はじめに
最近、「デスクワークが多くて肩がガチガチ」「なんとなく頭が重い」「首の後ろがズーンとする」――そんな方が増えています。
特に、運動不足やストレッチ不足が続くと、頭痛を訴える方が一気に増えます。
実はこの「ストレッチ不足による頭痛」、単に筋肉が固くなっているだけではありません。
血流の停滞によって自律神経のバランスが崩れ、神経が過敏化しているのです。
今回は、そんな「ストレッチ不足と頭痛の関係」について、自律神経の働きと東洋医学の視点から分かりやすくお話しします。
そして、くろちゃん鍼灸整体院で行っている「骨盤矯正」「猫背矯正」「鍼灸施術」「頭部施術」が、どうやってこの状態を改善していくのかを詳しくお伝えします。
ストレッチ不足が招く“血流停滞”と神経過敏化
身体を動かすことが減ると、筋肉のポンプ機能が低下します。
血液は心臓から送り出されても、筋肉が動かないと末端から戻ってこないため、首・肩・後頭部に老廃物が滞りやすくなります。
この状態が続くと、脳や神経に十分な酸素と栄養が届かなくなり、神経が興奮しやすい「過敏状態」に。
少しの刺激でも「ズキッ」と痛みを感じたり、気圧や天候の変化にも敏感になってしまいます。
つまり、ストレッチ不足=筋肉のこわばりだけでなく、血流と神経伝達の問題も同時に引き起こしているのです。
自律神経のリズムが乱れる理由
自律神経は、体温調整や血流、呼吸、内臓の働きまでコントロールしています。
ストレッチ不足によって筋肉が硬直し、血流が滞ると、体は「酸素が足りない」「冷えている」と判断し、交感神経を刺激します。
するとどうなるか?
血管が収縮し、肩・首まわりがさらに冷えて緊張。
結果的に「血の巡りが悪い → 神経が緊張 → 痛みが出る」という悪循環が始まるのです。
これがいわゆる「自律神経性頭痛」。
ストレスや疲れだけでなく、「動かないこと」が最大の原因になっているケースも多いのです。
東洋医学で見る「ストレッチ不足による頭痛」
東洋医学では、身体のめぐりを「気・血・水」の3つで捉えます。
ストレッチ不足で筋肉が固まると、「気」と「血」の流れが滞る=**気滞血瘀(きたいけつお)**という状態になります。
この「気滞血瘀」が続くと、次のようなサインが現れます。
- 首や肩が重く、動かすと痛む
 - 頭が締め付けられるような痛み
 - 目の奥が痛い
 - 冷えると悪化し、温めると少し楽になる
 - 生理前に頭痛が強くなる
 
また、「肝」の気の巡りが悪くなると、感情の停滞やイライラも伴いやすくなります。
つまり、ストレッチ不足による頭痛は、“動かない体”が“動かない気血”を生み、感情まで停滞させているのです。
骨盤矯正 ― 身体の基盤を整えて血流を改善
くろちゃん鍼灸整体院では、まず骨盤矯正を通して全身の軸を整えます。
骨盤が歪んでいると、筋肉の使い方に左右差が生じ、血流の流れも不均一になります。
特にデスクワークで片足重心・浅い座り方をしている方は、骨盤が前傾・後傾し、背骨のS字カーブが乱れ、首の角度も不自然に。
この姿勢の乱れこそが、頭部の血流不足や神経圧迫の大きな原因。
骨盤を正しい位置に戻すことで、上半身の血流がスムーズになり、頭痛の根本改善につながります。
猫背矯正 ― 背骨周囲の神経伝達をスムーズに
猫背になると、肩甲骨が外に開き、胸郭がつぶれたような姿勢になります。
この状態では呼吸が浅くなり、酸素を十分に取り込めません。
猫背矯正では、肩甲骨と背骨の動きを取り戻し、呼吸筋を解放。
それにより副交感神経が働きやすくなり、緊張状態からリラックス状態への切り替えがスムーズになります。
自律神経が整うことで、「朝起きたときの頭の重だるさ」や「仕事終わりのズーンとした頭痛」が減っていきます。
鍼灸施術 ― 自律神経と血流を同時に整える
鍼灸施術では、首や肩・背中・頭皮などに細い鍼を打ち、滞っている血流を促します。
鍼の刺激は自律神経に直接働きかけ、交感神経の興奮を鎮め、副交感神経を活性化させます。
さらに、ツボを通じて「気・血・水」のバランスを整えることで、東洋医学的にも自然治癒力を高めます。
特に有効なツボとしては:
- 風池(ふうち)…首の後ろの血流改善
 - 百会(ひゃくえ)…頭頂部の血流と自律神経調整
 - 太衝(たいしょう)…肝の気滞を流す
 - 合谷(ごうこく)…全身の気血循環を促す
 
これらを患者さん一人ひとりの体質に合わせて施術することで、薬に頼らず頭痛を和らげることが可能になります。
頭部施術 ― 神経過敏をリセットするケア
頭皮や後頭部は、自律神経の出口が密集しています。
ストレッチ不足で頭皮まで固まると、血流が滞り、脳の温度調整ができにくくなります。
頭部施術では、優しくほぐしながら神経の通り道を開放し、脳の緊張をリセットします。
「頭が軽くなった」「目の奥がスッキリした」と感じる方が多く、デスクワーク後のリカバリーにも最適です。
鍼との併用で、より深いリラクゼーション効果が期待できます。
東洋医学的セルフケア:毎日の「小ストレッチ」で気血を動かす
ストレッチ不足による頭痛を予防するためには、日々の「小さな動き」が大切です。
- 朝:背伸びをして深呼吸を3回
 - 昼:肩をすくめて脱力(肩甲骨を意識)
 - 夜:お風呂上がりに首の横伸ばしと背中のひねり
 
これらを習慣化するだけでも、気血の巡りが改善し、自律神経の切り替えがスムーズになります。
特に秋冬は筋肉が冷えて硬くなりやすいため、「温めながら動かす」ことを意識してみましょう。
通院の目安と施術ペース
症状の強さに応じて、くろちゃん鍼灸整体院では次のような通院ペースをおすすめしています。
- 急性期(痛みが強い時期):週2回
 - リハビリ期(再発予防・回復期):週1回
 - メンテナンス期(安定維持):月2〜3回
 
継続的に通院することで、体質が変化し、「頭痛が起きにくい身体」へと少しずつ整っていきます。
ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院では、
LINE・ホームページで24時間ご予約受付中です。
施術者が1人のため、予約が混み合う日も多くなっております。
お早めのご連絡をおすすめいたします。
まとめ
ストレッチ不足による頭痛は、筋肉だけでなく、血流・神経・自律神経の問題が複雑に絡み合っています。
東洋医学では「動かない体は、気も血も動かない」と言われます。
ほんの数分のストレッチでも、体の流れを変えるきっかけになります。
そして、くろちゃん鍼灸整体院の施術は、その流れを取り戻すための「整える力」を引き出すサポートです。
無理せず、自然に、心地よく。
あなたの頭痛のない毎日を、一緒に取り戻していきましょう。
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