―ホルモンと自律神経のバランスが崩れ過食を招く―
はじめに
「最近、秋になってから急に食欲が増してきた…」「つい食べ過ぎてしまって後悔する」
そんな声を患者さんからよく耳にします。実は、秋の食欲増進は単なる「季節的な現象」ではなく、自律神経やホルモンのバランスが乱れているサインかもしれません。
涼しくなって過ごしやすい秋は、夏の疲れがどっと出る季節。体は回復を急ぐためエネルギーを欲しがり、食欲が急にアップします。けれど、**自律神経やホルモンのリズムが乱れたままだと「食べても満たされない」「止まらない過食」**になりやすいのです。
この記事では、秋の食欲増進と自律神経の関係をわかりやすく解説し、東洋医学の視点から見た身体の状態、さらに当院の骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように役立つのかをご紹介します。
秋になると食欲が増す理由
自律神経とホルモンのリズム
秋になると日照時間が短くなり、セロトニンやメラトニンといった神経伝達物質・ホルモンの分泌バランスが変化します。
特に、交感神経と副交感神経の切り替えが乱れやすくなり、空腹感や満腹感を適切に感じにくくなるのです。
また、夏の間に落ちた基礎代謝を補うため、体はエネルギーを溜め込もうとします。これにより**レプチン(満腹ホルモン)とグレリン(空腹ホルモン)のバランスも崩れやすく、食欲が止まらなくなる**傾向があります。
ストレス食い・感情性過食
日照時間の減少は季節性情動障害(秋冬うつ)の一因にもなり、気分の落ち込みや不安を感じやすくします。その結果、**ストレスから「食べることで安心を得ようとする」**傾向が強まり、過食に繋がります。
東洋医学から見る秋の食欲増進
東洋医学では、秋は肺が主る季節とされ、乾燥や冷えに弱いと考えられています。夏の疲労が抜けないまま秋を迎えると、脾や胃の働きが低下しやすく、消化機能が乱れます。
気血津液の巡りの乱れ
- 脾気虚:消化吸収力が弱まり、常に空腹感がある・甘いものを欲する
- 胃熱:暴飲暴食によって胃に熱がこもり、常に何かを食べたくなる
- 肝気鬱結:ストレスで肝の気が滞り、感情の起伏が激しくなり過食で気を晴らそうとする
こうした状態は、いずれも**「気」の巡りが乱れているサイン**です。食欲の異常は単に胃腸だけの問題でなく、全身の気血津液の巡りと自律神経の調整不良が背景にあると東洋医学では考えます。
当院の施術で整える:自律神経と食欲のバランス
秋の食欲増進に対して、くろちゃん鍼灸整体院では4つのアプローチで自律神経とホルモンバランスの安定を目指します。
骨盤矯正
骨盤は自律神経の中枢である仙骨を支える土台です。歪むと副交感神経が働きにくくなり、常に「食べ続けたい」緊張状態が続きます。
→ 骨盤矯正で自律神経のスイッチを切り替えやすい身体をつくります。
猫背矯正
猫背になると胸郭が圧迫され、呼吸が浅くなります。浅い呼吸は交感神経優位を強め、食欲を暴走させる要因に。
→ 胸を開き深い呼吸を取り戻し、交感神経の過緊張をやわらげます。
鍼灸施術
鍼灸は視床下部—下垂体—副腎皮質系(HPA軸)に働きかけ、ホルモンや自律神経のバランスを調整します。
→ 胃腸機能を高めるツボ(足三里・中脘)や、ストレス緩和のツボ(内関・太衝)を使い、過剰な食欲を自然に抑えます。
頭部施術
頭部には自律神経を整えるポイントが集中しています。特に、側頭部や後頭部への手技で脳血流を改善し、ストレス過食を抑制します。
→ リラックス状態を作り、副交感神経を優位にして「お腹が空いていないのに食べたくなる」状態をリセットします。
通院の目安
- 急性期:週2回(まず自律神経のバランスを整える期間)
- リハビリ期:週1回(安定した状態を定着させる期間)
- メンテナンス期:月2〜3回(季節変化に負けない身体を維持する期間)
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