はじめに
秋は涼しくなり、仕事終わりに仲間や同僚と飲み会を楽しむ機会が増える季節です。しかし「飲み会の翌日から何日もだるさが抜けない」「胃が重くて気分が優れない」という経験をされている方も多いのではないでしょうか。実はこのだるさの背景には、胃腸の疲労と副交感神経の乱れが大きく関わっています。今回は、そんな秋の飲み会後の体調不良について、自律神経と東洋医学の観点から詳しく解説し、当院での施術がどのように役立つかをお伝えします。
飲み会後のだるさの正体
胃腸疲労による影響
お酒や脂っこい料理は消化に負担をかけます。特に飲み会が続くと胃腸の働きが低下し、食べ物をスムーズに消化吸収できず、体全体のエネルギー不足につながります。その結果「体が重い」「頭が働かない」といっただるさを感じるのです。
副交感神経の乱れ
お酒を飲むと一時的にリラックスした気分になりますが、アルコール分解に肝臓がフル稼働することで自律神経のバランスが乱れやすくなります。特に副交感神経の働きが乱れると、消化・吸収・排泄といった内臓のリズムが乱れ、疲労回復が遅れてしまいます。
自律神経からみる飲み会後の不調
自律神経は交感神経と副交感神経のバランスで成り立ちます。飲酒や食べすぎによりこのバランスが崩れると、以下のような症状が現れやすくなります。
- 胃もたれ・膨満感
- 倦怠感・頭の重さ
- 睡眠の質の低下
- 翌日の集中力低下
「ただの二日酔い」と軽視されがちですが、自律神経の乱れが続くと慢性的な不調へと発展する可能性があるため注意が必要です。
東洋医学からみた「飲み会後のだるさ」
東洋医学では、胃腸は「脾・胃」に相当し、ここが弱ると体全体に「湿(余分な水分やだるさ)」が溜まると考えられています。秋は乾燥しやすい一方で、暴飲暴食や飲酒による「湿」が体にこもるため、「脾胃の失調」が起きやすい時期でもあります。
- 脾の弱り → 消化不良・疲労感・むくみ
- 胃の弱り → 胃もたれ・食欲不振・だるさ
また、アルコールは「熱」を生み出すため、体の中で「湿熱」となり、だるさや頭重感を強めます。
当院での施術の効果
1. 骨盤矯正
骨盤は胃腸を支える土台でもあります。骨盤の歪みがあると腹部の血流や神経の働きが乱れ、胃腸疲労を回復しづらくします。骨盤矯正により姿勢が整うと、消化器の負担が軽減し、自律神経も安定しやすくなります。
2. 猫背矯正
猫背は横隔膜の動きを制限し、呼吸が浅くなるため、副交感神経が十分に働かなくなります。猫背矯正で胸郭が広がると呼吸が深くなり、副交感神経が整いやすくなり、胃腸の働きも改善されます。
3. 鍼灸施術
鍼灸は胃腸の経絡(胃経・脾経)を整える効果があり、消化器系の不調改善に最適です。例えば「足三里」「中脘」などのツボを刺激することで胃腸の機能を高め、体内の湿をさばいて回復を促します。また、自律神経のバランス調整にも大きな効果を発揮します。
4. 頭部施術
頭部の緊張を緩めることで自律神経の中枢に働きかけ、副交感神経の働きを引き出します。施術後は「頭がスッキリした」「体の重さが取れた」と感じる方が多いのはこのためです。
通院の目安
- 急性期(つらいだるさが続く時期):週2回
- リハビリ期(体調が落ち着きはじめた時期):週1回
- メンテナンス期(再発予防・体調管理):月2〜3回
継続的に通院することで、自律神経と胃腸の働きが安定し、飲み会後も早く回復できる体質へと導きます。
ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院では LINE・ホームページから24時間予約受付中 です。
施術者が1人のため予約が取りづらい状況もございます。早めのご連絡をおすすめいたします。
まとめ
秋の飲み会後にだるさが長引くのは、単なる二日酔いではなく「胃腸疲労」と「副交感神経の乱れ」が原因です。当院では骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせることで、体の土台から回復力を高め、飲み会後のだるさを改善していきます。秋を快適に過ごすために、ぜひ一度ご相談ください。
「最近、やけに集中力がない」「夏になると頭が働かない」などのお悩みがある方は、隠れ熱中症かもしれません。お気軽にご相談ください。
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから!相談も予約もLINEでのご連絡が便利です!
📱LINE



コメント