はじめに
秋が深まるにつれて、「口の中が乾燥して痛い」「口内炎ができやすい」と感じる方が増えてきます。実際、秋の乾燥は呼吸器や皮膚だけでなく、口の中の粘膜にも影響を与えます。さらに、自律神経の働きが乱れて唾液分泌が低下すると、粘膜の防御力が落ちて口内炎が悪化する原因になります。
今回は、秋の乾燥と口内炎の関係を、自律神経の仕組みと東洋医学的な視点からわかりやすく解説し、当院で行っている施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)がどのように改善につながるのかをお伝えします。
秋の乾燥と口内炎の関係
粘膜防御の低下
口の中は常に唾液で潤され、粘膜が外部からの刺激や菌の侵入を防いでいます。しかし、乾燥が強まる秋は空気中の湿度が低下し、さらに冷たい空気で呼吸することが増えるため、粘膜が乾燥しやすくなります。唾液が減ると傷つきやすく、口内炎ができやすい状態になるのです。
自律神経の影響
唾液の分泌は、自律神経によってコントロールされています。リラックス時に優位になる「副交感神経」が唾液分泌を促しますが、乾燥やストレスで交感神経が優位になりすぎると、唾液が出にくくなり粘膜が守られなくなります。
自律神経の観点からみる口内炎
交感神経と副交感神経のアンバランス
- 交感神経優位:ストレス・寒暖差・乾燥により交感神経が優位になると、唾液分泌は抑制されます。その結果、口腔内の防御力が低下し炎症が起きやすくなります。
- 副交感神経不足:本来なら夜間や休息時に働き、体を修復する副交感神経の力が弱まると、口内炎が治りにくくなります。
自律神経リズムの乱れ
秋は昼夜の寒暖差や日照時間の減少によって自律神経が乱れやすい季節です。生活リズムの乱れや疲労が重なると、口のトラブルが起きやすくなります。
東洋医学からみる秋の乾燥と口内炎
東洋医学では、秋は「燥邪(そうじゃ)」の影響を受けやすい季節とされます。燥邪は体の潤いを奪い、肺や大腸、そして口や喉の粘膜に不調を起こします。
東洋医学的な解釈
- 肺と大腸の関係:「肺は皮毛を主り、大腸と表裏の関係にある」とされ、肺が乾燥すると口や鼻、皮膚が乾きやすくなります。
- 陰虚の状態:体の潤い(津液)が不足すると、粘膜が乾燥して炎症を起こしやすく、これが口内炎の背景になります。
- 気血不足:疲労やストレスにより気血が不足すると、粘膜の修復力が弱まり、治りにくい口内炎が繰り返されます。
当院での施術アプローチ
骨盤矯正
骨盤の歪みは全身の血流や自律神経の働きに影響します。骨盤を整えることで血液循環がスムーズになり、口腔内にも栄養が行き渡りやすくなります。結果として、炎症の回復を早める効果が期待できます。
猫背矯正
猫背の姿勢は胸郭を圧迫し、呼吸を浅くしてしまいます。呼吸が浅いと自律神経が乱れやすく、粘膜の潤いも不足します。猫背を改善することで、呼吸が深くなり副交感神経が働きやすくなり、唾液分泌も安定します。
鍼灸施術
東洋医学に基づく鍼灸は、肺や大腸経に関連するツボを刺激することで、体内の潤いを補い、炎症を鎮める働きがあります。特に「合谷」「曲池」「足三里」などのツボは免疫や粘膜の修復に効果的です。
頭部施術
頭部の施術は自律神経の調整に直結します。頭皮や側頭部を緩めることで脳への血流が改善し、副交感神経が優位に働くようになります。その結果、口腔粘膜の修復力が高まります。
通院の目安
- 急性期:週2回の施術で炎症や痛みを早く落ち着かせます。
- リハビリ期:週1回の施術で体のバランスを安定させ、再発を防ぎます。
- メンテナンス期:月2〜3回のケアで自律神経と体調を整え、口内炎が出にくい体質へ導きます。
ご予約について
当院では LINE・ホームページから24時間予約受付中 です。
ただし、施術者が1人のため予約が取りづらくなっております。お早めにご連絡ください!
まとめ
秋の乾燥による口内炎は、「粘膜の潤い不足」と「自律神経の乱れ」が大きな要因です。東洋医学の視点では燥邪や陰虚、気血不足が背景にあり、当院の施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)によって体内の潤いと自律神経のバランスを整えることができます。
「繰り返す口内炎で困っている」「季節の変わり目に不調を感じる」という方は、ぜひ当院の施術を体験してみてください。
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