〜血流障害により脳に酸素が十分届かなくなる〜
はじめに
「最近どうも集中できない」「頭がぼんやりして考えがまとまらない」…そんな声を、秋になると患者さんからよく聞きます。
夏の疲れが残る中、急に涼しくなる秋は、自律神経が乱れやすく、脳の血流が低下しやすい季節。血流が悪くなると酸素が脳に行き届かなくなり、集中力や判断力、記憶力がぐっと低下してしまいます。
この記事では、秋に集中力が落ちやすくなる理由と、その背景にある**自律神経の乱れ・東洋医学的な視点**、そして**くろちゃん鍼灸整体院で行っている施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)**による改善方法をご紹介します。
秋に集中力が低下しやすい理由
気温差と日照時間の減少
秋は朝晩と日中の寒暖差が大きく、身体は急な気温変化に対応するために交感神経を優位にしやすくなります。また、日照時間の減少により睡眠ホルモンのメラトニン分泌リズムが乱れ、夜に十分に休めず日中にぼんやりしてしまうことも。
血流障害による脳酸素不足
交感神経が優位になると末梢血管が収縮し、頭部への血流が滞りがちになります。その結果、脳に十分な酸素と栄養が届かず、「集中できない」「考えがまとまらない」といった症状が現れます。
自律神経の乱れと集中力の関係
自律神経とは
自律神経は交感神経と副交感神経からなり、体温・血圧・呼吸・消化など生命活動を24時間休まずコントロールしています。精神的・肉体的ストレスや季節の変化でバランスが崩れると、脳の血流調整も乱れやすくなります。
秋に乱れやすい理由
秋は気温差や日照不足、夏バテの回復遅れなどで自律神経が不安定になりやすい時期。交感神経が優位のままだと血管が収縮して血流が悪くなり、副交感神経が働かないため休息や回復も十分にできません。その結果、脳は酸素不足に陥りやすくなります。
東洋医学から見る秋の集中力低下
「気血」の巡りと「肝・脾」
東洋医学では、集中力や思考力は「気(エネルギー)」と「血(栄養)」が脳にしっかり届いていることで保たれると考えます。秋は「乾燥」と「冷え」によって「血」の巡りが悪くなりやすく、「肝(血を貯蔵し巡らせる)」と「脾(消化吸収と気血を生む)」の働きが低下しやすい季節。肝血不足・脾気虚になると、脳に栄養が届かず集中力が落ちます。
「気滞」や「瘀血」も関係
ストレスや自律神経の乱れによって「気」が滞ると、「血」も一緒に滞りやすくなります(気滞血瘀)。脳への血流不足は東洋医学的には「瘀血(おけつ)」と呼ばれ、頭重感・集中困難・忘れっぽさなどを引き起こします。
くろちゃん鍼灸整体院の施術と効果
骨盤矯正
骨盤の歪みは全身の血流を阻害し、自律神経の働きにも影響します。骨盤を整えることで背骨を通る交感神経幹への圧迫を和らげ、全身の血流が改善されます。結果として脳への酸素供給もスムーズになり、集中力回復につながります。
猫背矯正
猫背姿勢では胸郭が圧迫されて呼吸が浅くなり、脳に十分な酸素が届きません。猫背を矯正することで深い呼吸ができるようになり、自律神経も安定。酸素供給量が増えることで頭がすっきりし、思考力が高まります。
鍼灸施術
鍼灸は自律神経のバランスを整え、血流を改善する効果があります。特に「百会」「風池」「天柱」など頭部・頸部の経穴への施術は、脳への血流を直接的に高め、集中力や覚醒度を引き上げるのに有効です。
頭部施術
当院では、頭皮・後頭部・側頭部の緊張をほぐす頭部施術も行っています。緊張した頭部筋を緩めることで頭蓋内圧が下がり、血流と脳脊髄液の循環が改善され、脳の疲労回復と集中力アップをサポートします。
通院の目安
- 急性期(強い集中力低下・頭重感がある時):週2回
- リハビリ期(症状が落ち着いてきた時):週1回
- メンテナンス期(予防・再発防止):月2〜3回
無理なく続けられるペースで、段階的に改善を目指します。
ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院ではLINE・ホームページから24時間予約受付中です。
施術者が1人のため、予約が取りづらくなっておりますので、お早めにご連絡ください!
まとめ
秋は血流が滞りやすく、自律神経の乱れから脳に酸素が届かなくなり、集中力が低下しやすい季節です。
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術で血流と自律神経を整え、脳にしっかり酸素と栄養を届けることで、クリアな思考と集中力を取り戻しましょう。
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