はじめに
秋になると梨や柿、ぶどうなど、旬の美味しい果物がたくさん並びますよね。ついつい食べ過ぎてしまう…なんて方も多いのではないでしょうか。実はこの「秋の果物」、体にはビタミンや水分を補給するメリットがある一方で、冷え症を悪化させてしまう落とし穴もあるのです。特に女性の方や、もともと手足の冷えが気になる方は注意が必要です。
「果物を食べたら体が冷える気がする」
「秋になってから冷えが強くなった」
「靴下を履いても足先が冷たい」
そんなお悩みは、もしかすると 自律神経の乱れや、東洋医学でいう“寒邪(かんじゃ)”の影響が関係しているかもしれません。
本記事では、秋の果物と冷え症、自律神経・東洋医学の関わりをわかりやすく解説しながら、当院で行っている 骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように冷え症改善に役立つのかを、丁寧にお伝えしていきます。
秋の果物が体を冷やす理由
果物は「水分」と「陰性」の性質が強い
東洋医学では、食べ物には「温・熱・平・涼・寒」という性質があります。梨や柿、ぶどうなど秋の果物は「寒」や「涼」に属し、体を冷やす働きが強いと考えられています。
特に梨や柿は水分が豊富で、食べ過ぎると胃腸を冷やしやすくなり、結果的に血流のめぐりが悪化 → 手足の冷えにつながります。
自律神経との関わり
体が冷えると、交感神経が優位になり血管が収縮します。本来、手足まで温かい血液を届けるはずが、血管が締め付けられてしまい「末端冷え性」を招きやすくなります。
また、食後に副交感神経が優位になるタイミングで体が冷えると、自律神経の切り替えがスムーズにいかず「冷え+だるさ」が出やすくなるのです。
東洋医学からみる「秋の果物」と冷え症
脾胃(消化器系)の弱り
果物の食べ過ぎは「脾(ひ)=消化吸収力」を弱らせます。脾が弱ると「気(エネルギー)」が作れなくなり、手足を温める力が不足して冷えが悪化。
腎陽の不足
冷たいものを摂りすぎると「腎(じん)」のエネルギー、特に体を温める「腎陽(じんよう)」が弱ります。その結果、体の芯から冷える「内寒(ないかん)」が進んでしまいます。
寒湿の停滞
果物の甘味と水分は「湿(しつ)」を生みやすく、湿が体に停滞すると血流が滞り、冷えと重だるさを同時に感じやすくなります。
当院での施術効果
秋の果物による冷え症は「食養生」だけでなく、「体の調整」も重要です。当院では以下の施術を組み合わせ、冷え症改善を目指します。
骨盤矯正
骨盤の歪みは血流と神経の通り道を妨げ、下半身の冷えを強めます。矯正によって骨盤の傾きを整えると、下半身の血流が改善され、足先までポカポカしやすくなります。
猫背矯正
猫背は胸郭の動きを制限し、自律神経の切り替えを乱します。矯正で姿勢を整えると、深い呼吸ができるようになり、副交感神経の働きが安定 → 末端冷えの改善につながります。
鍼灸施術
鍼灸は「経絡の流れ」を整えることで、体を芯から温めます。冷え症に効果的なツボとしては「三陰交」「関元」「足三里」などを使用。特に女性の冷え・生理痛にも有効です。
頭部施術
意外かもしれませんが、冷えと頭の緊張は深くつながっています。頭部の筋肉を緩めることで副交感神経が働きやすくなり、体全体がリラックス。結果として血流が末端まで届きやすくなります。
通院の目安
- 急性期(冷えが強くつらい時期) → 週2回
- リハビリ期(改善してきたら) → 週1回
- メンテナンス期(再発予防・安定維持) → 月2〜3回
無理なく継続することで、体質改善につながりやすくなります。
ご予約について
当院は LINE・ホームページから24時間予約可能です。
ただし、施術者が1人のため予約枠が埋まりやすい状況です。
「冷えがつらい…」と感じたら、早めにご連絡くださいね。
まとめ
秋の果物は美味しいですが、食べ方を間違えると冷え症が悪化するリスクがあります。自律神経や東洋医学の視点からも、体を冷やさない工夫が必要です。
- 果物は朝〜昼に適量を
- 常温で食べる工夫を
- 体を温める施術と合わせて体質改善を
「冷えは当たり前」ではなく、「冷えは改善できるもの」です。
ぜひ、当院で体のバランスを整えながら、秋を快適に過ごしましょう。
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