はじめに
秋になると雨の日が増え、特に秋雨前線の影響で「なんとなく体がだるい」「気分が落ち込む」といった不調を感じやすくなります。患者さんからも「雨の日は頭が重くてやる気が出ない」「気持ちが沈んで外出がつらい」といった声をよく耳にします。実はこれ、気のせいではなく自律神経の乱れが関わっているのです。
この記事では、秋雨前線による気象の影響と自律神経の関係をわかりやすく説明し、さらに東洋医学の視点からも「雨の日の倦怠感と気分の落ち込み」について解説します。そして、当院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように役立つのかを詳しくご紹介していきます。
秋雨前線と自律神経の関係
秋雨前線は、日本の秋特有の気象現象で、曇りや雨の日が続くのが特徴です。この長雨は気圧の変動・日照不足・湿度の高さをもたらし、体のバランスを保つ自律神経に負担をかけます。
- 気圧の変動 → 交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにいかず、頭痛・めまい・倦怠感を起こす。
- 日照不足 → 幸せホルモン「セロトニン」の分泌が減少し、気分が落ち込みやすい。
- 湿度の高さ → 体内の水分代謝が滞り、「重だるさ」や「むくみ」につながる。
つまり、秋雨前線は自律神経失調症を引き起こしやすい環境を作り出しているのです。
東洋医学でみる「雨の日の倦怠感」
東洋医学では、雨の日の不調を**「湿邪(しつじゃ)」**の影響と考えます。湿邪とは、余分な水分が体にたまって巡りを妨げる状態です。
- **脾(消化吸収の働き)**が弱ると、体内の水分がさばけず「だるさ」「むくみ」が出やすい。
- **肝(気の流れを調整)**が停滞すると、気分の落ち込みやイライラを引き起こす。
- **腎(水分代謝・生命エネルギー)**が弱まると、疲労感が強まり回復しづらくなる。
雨の日の「重だるい」「気分が沈む」といった症状は、まさに湿邪が自律神経の乱れと合わさった結果といえるのです。
骨盤矯正の効果
雨の日の倦怠感に「骨盤矯正?」と思う方もいるかもしれません。しかし骨盤は体の土台であり、歪むと自律神経や血流に影響を与えます。
- 骨盤を整えることで姿勢が安定し、自律神経の中枢である背骨周辺の緊張がやわらぐ。
- 骨盤の傾きが改善されると、血流・リンパの流れがスムーズになり重だるさが解消。
- 内臓の位置も正しく保たれるため、消化吸収力が高まり脾胃の機能がサポートされる。
結果として、雨の日の「体が重い」「疲れが抜けない」という状態を改善しやすくなります。
猫背矯正の効果
長雨が続くと気持ちが沈みがちになり、姿勢も前かがみになりやすいです。猫背矯正は以下の効果をもたらします。
- 胸郭が開き、呼吸が深くなることで副交感神経が整う。
- 首や肩の緊張が取れ、頭痛やめまいの軽減につながる。
- 姿勢が良くなることで、精神的にも前向きな感覚が戻りやすい。
「気分が落ち込むと自然に猫背になる → 猫背がさらに自律神経を乱す」という悪循環を断ち切ることができます。
鍼灸施術の効果
鍼灸は自律神経失調に非常に有効です。
- 耳のツボ・手足のツボを使い、交感神経と副交感神経のバランスを整える。
- 胃腸を整えるツボ(足三里など)で、湿邪を取り除き、消化機能を改善。
- 精神安定のツボ(百会や神門)で、気分の落ち込みを和らげる。
鍼灸によって体がポカポカして巡りが良くなると、雨の日特有のだるさが軽減します。
頭部施術の効果
頭部は自律神経が集中する大切なエリアです。
- 頭皮を緩めることで脳血流が改善し、集中力・思考力が回復。
- 自律神経の中枢である視床下部への刺激となり、全身のバランスが整う。
- 気分の落ち込みや不眠症の改善にもつながりやすい。
「頭が重い」「何もしたくない」という症状に、頭部施術は特に効果的です。
通院の目安
当院では、症状の段階に応じて以下の通院ペースをおすすめしています。
- 急性期:週2回(つらい症状を集中的にケア)
- リハビリ期:週1回(回復を安定させるため)
- メンテナンス期:月2〜3回(再発予防と体調管理のため)
ご予約について
当院は施術者1人で対応しているため、ご予約が取りづらい状況となっております。
LINE・ホームページから24時間いつでも予約受付中です。症状が強くなる前に、ぜひお早めにご連絡ください。
まとめ
秋雨前線の季節は、自律神経にとって大きな試練の時期です。倦怠感や気分の落ち込みを「天気のせいだから仕方ない」と我慢せず、東洋医学と整体の力でバランスを取り戻すことが大切です。
「雨の日がつらい…」と感じたら、ぜひくろちゃん鍼灸整体院にご相談ください。
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