はじめに
最近「声がかすれる」「朝起きると声が出しづらい」「人前で話すとすぐに声が枯れる」など、声に関する不調を感じる方が増えています。
風邪を引いたわけでもないのに声が出にくい…実はこれ、自律神経の乱れ、特に副交感神経の働き低下が深く関わっていることが多いんです。
副交感神経は、喉や声帯を含む全身の筋肉をリラックスさせる働きがあります。しかしこの副交感神経がうまく働かないと、声帯の開閉が不安定になり、声を出しにくく感じたり、詰まったような声になってしまいます。
この記事では、自律神経の仕組みや東洋医学的な見方をわかりやすく解説しながら、くろちゃん鍼灸整体院で行っている「骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術」がどのように声の不調改善に役立つのかをお伝えしていきます。
声が出しにくくなる原因と自律神経の関係
声帯は「交感神経」と「副交感神経」という2つの自律神経のバランスによって調整されています。
- 交感神経:緊張・活動モードで声を張り上げやすくする
- 副交感神経:リラックスモードで声を落ち着け、安定した響きを作る
副交感神経が低下すると、声帯の筋肉が過度に緊張しやすくなり、声がかすれる、長く話せない、喉が詰まるように感じるなどの症状が出やすくなります。
特にデスクワークや人前での発表が多い方、ストレスを抱えやすい方は、交感神経が優位になりすぎ、副交感神経が働きにくくなるため、声の不安定さを感じやすいのです。
東洋医学から見る「声の出しにくさ」
東洋医学では、声は「肺」と「腎」の働きと深く関わっています。
- 肺:呼吸を通じて声を生む臓腑。肺気が弱ると声が小さくかすれる。
- 腎:生命エネルギーの源。腎精が不足すると喉の力が弱まり、声が出にくくなる。
- 気血の巡り:血流や気の流れが滞ると、声帯に必要な潤いが届かず声が出しにくくなる。
さらに「喉は五臓六腑の集まるところ」とも言われ、全身の気の流れの影響を受けやすい部分です。つまり、声の不調は単なる喉だけの問題ではなく、体全体のバランスの乱れの現れとも言えます。
施術による改善アプローチ
1. 骨盤矯正
骨盤の歪みは姿勢を悪くし、胸郭や横隔膜の動きを制限します。これにより呼吸が浅くなり、声を支える力が弱まります。骨盤矯正で体の軸を整えることで、呼吸が深まり声の安定につながります。
2. 猫背矯正
猫背姿勢は首や喉の筋肉を圧迫し、声帯周りの血流を悪化させます。背骨を正しく整えることで、喉の空間が広がり、発声しやすくなります。
3. 鍼灸施術
鍼灸は副交感神経を活性化し、喉や声帯の緊張をやわらげます。特に「天突」「廉泉」「合谷」などの経穴を使うことで、声のかすれや詰まりを和らげる効果が期待できます。
4. 頭部施術
頭や首の緊張を解放することで、自律神経の中枢がリラックスし、副交感神経が働きやすくなります。喉の違和感や声の出にくさが改善しやすくなります。
通院の目安
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
継続的な施術で、自律神経の安定と声の安定が維持されやすくなります。
ご予約について
当院では LINE・ホームページから24時間予約可能 です。
施術者が1人のため予約が取りづらくなっております。ご希望の方はぜひお早めにご連絡ください。
まとめ
声が出しにくい原因は、喉だけではなく「自律神経の乱れ」や「全身のバランス不良」によることが多いです。くろちゃん鍼灸整体院では、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせ、声の不安定さを根本から整えていきます。
声の不調でお困りの方は、一度ご相談ください。
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