〜くろちゃん鍼灸整体院ブログ〜
はじめに
「夜中に目が覚めると、全身が汗でびっしょり…」「エアコンをつけて寝ても、布団が湿って寝苦しい」
そんなお悩みを抱えていませんか？
実は夜中の発汗は、単なる気温や寝具の問題だけではなく、自律神経のバランスの乱れが深く関わっています。夜間は本来、副交感神経が優位になって身体を休める時間ですが、その切り替えがうまくいかないと交感神経が働き続け、必要以上の汗が出てしまうのです。
この記事では、
- 夜中に汗をかくメカニズム
- 自律神経の観点からの解説
- 東洋医学的な視点
- 当院で行う骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術の効果
- 通院の目安と予約方法
を詳しくご紹介いたします。夜中の発汗で悩む方に「自分のことだ！」と共感していただけるように、分かりやすい言葉でお伝えしますね。
夜中に汗をかくのはなぜ？
自律神経のバランスの乱れ
夜間の体は休息モードに切り替わるはずなのに、交感神経が優位のままでは「眠っているのに緊張状態」になってしまいます。これが夜中の汗の大きな原因です。
- 交感神経が過剰 → 発汗中枢が刺激されて汗が止まらない
- 副交感神経が弱い → 身体がリラックスできず睡眠が浅くなる
このように自律神経の切り替え不良が、夜中の大量発汗や寝汗の背景にあるのです。
東洋医学の視点
東洋医学では、夜中の汗は「陰陽のバランス」や「臓腑の働きの偏り」としてとらえます。特に関わるのは以下です。
- 心陰虚（しんいんきょ）：体液（津液）が不足して火照りや汗をかく
- 肝気鬱結（かんきうっけつ）：ストレスで気の流れが滞り、夜間に自律神経が不安定になる
- 腎陰虚（じんいんきょ）：加齢や疲労で体の潤いが不足し、寝汗をかきやすい
つまり夜中の汗は、体内の「水分代謝の不調」や「気血陰陽の乱れ」として説明されます。
施術による改善アプローチ
骨盤矯正
骨盤は自律神経の通り道である背骨を支える基盤です。骨盤が歪むと背骨全体のバランスが崩れ、交感神経が過剰に働く傾向が出ます。骨盤矯正で土台を整えると、夜間のリラックスが促され、汗のコントロールにもつながります。
猫背矯正
猫背姿勢は胸郭を圧迫し、呼吸を浅くします。浅い呼吸は交感神経を刺激してしまい、夜中の汗の一因となります。背筋を伸ばし、胸が開く姿勢を取り戻すことで、副交感神経が働きやすくなり、夜の安眠を助けます。
鍼灸施術
鍼灸は自律神経に直接アプローチできる有効な方法です。
- 百会・神門・三陰交などを使って自律神経を整える
- 気血の巡りを改善して「余分な熱」を取り除く
- 冷えや水分代謝の乱れを調整する
これにより、夜中にかく不快な汗を減らすことができます。
頭部施術
頭部は自律神経の中枢が集まる部分です。優しいタッチで頭部を調整することで、脳がリラックスし、副交感神経が働きやすくなります。「眠りの質が良くなった」「夜中に目が覚めにくくなった」という患者さんも多くいらっしゃいます。
通院の目安
- 急性期：週2回の集中施術で乱れたバランスを整える
- リハビリ期：週1回で安定させる
- メンテナンス期：月2〜3回で再発を予防
夜中の汗は「ただの体質」ではなく、改善できる症状です。継続的に施術を受けることで、再び快適な睡眠を手に入れられます。
ご予約について
当院は LINE・ホームページから24時間予約可能 です。
ただし施術者は院長ひとりのため、予約が大変取りづらくなっております。症状が気になる方はお早めにご連絡ください。
まとめ
夜中に汗をかくのは、自律神経の夜間バランスの乱れが大きく影響しています。東洋医学的には「心」「肝」「腎」の働きの偏りが原因とされ、鍼灸や矯正施術で整えることが可能です。
- 骨盤矯正 → 自律神経の基盤を安定
- 猫背矯正 → 呼吸を整え副交感神経を活性化
- 鍼灸施術 → 気血陰陽のバランスを調整
- 頭部施術 → 中枢からリラックスを促す
夜中の寝汗に悩む方は、ぜひ一度ご相談ください。
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