り越えるためには、自律神経を整える生活習慣と、専門的な施術によるサポートがとても大切です。
体と心のバランスを整えて、秋も元気に過ごせる体づくりを一緒にしていきましょう。
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