はじめに
秋が深まると朝晩の冷え込みが強くなり、「最近腰が痛い」「冷えると余計に腰が固まる」と感じる方が増えてきます。実際に当院に来られる患者さんの中でも、「夏は気にならなかったのに、急に腰痛が悪化した」という声が多く聞かれます。これは単なる筋肉の問題ではなく、自律神経や血流、東洋医学的にみると「冷えによる気血の停滞」が関係しています。
この記事では、秋の冷えで腰痛が悪化する理由を、自律神経の視点と東洋医学の視点からわかりやすく解説し、さらに当院で行っている「骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術」がどのように効果を発揮するのかを詳しくご紹介します。
秋の冷えと腰痛の関係
自律神経の乱れによる影響
気温が下がると、自律神経のうち交感神経が優位になりやすく、血管が収縮して血流が悪くなります。その結果、筋肉に栄養や酸素が行き渡りにくくなり、硬直しやすくなるのです。とくに腰回りは上半身と下半身をつなぐ要であるため、血流障害や自律神経の乱れの影響を受けやすく、痛みが悪化しやすい部位です。
東洋医学的な解釈
東洋医学では、冷えは「陽気の不足」とされ、腎の働きが弱まることで腰に負担がかかると考えられています。また、寒さは「寒邪」として体に侵入し、気血の巡りを滞らせ、筋肉や関節を固くします。そのため秋冬の季節は、腰痛・関節痛・神経痛が出やすい時期とされています。
当院での施術アプローチ
骨盤矯正の効果
冷えで硬直した腰回りは、骨盤の歪みを助長させます。骨盤矯正により左右のバランスを整え、筋肉や靭帯への負担を軽減することで、血流改善と自律神経の安定をサポートします。
猫背矯正の効果
姿勢の悪化も腰痛の大きな要因です。猫背のまま冷えにさらされると背中〜腰の筋肉に過剰な緊張が起こります。猫背矯正で胸郭を広げ、呼吸を深めることで副交感神経が優位になり、筋肉の緊張を緩めやすくなります。
鍼灸施術の効果
鍼灸は「気血の巡り」を改善し、冷えによる筋肉の硬直を和らげます。腰部や下肢の経穴を使い、血流を促進することで温かさを感じ、筋肉の柔軟性を取り戻す効果があります。また、自律神経の調整にも優れ、冷えに伴う全身症状の改善にも役立ちます。
頭部施術の効果
意外に思われるかもしれませんが、頭部施術は腰痛改善にも重要です。脳への血流が良くなることで自律神経のバランスが整い、腰の筋肉への過剰な緊張命令が軽減されます。冷えによるストレス性腰痛にも有効です。
通院の目安
- 急性期（痛みが強い時期）：週2回
- リハビリ期（回復が進んできた時期）：週1回
- メンテナンス期（安定させたい時期）：月2〜3回
継続して通うことで、再発防止や冷えに負けない体づくりが可能になります。
ご予約について
当院では LINE・ホームページから24時間予約受付中 です。
ただし、施術者が1人のため予約が取りづらくなっております。特に冷え込みの強い秋冬は予約が集中しますので、お早めのご連絡をおすすめします！
まとめ
秋の冷えによる腰痛の悪化は、単なる「冷え」ではなく、自律神経の乱れや東洋医学的にいう「寒邪」によって引き起こされます。骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術を組み合わせることで、根本的な改善と再発予防が可能です。
「秋になると腰痛が悪化する」という方は、ぜひ一度 くろちゃん鍼灸整体院 にご相談ください。
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