はじめに
「最近、肩が前に出てきて姿勢が悪くなった気がする」「呼吸が浅くて頭が重い」「デスクワークのあとに必ず頭痛が出る」――そんなお悩みを抱えていませんか?
このような症状は、ただの肩こりではなく「肩の巻き込み姿勢(内巻き肩)」が原因で起きていることがとても多いのです。そしてこの“巻き肩”は、想像以上に呼吸の質や脳への酸素供給、自律神経の働きにまで影響し、頭痛を引き起こす大きな要因となります。
本記事では、なぜ肩の巻き込み姿勢が頭痛につながるのかを、自律神経と東洋医学の視点からわかりやすく解説し、当院の「骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術」がどのように効果を発揮するのかを詳しくお伝えします。
1. 巻き込み肩とは?現代人に急増する「隠れ酸欠姿勢」
「巻き込み肩」とは、肩甲骨が外側かつ前方に引っ張られ、肩が前方に入り込んだ状態です。スマホ・パソコン作業が長時間続く現代人に非常に多く見られます。
- 胸が縮こまり、肋骨が動かなくなる
- 横隔膜(呼吸筋)が硬くなり、深い呼吸ができない
- 肩・首・後頭部の筋肉が常に引っ張られ、血流が低下する
この結果、脳への酸素供給が不足し、自律神経が過敏化して頭痛・めまい・集中力低下などの不調を引き起こすのです。
2. 自律神経から見る「呼吸制限と頭痛」のつながり
自律神経は、体のリズムや内臓・血管の働きをコントロールする神経です。呼吸はその中でもとても重要な役割を担っており、酸素濃度の変化は自律神経のスイッチを直接刺激します。
- 呼吸が浅くなる → 酸素が足りない → 脳が「危険」と判断
- 交感神経が優位になり、血管が収縮 → 頭部血流が低下
- 神経の興奮が高まり、痛みを感じやすくなる
さらに、呼吸が浅い状態では副交感神経(リラックス神経)が働きにくくなり、自律神経のバランスが崩れやすくなるのです。
3. 東洋医学から見た「巻き込み肩と頭痛」
東洋医学では、呼吸の浅さは「気(エネルギー)」の巡りの停滞として捉えます。肩や胸が固まって肺の働きが弱ると、「肺気」が滞り「清気(酸素やエネルギー)」が頭に届きにくくなります。
- 肺の気が滞る → 頭部の清気が不足 → 頭重感・鈍痛
- 胸郭の滞りが「肝気(ストレス反応)」を妨げ → 自律神経の乱れ
- 長期化すると「脾(胃腸)」や「腎(生命力)」にも影響
東洋医学では、頭痛そのものだけでなく「呼吸の通り道」や「気のめぐり」を整えることが根本治療になります。
4. 巻き込み肩による呼吸制限が引き起こす症状一覧
巻き込み肩を放置すると、次のような不調が同時に現れやすくなります:
- 頭が重い・ズキズキ痛む
- 集中力が続かない・ぼーっとする
- めまいや吐き気
- 不安感・情緒の不安定さ
- 睡眠の質の低下
- 胸の圧迫感や浅い呼吸
- 肩甲骨や背中の張り
これらは「肩こり」だけでは説明できない症状であり、自律神経・酸素供給・姿勢バランスがすべて関係しています。
5. くろちゃん鍼灸整体院のアプローチ
当院では、ただ肩をほぐすだけではなく、**「姿勢」「呼吸」「神経」「気血」**の4方向からアプローチしていきます。
① 骨盤矯正 ― 呼吸の土台を整える
巻き込み肩の根本には「骨盤の傾き」が関わっていることが多くあります。骨盤が前傾・後傾していると、背骨のカーブが崩れ、胸郭が圧迫されやすくなります。
- 骨盤のゆがみを整える → 背骨のカーブが正しくなる
- 肋骨の可動性が広がり、呼吸が深くなる
- 頭部への血流が改善し、酸素供給が向上
② 猫背矯正 ― 胸郭の開放と酸素供給アップ
巻き込み肩は「猫背」とセットで起こることが多いです。背骨や肩甲骨を正しい位置に導くことで、胸郭が自然と広がり、酸素の取り込み量が増えます。
- 肩甲骨の動きを取り戻す → 肺が大きく膨らむ
- 背中・胸の筋肉が柔らかくなる → 自律神経の興奮が落ち着く
- 酸素供給が増え、頭痛の頻度が減少
③ 鍼灸施術 ― 自律神経の乱れと「気血」の滞りを調整
呼吸が浅くなると、交感神経が過剰に働き、筋肉も硬くなります。鍼灸はこの神経の興奮を鎮め、血流と気の巡りを改善します。
- 肩・胸・背中の深部筋へ鍼刺激 → 呼吸筋がゆるむ
- 自律神経が整い、副交感神経が優位に
- 東洋医学的な「肺気」「肝気」の滞りを改善 → 頭痛が和らぐ
④ 頭部施術 ― 脳の酸素環境と神経興奮をリセット
頭蓋骨まわりの緊張を緩め、脳の酸素環境と血流を直接改善します。巻き込み肩による神経過敏や脳のオーバーヒート状態を鎮め、頭痛が起こりにくい状態へ導きます。
- 後頭部・側頭部の筋膜調整 → 三叉神経・自律神経が落ち着く
- 脳血流とリンパ流が促進 → 脳の酸素環境が改善
- 思考のクリアさ・集中力も回復
6. 通院の目安と施術の流れ
頭痛の原因が「巻き込み肩」にある場合、筋肉や姿勢だけでなく、自律神経のリズムを再教育することが大切です。
そのため、次のような通院ペースをおすすめしています:
- 急性期(症状が強い時):週2回
- リハビリ期(再発予防期):週1回
- メンテナンス期(安定後の体質改善):月2〜3回
多くの方が2〜3ヶ月で頭痛の頻度が減り、呼吸の深さや集中力、気分まで変わっていきます。
7. 予約・お問い合わせ
くろちゃん鍼灸整体院では、LINE・ホームページから24時間ご予約受付中です。
施術者は一人のため、予約枠が限られています。症状が出始めたら我慢せず、できるだけ早めのご相談をおすすめします。
まとめ
肩の巻き込み姿勢は「見た目が悪い」だけの問題ではありません。呼吸が浅くなり、脳への酸素供給が減り、自律神経のバランスまで崩してしまう――それが頭痛の根本原因になっているケースが非常に多いのです。
姿勢と呼吸を整えることは、「薬に頼らず頭痛を根本から改善する」第一歩。
一人で悩まず、ぜひ私たちと一緒に体を整えていきましょう。
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