〜自律神経の働きが鈍り、体温が乱高下する〜
はじめに
秋になると「昼は暑いのに夜は冷える」「急に汗が出て寒気もする」といった、体温調節の不安定さを訴える方が増えます。特にここ数年は季節の変化が急で、自律神経がうまく対応できずに体温が乱高下しやすいのが特徴です。こうした状態は単なる「体質」や「年齢のせい」ではなく、自律神経の働きや東洋医学的な「気血水(きけつすい)」の巡りに深く関係しています。
この記事では、秋の体温調節の乱れをわかりやすく解説し、当院で行っている 骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術 がどのように改善に役立つのかをご紹介します。
秋に体温が乱れやすい理由
1. 自律神経の視点から
自律神経は体温を一定に保つために働いています。
- 交感神経:体温を上げる(血管収縮、発汗を抑制)。
- 副交感神経:体温を下げる(血管拡張、発汗を促進)。
秋は朝晩と昼間の寒暖差が大きく、気温差が5〜10度以上になることも珍しくありません。この差を瞬時に調整するために自律神経がフル稼働しますが、夏の疲れが残っている身体では切り替えが鈍り、体温調節がスムーズにいかなくなります。
結果として、
- 急な発汗
- 手足の冷え
- 顔だけほてる
- 夜に体温が下がりすぎて眠れない
といった症状が出やすくなります。
2. 東洋医学の視点から
東洋医学では、体温の調節は 「腎」「脾」「肺」 の働きと関わりがあります。
- 腎:生命エネルギーの根源であり、冷えやのぼせを防ぐ。
- 脾:飲食物からエネルギーを作り出し、体温を維持する。
- 肺:気を全身に巡らせ、汗のコントロールをする。
秋は「燥邪(そうじゃ)」と呼ばれる乾燥の邪気が強まり、肺の働きが弱りやすくなります。そのため、汗のかき方や体温コントロールが乱れるのです。また、夏の冷たい飲み物やクーラーの影響で「脾」が弱っている方も多く、エネルギー不足から体温維持が難しくなるケースもあります。
よくある症状と体感
- 朝は冷えて布団から出られないが、昼は暑くて汗が出る
- 夜に熱っぽくなり寝苦しい
- 手足だけ冷えて頭はのぼせる
- 温度差で風邪をひきやすい
- 体温の上下で気持ちも不安定になる
こうした不安定さが続くと、自律神経はさらに乱れ、免疫力の低下や慢性的な疲労にもつながります。
当院で行う施術とその効果
1. 骨盤矯正
骨盤が歪むと自律神経のバランスが乱れ、体温調節にも影響します。骨盤矯正により背骨の位置が整うと、脊髄から出る自律神経の伝達がスムーズになり、体温の安定につながります。
2. 猫背矯正
猫背は胸郭を圧迫し、肺の働きを低下させます。呼吸が浅くなると体温調整もうまくいきません。猫背矯正で胸が広がると呼吸が深まり、肺の気の巡りが改善されます。結果として汗のかき方や体温コントロールも整っていきます。
3. 鍼灸施術
東洋医学の観点から、以下の経穴(ツボ)を使うことで体温調節を助けます。
- 腎兪・三陰交:冷えを改善
- 合谷・大椎:熱感やのぼせを鎮める
- 太谿・足三里:体力を補い、バランスを安定
鍼やお灸は体表から深部の自律神経に働きかけるため、即効性と持続性が期待できます。
4. 頭部施術
頭皮や首周りの緊張を緩めることで、脳の自律神経中枢(視床下部)の働きを助けます。施術後には「体がポカポカする」「呼吸が楽になる」と感じる方が多く、全身の温度コントロールが安定していきます。
通院の目安
- 急性期(つらい症状が続く時期):週2回
- リハビリ期(症状が落ち着き始めた時期):週1回
- メンテナンス期(再発予防・体調管理):月2〜3回
継続することで、体温の安定だけでなく、免疫力や睡眠の質も改善していきます。
ご予約について
当院は LINE・ホームページから24時間予約受付中 です。
施術者は院長1人のため、予約が取りづらい状況もあります。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですので、お早めのご連絡をおすすめいたします。
まとめ
秋の不安定な体温調節は「自律神経の働きが鈍っているサイン」です。放っておくと風邪や慢性疲労にもつながります。
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせることで、体温調節の安定はもちろん、心身のバランス全体を整えることができます。
小田原市・南足柄市・開成町・湯河原町・箱根町・熱海市・中井町・松田町・大井町・秦野市周辺で、秋の体温不安定にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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