はじめに
秋口になると「動悸がして落ち着かない」「胸がドキドキして夜眠れない」という相談が増えます。夏に頑張りすぎた体は、知らず知らずのうちに疲れを溜めており、秋口にその反動がやってきます。特に交感神経が過剰に働いてしまうと、心臓が必要以上に速く打ち、動悸や不安感を引き起こします。この記事では、秋バテ後の動悸とストレス反応のメカニズムを、自律神経と東洋医学の両面からわかりやすく解説し、当院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように効果を発揮するかをお伝えします。
秋バテと交感神経の過剰反応
秋バテは、夏の高温多湿と冷房環境の繰り返しにより、自律神経が過労状態になることで起こります。本来、自律神経は体温や心拍数、消化機能などを自動的に調整していますが、夏の間に交感神経が優位になりすぎたまま秋に突入すると、スイッチが切り替わらず「常に緊張モード」の状態が続きます。結果として心臓への負担が大きくなり、動悸・息切れ・胸部圧迫感などの症状が出やすくなります。
自律神経の仕組みと動悸の関係
交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキの役割を持ちます。秋バテ後はアクセルを踏みっぱなしになり、心拍数が上がったままの状態になります。これが長引くと、血圧上昇や睡眠障害、慢性的な疲労感にもつながります。
東洋医学でみる秋の動悸
東洋医学では、秋は「肺」の季節とされ、呼吸や気の巡りと深く関係しています。また、心(しん)は血脈を主るとされ、精神状態とも密接に関わります。秋バテ後の動悸は「心気虚」「心陰虚」「肝気鬱結」による気血の乱れと考えられ、鍼灸による経絡調整で「心包経」「肝経」「脾経」を整えることで症状改善が期待できます。
骨盤矯正と猫背矯正の効果
交感神経は背骨周囲から出ているため、猫背や骨盤の歪みで背骨が緊張していると、自律神経に負担がかかります。骨盤矯正で骨格を整え、猫背矯正で胸郭を開くことで呼吸が深くなり、交感神経の過剰興奮が落ち着きます。
鍼灸施術の効果
鍼灸では、内関(ないかん)、神門(しんもん)、足三里(あしさんり)、百会(ひゃくえ)といったツボを使い、自律神経と心臓への負担を和らげます。血流が改善され、副交感神経が優位になることで自然と呼吸が深くなり、動悸も落ち着いていきます。
頭部施術の効果
頭部への手技は自律神経の中枢である視床下部に穏やかな刺激を届け、脳の緊張を緩めます。ストレスで思考が止まらない方、寝つきが悪い方には特におすすめです。
通院の目安
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
無理のないペースで続けることで、自律神経のバランスが安定し、再発しにくい体へ整えていきます。
予約方法と注意点
当院は施術者1名で対応しているため、予約が取りづらくなることがあります。LINEやホームページから24時間予約可能ですので、お早めにご連絡ください。
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