はじめに
秋の夜、ふと布団に入った瞬間や寝る前の静かな時間に、胸がドキドキと高鳴って落ち着かない…。そんな経験はありませんか?
昼間は元気に過ごせていたのに、夜になると動悸や不安感が強まり、なかなか眠りにつけないというご相談を、当院でも多くいただきます。
この「夜に増える動悸」は、単なる心臓の問題ではなく、自律神経の切り替えがスムーズにいかないことが大きな原因のひとつです。さらに東洋医学の観点からは「心(しん)」や「腎(じん)」のバランスが崩れているサインでもあります。
今回は、秋の夜に起こりやすい動悸の背景、自律神経と東洋医学的な視点、そして当院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術による改善方法について、詳しくお話ししていきます。
夜に動悸が増える理由
1. 自律神経の切替不良
人間の体は昼間は「交感神経」、夜は「副交感神経」が優位になることで、活動と休息の切り替えをしています。しかし、ストレス・気温差・不規則な生活などによって、この切り替えがスムーズにいかなくなると、夜でも交感神経が働きすぎ、動悸や息苦しさ、不安感が出てきます。
2. 秋特有の要因
- 昼夜の寒暖差:急な冷え込みが血管を収縮させ、心臓への負担を増やします。
- 夏の疲れ残り:残暑の疲労や冷たい飲み物の摂りすぎが、心身のリズムを乱す要因に。
- 秋の乾燥:乾燥による水分不足は血液循環を乱し、動悸や不眠につながります。
東洋医学からみた「秋の夜の動悸」
東洋医学では、動悸は単に「心臓の病気」ではなく、全身の気血水の流れや臓腑のバランスの乱れから起こると考えます。
心(しん)の不調
心は「血脈を司る臓」とされ、心の働きが乱れると動悸や不眠、不安感が現れます。秋は乾燥によって「心血」が不足しやすく、これが夜の動悸を招きます。
腎(じん)の弱り
腎は「精」を蓄え、心とペアで働く臓です。腎が弱ると心を安定させる力が低下し、不安や動悸が強まりやすくなります。
肝(かん)の関与
ストレスが多い方は「肝気鬱結(かんきうっけつ)」により、気の流れが滞り、心に負担をかけ動悸につながります。
施術による改善方法
骨盤矯正
骨盤の歪みは姿勢の乱れを生み、自律神経の働きを妨げます。骨盤を整えることで呼吸が深まり、副交感神経が働きやすくなり、夜の動悸を和らげます。
猫背矯正
猫背は胸郭を圧迫し、心臓や肺の働きを妨げます。姿勢を正すことで血流と呼吸がスムーズになり、夜の不快な動悸や不安感を軽減します。
鍼灸施術
- 内関(ないかん):心を落ち着かせ、動悸や不安を和らげるツボ。
- 神門(しんもん):心身をリラックスさせ、不眠にも効果的。
- 太谿(たいけい):腎の力を補い、心腎のバランスを整える。
鍼灸は自律神経の調整に非常に効果が高く、夜間の動悸改善に欠かせない施術です。
頭部施術
頭皮や側頭部を優しく刺激することで、脳血流を整え、自律神経をリセット。特に「寝る前に動悸が気になる」という方には深いリラックスをもたらします。
通院の目安
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
体の状態を見ながら段階的に頻度を減らし、無理なく改善と予防を両立していきます。
ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院では、
LINE・ホームページから24時間予約可能です。
ただし施術者が1人のため、予約が取りづらい状況が続いております。お早めにご連絡ください。
まとめ
秋の夜に増える動悸は、心臓だけでなく、自律神経や東洋医学的な心腎のバランスの乱れが関係しています。
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせることで、心身の切り替えがスムーズになり、安心して眠れる夜を取り戻すことができます。
「最近、夜になると胸が苦しい」「動悸で寝つけない」という方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
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