はじめに
「お酒を飲んだ翌日に頭が痛い…」そんな経験、誰にでもあるのではないでしょうか?
実はこの頭痛、単なる“飲みすぎ”だけが原因ではなく、自律神経のバランスが大きく関係しています。アルコールが体に入ると血管が拡張し、副交感神経が過剰に働くことで、脳内の血流コントロールが乱れてしまうのです。
くろちゃん鍼灸整体院でも、「お酒を飲んだ翌日や翌々日に頭痛が抜けない」というご相談を多くいただきます。この記事では、アルコールによる頭痛のメカニズムを、自律神経と東洋医学の両面からわかりやすくお伝えし、当院での施術アプローチについても詳しくご紹介します。
アルコールが自律神経に与える影響
アルコールを摂取すると、血管が拡張し体がぽかぽかと温かくなります。これは副交感神経の働きが一時的に優位になるためです。しかし、体はそれを「過剰反応」と感じ、交感神経を活性化して血圧を戻そうとします。この“神経の綱引き”が続くことで、自律神経全体のバランスが崩れ、頭痛を引き起こしてしまうのです。
また、アルコールの分解で発生するアセトアルデヒドは、血管を拡張させる作用があり、これも頭痛の原因の一つ。血管が拡張すると、周囲の神経が刺激され、ズキズキとした痛みを感じやすくなります。
東洋医学から見た「アルコールと頭痛」
東洋医学では、アルコールの摂取は「湿熱(しつねつ)」を生むと考えます。湿熱とは、体にこもる余分な水分と熱のこと。これが「肝」「脾」「胃」などの臓腑の働きを乱し、気の巡りを滞らせてしまいます。
特に肝の働き(気血の流れを調整する役割)が乱れると、頭部への気の上昇が不安定になり、「頭痛」「のぼせ」「目の充血」などが出やすくなります。また、脾胃の弱りによって消化が滞り、体内に湿が溜まると、重だるいタイプの頭痛が生じやすくなります。
東洋医学的分類:
- 肝火上炎型:顔が赤く、目が充血し、頭痛が強くズキズキする。
- 痰湿阻滞型:頭が重く締め付けられるような痛み。
- 気滞血瘀型:ストレスを感じやすく、肩や首も同時にこるタイプ。
骨盤矯正・猫背矯正による神経バランスの安定
アルコール由来の頭痛は、ただの内臓反応ではなく「姿勢の乱れ」とも深く関係しています。背骨や骨盤が歪むことで、自律神経の通り道である脊柱管周辺の圧が変化し、神経伝達が乱れやすくなるのです。
骨盤矯正の効果:
- 骨盤を整えることで、内臓の位置を安定させ、肝・脾・胃の働きを助ける。
- 血液とリンパの流れが良くなり、アルコール代謝による疲労回復を促進。
猫背矯正の効果:
- 胸郭の動きを改善し、呼吸を深くすることで副交感神経の過剰を抑える。
- 首や肩の筋緊張を和らげ、頭部への血流バランスを整える。
鍼灸施術で自律神経を整える
鍼灸は、自律神経バランスを調整する最も有効な手段のひとつです。特にアルコール後の頭痛に対しては、「肝」「脾」「胃」「頭部」の経絡を意識した施術を行います。
施術ポイント例:
- 百会(ひゃくえ)・風池(ふうち)・天柱(てんちゅう):頭痛や首こりを緩和。
- 太衝(たいしょう)・足三里(あしさんり):肝・脾・胃の気の巡りを整える。
- 合谷(ごうこく):頭部への血流改善、自律神経安定。
鍼刺激によって血管の拡張・収縮リズムが整い、交感・副交感神経の切り替えがスムーズになります。その結果、頭痛の原因となる「神経の誤作動」が減少し、再発予防にもつながります。
頭部施術によるリセット効果
当院で人気の「頭部調整」では、頭皮・側頭部・後頭部の筋膜をゆるめ、脳の血流を整えることで頭痛を軽減します。
お酒の翌日に感じる「頭の重だるさ」や「ぼーっとする感覚」は、脳内循環の滞りと関連しています。頭部施術により、
- 酸素と栄養の供給が改善
- 老廃物の排出促進
- 自律神経のリズム回復 が期待できます。
さらに、頭部と連動する首・肩・背中の緊張も緩めることで、全身の血流循環を高めます。
通院の目安
頭痛が強く出ている急性期は週2回の通院をおすすめします。神経バランスと筋緊張を安定させるためには、リハビリ期に週1回、その後のメンテナンス期には月2〜3回のケアが理想的です。
継続的な施術によって、体質そのものが安定し、「お酒を飲んでも翌日に響かない体」へと変わっていきます。
ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院では、LINE・ホームページで24時間予約受付中です。施術者が1人のため、ご予約が取りづらくなっております。お早めにご連絡ください。
頭痛にお悩みの方、アルコールによる体調不良が続く方は、ぜひ一度ご相談ください。
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