胃熱がこもり腹部が灼けるように痛むときに知ってほしいこと

自律神経 体の歪み 痛み

〜自律神経と東洋医学から見る原因と当院での改善アプローチ〜


はじめに

「お腹の奥がジリジリと焼けつくように痛い」「常にみぞおちが熱を持っている感じがする」「食後や空腹時に胃の奥がヒリヒリして落ち着かない」──そんな経験はありませんか?

このような“灼けるような腹部の痛み”は、単なる胃の不調ではなく、体の自律神経バランスや東洋医学的な「胃熱(いねつ)」という状態が深く関係しています。現代ではストレスや不規則な生活、過食、刺激の強い飲食物などが原因で胃熱がこもりやすくなり、結果として消化機能が乱れ、自律神経の働きまでも狂わせてしまう方が増えています。

くろちゃん鍼灸整体院にも、「検査では異常がないのにお腹が熱いように痛む」「病院の薬では治らなかった」と来院される方が多く、その多くが自律神経の乱れと胃熱のこもりが深く関係しているケースです。

今回は、こうした「胃熱による腹部の灼熱痛」について、自律神経の観点と東洋医学の観点からわかりやすく解説し、当院で行っている施術と改善の流れまで詳しくお伝えします。


胃の“灼けるような痛み”はなぜ起こるのか?

① 自律神経から見たメカニズム

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」がバランスを取りながら、消化・吸収・胃酸分泌などの内臓機能をコントロールしています。しかし現代人の生活は、このバランスを崩しやすい環境にあります。

  • ストレス過多・緊張状態 → 交感神経が優位になり、胃粘膜が過敏化
  • 夜更かし・睡眠不足 → 自律神経の切り替えがうまくいかず、胃酸分泌が乱れる
  • 過食・刺激物の摂取 → 胃が常に働き続け、熱を持ちやすくなる

このような状態が続くと、胃の粘膜は常に刺激され、炎症のような反応を起こしやすくなります。その結果、「ヒリヒリ」「ジリジリ」といった灼けるような痛みが現れやすくなります。

特に自律神経の交感神経が過剰に働いていると、血管が収縮して粘膜の血流が悪化し、修復力が低下します。その状態で刺激の強い食事やストレスが加わると、さらにダメージが蓄積されるという悪循環に陥ってしまうのです。


東洋医学で見る「胃熱」とは?

東洋医学では、このような灼けるような痛みを「胃熱(いねつ)」と呼びます。
胃に“熱の邪気”がこもり、消化器官の気血の流れが滞っている状態です。

胃熱の主な原因

  • 過食・暴飲暴食:食べ過ぎが胃の働きを過剰にし、熱がこもる
  • 辛い・脂っこい・アルコール:熱を生じる飲食が胃に負担をかける
  • ストレス・怒り:「肝火」が胃に伝わり、胃熱となる
  • 長期の胃の疲労:「脾虚」による運化不全が熱化する

胃熱の典型的な症状

  • みぞおちや腹部の灼けるような痛み
  • 空腹時や夜間に痛みが増す
  • 口臭・口の乾き・口内の熱感
  • 便秘気味で硬い便が出る
  • 舌が赤く、舌苔が黄色く厚い

これは単に「胃が悪い」というだけでなく、「気(エネルギー)」と「熱」が滞っている状態です。放置すると、炎症性の疾患や自律神経の慢性不調につながることもあります。


胃熱と自律神経の関係性

胃熱のこもりは、単なる胃の問題にとどまらず、自律神経全体に影響を与えます。

  • 胃に熱がこもる → 消化器官の神経系が過敏になる
  • 胃腸の興奮が続く → 自律神経が交感神経優位に固定される
  • 全身の恒常性が乱れる → 睡眠・情緒・ホルモンバランスにも影響

つまり、「胃熱を鎮めること」は「自律神経の安定」に直結するのです。逆に、胃熱を放置すると自律神経失調の原因にもなり、肩こり・頭痛・情緒不安定など、他の不調も併発することがあります。


当院での施術アプローチ

① 骨盤矯正:内臓の位置と血流を整える

胃は横隔膜のすぐ下、みぞおちの奥に位置しており、骨盤や背骨のバランスが崩れると、その位置関係が微妙にずれ、消化機能に影響を及ぼします。
骨盤矯正で姿勢軸を整えることで、内臓が本来の位置に戻り、胃への血流や神経伝達がスムーズになります。これにより胃の過敏反応が鎮まり、熱がこもりにくい環境が作られます。


② 猫背矯正:腹圧と自律神経のバランスを改善

猫背は腹腔内の圧力を高め、胃を圧迫して消化液の逆流や粘膜刺激を悪化させます。
また、背骨沿いを走る自律神経への圧迫も強くなり、交感神経が過剰に働きやすくなります。
猫背矯正で姿勢を正しく保てるようになると、腹部の圧力が正常化し、胃の炎症反応や熱のこもりが鎮まりやすくなります。


③ 鍼灸施術:胃熱を鎮め、自律神経を整える

東洋医学的な施術の中核となるのが鍼灸です。
「足三里(あしさんり)」「中脘(ちゅうかん)」「梁丘(りょうきゅう)」など胃経・脾経のツボを用い、熱を鎮め、気血の流れを整えます。
また、「肝火」や「心火」など上半身にこもった余分な熱を降ろすことで、胃熱そのものを根本から解消し、自律神経も自然と落ち着いてきます。


④ 頭部施術:脳の自律神経中枢をリセット

胃熱が慢性化している方は、脳の視床下部や迷走神経核といった自律神経中枢が過敏になっていることが多く見られます。
頭部施術によって頭蓋骨の緊張を解き、脳血流と神経伝達を整えることで、自律神経の切り替えがスムーズになり、胃の興奮も抑制されていきます。


通院の目安と改善の流れ

  • 急性期(炎症・痛みが強い時期):週2回の施術で集中的に熱と過敏反応を鎮めます
  • リハビリ期(症状が落ち着いてきた時期):週1回の施術で自律神経と胃粘膜の再生をサポート
  • メンテナンス期(再発予防・体質改善):月2〜3回の定期ケアで「胃熱がこもりにくい体質」へ

多くの方は、2〜3週間で「焼けるような痛み」が軽減し、1〜2ヶ月で再発しにくい状態になります。体質から整えることで、慢性的な胃の熱や自律神経の乱れも根本改善が期待できます。


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まとめ

「胃が灼けるように痛い」という症状は、単なる胃炎やストレスでは片付けられない複合的なサインです。自律神経の乱れ、胃熱のこもり、姿勢や血流の不良──これらが絡み合って起こっているケースが多く、根本改善には総合的なアプローチが欠かせません。

当院では、骨格・姿勢・自律神経・東洋医学の4本柱で、あなたの胃の不調を本質から整えます。もう一人で我慢せず、ぜひ一度ご相談ください。

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こんにちは!【くろちゃん鍼灸整体院】院長の黒柳です!自律神経の乱れは体や頭骸骨が歪んでいて体への指令と体温調節が上手くいっていない方がほとんどです! 体のチェックから、メンテナンスまで当院で院長が検査から施術まで行います! お体の不調を教えてください!全力でサポート致します!
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