はじめに
朝晩の空気がぐっと冷たく感じられる秋。澄んだ空気と紅葉の美しさに癒される反面、鼻づまりや頭痛に悩まされている方も多いのではないでしょうか。春に比べて目立たないですが、秋の花粉(ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなど)は意外と強力で、鼻炎症状を引き起こしやすいのが特徴です。さらに季節の変わり目は自律神経が体温調整や免疫調整で忙しくなるため、体に余計な負担がかかり、症状が長引きやすい季節でもあります。
この記事では、秋の花粉と自律神経の関係を分かりやすく解説し、さらに東洋医学の視点から見た原因や改善の方向性、当院での施術による具体的な効果についてお話しします。
秋の花粉と自律神経の関係
花粉症はアレルギー反応の一種ですが、その症状の強さを左右するのは「自律神経のバランス」です。
- 交感神経が優位になると…
鼻の血管が収縮しすぎて乾燥、鼻づまりが悪化。頭痛も出やすくなります。 - 副交感神経が優位になると…
鼻水が過剰に分泌され、倦怠感や集中力低下が目立ちます。
つまり、自律神経の切り替えがスムーズにいかないと、花粉症の症状は「より強く」「より長く」続いてしまうのです。
東洋医学からみる秋の花粉症
東洋医学では、秋は「肺」と深い関係を持つ季節とされます。肺は「気を司る」とともに、鼻・呼吸・皮膚を支配します。
- 花粉による鼻づまり → 肺気の不利(気の巡りが弱い)
- 頭痛や重だるさ → 湿邪や痰湿が停滞
- 倦怠感や息苦しさ → 気虚・衛気の不足
さらに秋は乾燥が強まりやすく、体液の不足(津液不足)が鼻粘膜や喉を傷つけることで、症状が悪化しやすいのです。
症状ごとの具体的な解説
鼻づまり
鼻腔の粘膜が腫れることで呼吸がしづらく、夜間の睡眠にも悪影響を及ぼします。自律神経が乱れると、血流調整がうまくいかず、鼻の腫れが慢性化します。
頭痛
花粉症による炎症が副鼻腔に波及すると、額やこめかみにズキズキする痛みが出やすくなります。自律神経の過緊張が首や肩の筋肉を硬くし、緊張型頭痛を重ねてしまう方も多いです。
倦怠感・集中力低下
鼻呼吸が妨げられることで酸素の取り込み量が減少し、脳への酸素供給不足から「頭が重い」「ボーッとする」感覚が続きます。
当院で行う施術とその効果
骨盤矯正
骨盤がゆがむと姿勢が乱れ、呼吸が浅くなり自律神経に余計な負担がかかります。骨盤を整えることで横隔膜の動きが改善し、鼻づまりによる呼吸の苦しさを軽減します。
猫背矯正
猫背の姿勢は胸郭を圧迫し、呼吸が浅くなる原因に。猫背矯正により胸が開き、酸素の取り込みが改善されることで、頭痛や倦怠感が和らぎます。
鍼灸施術
- 鼻づまり → 迎香(鼻の横)、印堂(眉間)、合谷(手)
- 頭痛 → 太陽(こめかみ)、百会(頭頂部)、風池(首の後ろ)
- 倦怠感 → 足三里(足)、気海(お腹)
鍼やお灸を用いることで、血流改善・自律神経の調整・免疫機能の安定化が期待できます。
頭部施術
頭皮やこめかみの緊張をほぐし、脳血流を安定させます。副交感神経が適度に働くようになるため、リラックス効果が高く、睡眠の質改善にもつながります。
通院の流れ
症状の強さや体質により個人差はありますが、当院では次のような通院をおすすめしています。
- 急性期(症状が強い時期) → 週2回
- リハビリ期(症状が落ち着いてきた時期) → 週1回
- メンテナンス期(季節の変わり目や予防ケア) → 月2〜3回
定期的な施術により、花粉症だけでなく、自律神経の乱れ全般に対応できる体づくりを目指します。
ご予約案内
当院では LINE・ホームページから24時間予約受付中 です。
施術者が一人のため、予約が取りづらくなっております。ご希望の方はお早めにご連絡ください。
まとめ
秋の花粉症は単なるアレルギー反応にとどまらず、自律神経の乱れと密接に関わっています。鼻づまりや頭痛、倦怠感は生活の質を下げるだけでなく、免疫力の低下や慢性的な不調へとつながる可能性もあります。
東洋医学と整体施術を組み合わせることで、単なる対症療法ではなく「体質改善」に導くことができます。秋のつらい症状でお悩みの方は、ぜひ一度当院の施術を体験してみてください。
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