血流調整不良で皮脂分泌が乱れやすい
はじめに
朝晩がひんやりしてきて、秋らしい空気を感じる頃になると、「なんだか急に肌がカサつく」「いつも使っている化粧水がしみる」といった肌トラブルを訴える方が増えてきます。実はこの肌の乾燥、単に空気の乾燥だけが原因ではなく、「自律神経の乱れ」が深く関係していることをご存じでしょうか?
夏の疲れを引きずったまま季節が変わると、体は気温や湿度の変化に対応しきれず、自律神経のバランスを崩してしまいます。その結果、血流が滞って皮膚まで十分な栄養や水分が行き渡らず、皮脂分泌も乱れてしまうのです。この記事では、秋に肌が乾燥しやすくなる理由を「自律神経」と「東洋医学」の両面から解説し、さらに骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術で肌の乾燥を防ぎながら体を根本から整える方法をご紹介します。
自律神経から見る秋の肌乾燥
自律神経と血流・皮脂分泌の関係
自律神経は、内臓や血管、汗腺や皮脂腺などの働きを24時間休まずコントロールしている神経です。血管を拡げたり縮めたりして皮膚表面への血流量を調整し、皮脂腺からの分泌もコントロールしています。
秋になると、朝晩と日中の気温差が大きくなることで、自律神経が頻繁に切り替わらなければならず、オーバーワークになってしまいます。この状態が続くと交感神経が優位に偏り、皮膚の毛細血管が収縮して血流が低下、皮脂腺の働きも弱まってしまいます。その結果、肌表面を守る皮脂膜が薄くなり、外気の乾燥や刺激に弱い「敏感乾燥肌」になってしまうのです。
東洋医学から見る秋の肌乾燥
秋は「燥邪」の季節
東洋医学では、秋は「燥邪(そうじゃ)」という乾燥の邪気が盛んになる季節とされます。燥邪は体の津液(体を潤す水分)を奪い、肺や皮膚を乾かす性質があります。皮膚の潤いは肺の働きと密接に関係しているため、燥邪によって肺が弱ると皮膚が乾燥しやすくなります。
また、夏の疲労で「気」や「血」が不足していると、皮膚に栄養が届かず、肌のバリア機能が低下してしまいます。つまり、秋の肌乾燥は「燥邪」「肺の弱り」「気血不足」が重なって起きると考えられます。
施術で整える ― 肌乾燥対策
骨盤矯正で血流と自律神経を整える
骨盤がゆがむと、下半身の血流が滞り、全身の血液循環が悪化します。血流不良は皮膚への酸素や栄養の供給を妨げ、自律神経にも負担をかけます。骨盤矯正で骨格の土台を整えることで、血流がスムーズになり、自律神経のバランスも安定しやすくなります。
猫背矯正で胸郭を開き呼吸を深く
猫背になると胸が圧迫され、浅い呼吸になってしまいます。浅い呼吸は交感神経を優位にし、自律神経の乱れを助長します。猫背矯正によって胸郭を開くことで呼吸が深くなり、副交感神経が働きやすくなって血流も改善、肌の再生力が高まります。
鍼灸施術で気血津液を巡らせる
鍼灸では、肌の乾燥に関連する肺経・脾経・腎経などの経絡を整え、「気・血・津液」を巡らせます。血流が良くなり皮膚に栄養が届きやすくなるだけでなく、自律神経の中枢である視床下部への働きかけによって交感神経と副交感神経のバランスが整い、全身的に潤いを取り戻す体質づくりができます。
頭部施術で自律神経をリセット
頭部には自律神経の中枢を調整するツボが多く集まっています。頭部施術でこれらを優しく刺激することで、緊張した交感神経を鎮め、副交感神経を優位に導きます。リラックス状態になることで血流が皮膚まで行き届き、肌の潤いが回復しやすくなります。
通院の目安とご予約について
肌乾燥が強い・ストレスや疲労が重なっているなど、自律神経の乱れが大きい場合は、急性期は週2回の施術で集中的に整え、その後リハビリ期は週1回、状態が安定してきたら月2〜3回のメンテナンス施術がおすすめです。
当院は施術者が1人のため、ご予約が取りづらくなっております。お早めにご連絡ください。
ご予約は LINE・ホームページから24時間受付中 です。
まとめ
秋の肌乾燥は、単なる外的要因ではなく、自律神経や体のバランスの乱れが大きく影響しています。骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術で、体の内側から巡りを整え、潤いのある肌と元気な心身を取り戻しましょう。
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