はじめに
「咳が長引いてなかなか止まらない」「風邪は治ったはずなのに、ずっと咳だけ残ってしまう」――そんなお悩みを抱えていませんか?
咳というのは単なる呼吸器系のトラブルと思われがちですが、実は 自律神経の働き が深く関わっています。特に気管支の周りにある平滑筋(呼吸の通り道を調整する筋肉)は、自律神経によって収縮や弛緩をコントロールされているため、自律神経が乱れると過敏に反応しやすくなるのです。
さらに東洋医学では、咳は「肺」の機能低下や「気」の巡りの滞りとしても解釈されます。からだ全体のバランスを整えることが、長引く咳の改善に直結するのです。
この記事では、咳が長引くメカニズムと自律神経の関係、東洋医学的な考え方、そして当院で行っている施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)による改善方法を、患者さんの目線でわかりやすくご紹介します。
咳が長引くのはなぜ?自律神経の視点から
自律神経と気管支平滑筋の関係
気管支の平滑筋は、自分の意思では動かせない筋肉です。交感神経が優位に働けば気管支が拡がり、副交感神経が優位に働けば気管支が狭まります。通常はこのバランスで呼吸がスムーズに保たれていますが、
- ストレス
- 睡眠不足
- 季節の変わり目
- 気圧変化
などによって自律神経の切り替えが乱れると、気管支平滑筋が過敏になり、咳が止まらなくなるのです。
「風邪は治ったのに咳だけ残る」のはなぜ?
風邪の炎症自体は治っているのに、気道の自律神経が過敏になり、ちょっとした刺激(乾燥・冷気・ほこり)で咳反射が起こってしまうことがあります。これは からだの防御反応が過剰に働いてしまう状態 といえるのです。
東洋医学から見た「長引く咳」
東洋医学では、咳は単なる局所の症状ではなく、体全体のバランスの乱れととらえます。
- 肺気虚(はいききょ):肺の「気」が不足し、咳が弱々しく続く
- 痰湿(たんしつ):痰が絡み、湿気がからだに停滞している
- 陰虚(いんきょ):からだの潤いが足りず、空咳やのどの乾燥が強い
- 肝気鬱結(かんきうっけつ):ストレスで気の流れが滞り、咳が止まらない
このようにタイプ分けをして施術方針を立てるのが東洋医学の特徴です。咳を単に「止める」のではなく、からだ全体を整えて再発しにくい状態に導くことを目的としています。
当院での施術とその効果
骨盤矯正
骨盤は呼吸運動にも影響を与えます。骨盤がゆがむと横隔膜の動きが制限され、浅い呼吸になり、自律神経も乱れやすくなります。骨盤矯正でからだの土台を整えることで、呼吸が深くなり咳の負担も軽減されます。
猫背矯正
猫背は胸郭を圧迫し、肺の働きを妨げます。姿勢改善によって胸を開くことで、気道が広がり、呼吸がスムーズになります。結果として咳の頻発を防ぎやすくなります。
鍼灸施術
- 肺経・大腸経のツボを使い、咳やのどの違和感を和らげる
- **足のツボ(太淵・孔最など)**で肺の機能を高める
- 自律神経を整える「百会」「内関」などのツボを併用
鍼灸の刺激は副交感神経を安定させ、過敏な咳反射を落ち着かせる効果があります。
頭部施術
頭皮や側頭部への優しい刺激は、自律神経の中枢である脳へのリラックス効果が高く、呼吸の安定につながります。咳が長引く方は睡眠の質も低下していることが多く、頭部施術で眠りの改善をサポートします。
通院の目安
- 急性期(症状が強い時期):週2回
- リハビリ期(回復してきた時期):週1回
- メンテナンス期(再発予防):月2〜3回
継続的に整えることで、自律神経が安定し咳の再発を防ぎやすくなります。
ご予約について
当院では LINE・ホームページから24時間予約可能 です。
ただし施術者は院長ひとりのため、予約が取りづらくなることが多いです。ぜひ お早めのご連絡をおすすめ いたします。
まとめ
長引く咳は「ただの風邪の後遺症」ではなく、自律神経の乱れと東洋医学的なバランスの崩れが大きく関係しています。
当院では骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせ、根本的に体を整えていきます。
咳で悩まれている方は、ぜひ一度ご相談ください。
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