はじめに
10月になると、日本列島は台風シーズンの真っただ中。急に天気が荒れたり、気圧の変化が激しくなったりすることで「頭痛がひどくなる」「めまいが強まる」「なんとなく吐き気がする」といった症状を訴える方が増えてきます。特に小田原市や南足柄市、箱根町など海と山に囲まれた地域では、気圧の上下動がダイレクトに体調へ影響しやすいと言われています。
こうした症状の背景には、自律神経の乱れがあります。本記事では、台風シーズン特有の気象変化が体に与える影響と、東洋医学的な体質の視点、さらに当院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術の効果を詳しくご紹介いたします。
気圧と自律神経の関係
人の体は、常に外界の環境変化に適応しようとしています。その中でも特に敏感なのが「気圧の変化」。
低気圧が近づくと、体は「酸素が薄くなった」と感じ、交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすくなります。
- 頭痛:血管が拡張しやすく、片頭痛型の痛みが出やすい
- めまい:内耳の気圧調整が乱れ、ふらつきや平衡感覚の不安定さが出る
- 吐き気:自律神経の乱れで消化管の働きが不安定になる
つまり、台風シーズンは体が「常に緊張とゆるみの間で揺れ動いている状態」と言えます。
東洋医学からみた「台風と体調不良」
東洋医学では、外界の変化を「風・寒・暑・湿・燥・火」の六邪として捉えます。台風はまさに「風邪(ふうじゃ)」と「湿邪(しつじゃ)」が強まる季節。
- 風邪(ふうじゃ):頭痛・めまい・ふらつきの原因
- 湿邪(しつじゃ):体の重だるさ、吐き気や消化不良の原因
特に脾(胃腸系)と肝(自律神経的な働き)に負担がかかるため、「めまい」「吐き気」「頭痛」といった症状が一度に出やすいのです。
骨盤矯正で整える台風時の体調
気圧が下がると、体は無意識に丸まりやすくなり、血流が悪くなります。骨盤の歪みがあると、この影響がさらに強く出てしまいます。
- 骨盤矯正により姿勢を正しく保つことで、内臓や神経への圧迫を減らす
- 下半身の血流を促進し、全身の循環を安定化
- 自律神経の切り替えをスムーズにし、めまいや吐き気を軽減
猫背矯正で呼吸を楽にする
猫背になると、胸郭が硬くなり、呼吸が浅くなります。呼吸が乱れると自律神経は乱れやすく、頭痛やめまいが悪化します。
- 背骨・肩甲骨まわりを矯正することで呼吸が深くなる
- 酸素供給が安定し、脳の血流改善
- 結果的に、頭痛やふらつきが減少
鍼灸施術で自律神経をダイレクトに調整
鍼灸は、東洋医学の理論に基づき「経絡」を調整する施術です。台風時の不調には特に効果的。
- 百会(ひゃくえ)・天柱(てんちゅう):頭痛・めまいに有効
- 内関(ないかん)・足三里(あしさんり):吐き気・胃腸の不調に有効
- 太衝(たいしょう)・三陰交(さんいんこう):気の巡りを整え、自律神経の安定に役立つ
鍼灸により交感神経の過緊張を緩め、副交感神経を自然に引き出すことができます。
頭部施術でリラックスと血流改善
頭部の緊張は、気圧変化による頭痛やめまいの大きな原因。頭皮や後頭部を丁寧に緩めることで、次のような効果があります。
- 脳血流の安定化
- 自律神経中枢のリラックス
- 不眠や吐き気の軽減
通院の目安
当院では症状の段階に応じて通院をおすすめしています。
- 急性期(強い頭痛・めまいが頻発する時期):週2回
- リハビリ期(症状が落ち着いてきた時期):週1回
- メンテナンス期(安定した体を維持する時期):月2〜3回
定期的に体を調整しておくことで、台風シーズンの体調不良を大幅に減らすことができます。
ご予約について
当院は施術者1名で対応しておりますため、予約が取りづらい状況が続いております。
LINE公式アカウントまたはホームページから、24時間いつでもご予約可能です。台風シーズンで体調を崩しやすい時期だからこそ、早めのご連絡をおすすめします。
まとめ
10月の台風シーズンは、気圧の不安定さから自律神経が乱れ、頭痛・めまい・吐き気といった症状が増えやすい時期です。東洋医学では「風邪」「湿邪」が重なる季節とされ、脾や肝への負担が強く出ます。
そんな時期こそ、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術で体を整えることが大切。自律神経を安定させることで、台風の影響を最小限に抑えることができます。
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから!相談も予約もLINEでのご連絡が便利です!
📱LINE



コメント