交感神経が過敏になり、心の安定を失いやすい季節
はじめに
秋になると、なんだか理由もなく不安になったり、心が落ち着かない…そんな経験はありませんか?
日照時間が短くなり、朝晩が急に冷え込む秋は、体も心も「寒暖差」「光の減少」「生活リズムの変化」にさらされます。これが、体のバランスを保っている**自律神経**に大きな負担をかけ、不安感や落ち込みやすさといった心の不調につながるのです。
この記事では、秋の不安感と自律神経の関係を、現代医学と東洋医学の両面からやさしく解説します。
さらに、当院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術が、自律神経の乱れを整え、不安感の緩和にどう役立つのかも詳しくご紹介しますね。
秋に不安感が増すのはなぜ?
日照時間の減少と脳内ホルモンの関係
秋は夏に比べて日照時間が急に短くなり、体内時計を整える**セロトニンが減少しやすくなります。セロトニンは心の安定に深く関わるため、分泌が減ると気分の落ち込みや不安感**が強まりやすくなります。
また、セロトニンは**自律神経**にも影響を与えており、減少することで交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなり、不眠や動悸など身体症状も現れることがあります。
気温・気圧の乱高下
秋は朝晩の冷え込みと昼の暑さの寒暖差が大きい季節です。さらに台風や秋雨前線による気圧変動も多く、これらは**自律神経**に大きなストレスとなります。
交感神経が常に緊張状態になり、常にソワソワ・ドキドキして落ち着かないという状態が続いてしまうのです。
東洋医学から見る「秋の不安感」
東洋医学では、秋は「五行説」で肺に対応する季節とされ、「悲しみ・憂い」の感情が高まりやすいといわれています。
肺は呼吸だけでなく「気」を全身に巡らせる働きを持ち、肺の機能が低下すると気が巡らず、心も塞ぎやすくなると考えられています。
また、秋は乾燥しやすく、体液(津液)が不足すると、心を養う血も不足し、精神的に不安定になりやすいとも言われます。
このように、東洋医学的にも秋は心が不安定になりやすい季節なのです。
自律神経と不安感のメカニズム
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、常にシーソーのようにバランスをとっています。
- 交感神経…活動モード。緊張・ストレス・危険時に優位
- 副交感神経…休息モード。リラックス・回復・睡眠時に優位
秋は寒暖差や気圧差などのストレスで交感神経が過敏になり、常に緊張・警戒状態になります。その結果、心拍数が上がる/呼吸が浅く速くなる/不眠/胃腸の不調/頭痛など身体的な症状とともに、不安・焦燥・イライラなど精神的な症状も起こりやすくなります。
当院での施術:体と心を同時に整える
骨盤矯正で全身のバランスを整え血流改善
骨盤は体の土台であり、歪むと全身の姿勢バランスが崩れます。姿勢の崩れは血流を悪化させ、**自律神経**にも大きな負担をかけます。
当院では、やさしい手技で骨盤を整え、自律神経の中枢がある脊髄周囲の血流を改善させ、交感神経と副交感神経のバランスを整えます。
猫背矯正で胸郭を開き深い呼吸を取り戻す
猫背は胸郭を圧迫し、呼吸が浅くなって交感神経が優位になりやすくなります。
猫背矯正で胸を開き、深くゆったりとした呼吸ができるようになると、副交感神経が働きやすくなり、心が落ち着きやすくなります。
鍼灸施術で自律神経の中枢に直接アプローチ
鍼灸は、ツボ(経穴)を刺激して自律神経にダイレクトに作用します。特に**百会・神門・内関などは精神を安定させる効果が高く、不安や緊張を和らげます。
また、鍼やお灸の温熱刺激は副交感神経**を優位にして、心身をリラックスさせる作用もあります。
頭部施術で脳疲労を解消しセロトニンを活性化
頭部には自律神経をコントロールする中枢が集中しています。頭皮や側頭部をやさしくほぐすことで**セロトニン**の分泌を促し、心の安定・睡眠の質向上・不安軽減につながります。
通院の目安
- 急性期(つらい症状が強い時期):週2回
- リハビリ期(症状が安定してきた時期):週1回
- メンテナンス期(予防・再発防止):月2〜3回
自律神経の乱れは、1回の施術だけでは根本的に整いません。継続的なケアで少しずつ心身を安定させていくことがとても大切です。
ご予約について
当院は施術者が1人のため、予約が大変取りづらくなっております。
「最近、不安感や緊張感が続いている…」「夜にぐっすり眠れない…」と感じる方は、どうぞお早めにご連絡ください。
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