〜体と心のバランスが崩れやすい秋の不調を整えるには〜
はじめに
朝晩の気温がグッと下がり、日中との寒暖差が大きくなるこの季節。「なんだか体がだるい」「やる気が出ない」「イライラしやすい」「眠りが浅い」…そんな不調を感じていませんか?
季節の変わり目は、私たちの体が気温・湿度・日照時間などの環境変化に適応しようとする時期。特にホルモンの分泌リズムと自律神経のバランスが乱れやすく、連動不良が起こりやすい季節です。
「最近、理由もなく気持ちが不安定」「生理周期が乱れた」「更年期症状が急に強く出てきた」という声も多く聞かれますが、それは決して“気のせい”ではありません。
本記事では、そんな季節の移行期に起こりやすいホルモンと自律神経の連動不良について、わかりやすく解説し、東洋医学の視点や、くろちゃん鍼灸整体院での具体的な施術方法まで詳しくお伝えします。
1. 季節の移行期に起こる「ホルモンと自律神経の連動不良」とは?
1-1. 体のリズムを整える2つの大切なシステム
私たちの体は、24時間のリズムだけでなく、季節に合わせた生体リズムを持っています。その中でも特に重要なのが、
- 自律神経系:呼吸・血流・体温・消化などの“自動運転”を司る神経システム
- 内分泌系(ホルモン):代謝や月経、気分や睡眠などを調節するホルモンシステム
この2つは密接に連動しており、脳の視床下部や下垂体という司令塔が両方を同時にコントロールしています。つまり、片方が乱れるともう一方もバランスを崩しやすいという特徴があるのです。
1-2. 季節の移り変わりが体のバランスを崩す理由
春から夏、夏から秋へと季節が移る際、私たちの体は次のような環境変化にさらされます:
- 朝晩の気温差が大きくなる
- 日照時間が急に短くなる
- 気圧や湿度が不安定になる
- 秋雨や台風などで天候が乱れる
これらはすべて、自律神経にとっては「外からの刺激」であり、交感神経・副交感神経の切り替えを何度も余儀なくされます。さらに、日照時間の減少はメラトニンやセロトニンといったホルモンの分泌に影響し、睡眠・気分・月経周期などのリズムがずれやすくなるのです。
2. ホルモンと自律神経の連動不良が引き起こす症状
ホルモンと自律神経は全身のあらゆる機能を調整しているため、その連動が乱れると多岐にわたる症状が現れます。
2-1. 自律神経系の不調
- 朝起きても疲れが取れない
- 眠れない・眠りが浅い
- 動悸や息苦しさ
- 胃腸の調子が不安定(下痢・便秘・胃もたれ)
- 手足の冷えや顔のほてり
2-2. ホルモン系の不調
- 生理周期の乱れ・PMSが悪化
- 更年期症状(のぼせ、発汗、不眠)の増強
- 気分の浮き沈み・情緒不安定
- 肌荒れ・抜け毛・むくみ
「自律神経の問題」と「ホルモンの問題」は、別々のものに見えて根っこは同じです。だからこそ、どちらかだけを整えようとしてもなかなか改善しないのです。
3. 東洋医学から見た「季節の移行期」と体の乱れ
東洋医学では、季節の変わり目は「土用」と呼ばれ、体が最も**“揺らぎやすい時期”**と考えられています。この時期は「脾(ひ)」や「肝(かん)」の働きが乱れやすく、気血水(きけつすい)の巡りが滞りやすい状態です。
3-1. 脾の乱れとホルモン・自律神経
脾は消化吸収だけでなく、「気血の生成」や「内臓を持ち上げる力」を担う臓腑です。脾が弱ると全身のエネルギー供給が低下し、自律神経の切り替えがうまくいかなくなります。また、ホルモン分泌に必要な栄養が届かず、月経周期や更年期症状が乱れやすくなります。
3-2. 肝の疏泄機能と情緒・ホルモン
肝は「気の流れ」を調節する臓腑で、ストレスの影響を受けやすいのが特徴です。肝の働きが滞ると「気滞(きたい)」が起こり、イライラ・情緒不安・月経前症候群などが強くなります。ホルモンバランスにも大きく関わるため、肝の調整はとても重要です。
4. くろちゃん鍼灸整体院のアプローチ
季節の移行期に起こる“ホルモンと自律神経の連動不良”は、表面的な症状だけを追いかけても根本的な改善は難しいです。
当院では、**「神経・ホルモン・血流・姿勢」**をトータルで整える4本柱の施術で、体の内側から本来のリズムを取り戻すお手伝いをしています。
4-1. 骨盤矯正:自律神経の司令塔を安定させる
骨盤は内臓や自律神経の「土台」となる部分。骨盤が歪むと、自律神経の走行が圧迫され、脳と内臓の信号伝達がスムーズに行われません。
骨盤矯正により背骨〜骨盤のアライメントを整えると、交感神経・副交感神経の切り替えがしやすくなり、ホルモン分泌のリズムも安定しやすくなります。
4-2. 猫背矯正:胸郭の開放とホルモン分泌の活性化
姿勢が崩れ、背中が丸くなっていると、胸郭が閉じて呼吸が浅くなります。呼吸が浅い状態では、自律神経の中枢である延髄〜迷走神経が働きにくく、ホルモン分泌も低下します。
猫背矯正で胸郭を開放すると、呼吸が深くなり、自律神経が整いやすくなると同時に、脳からのホルモン分泌指令もスムーズになります。
4-3. 鍼灸施術:自律神経とホルモンの橋渡し
鍼灸は、神経系と内分泌系の橋渡しをする非常に有効な手段です。
例えば「合谷」「三陰交」「内関」などの経穴は、自律神経とホルモンのバランスを調整し、脳下垂体—副腎系・卵巣系の働きを促進します。特に女性ホルモンの乱れによる症状や、更年期の不調には高い効果が期待できます。
4-4. 頭部施術:中枢のリセットとホルモン調整
自律神経とホルモンの司令塔である視床下部・下垂体は脳の中心部にあり、ストレスや疲労で働きが鈍くなります。
頭部施術で脳脊髄液の流れを促進し、頭蓋骨の微細な歪みを整えることで、司令塔の機能をリセット。自律神経とホルモンの連動性を取り戻します。
5. 通院の目安とご案内
- 急性期(不調が強い時):週2回
- リハビリ期(体が慣れてきたら):週1回
- メンテナンス期(安定後の予防):月2〜3回
季節の変わり目に起こる不調は、早めに整えることで深刻化を防げます。「体質だから」とあきらめず、根本改善を目指しましょう。
6. 予約・お問い合わせ
くろちゃん鍼灸整体院では、
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施術者が1人のため、予約が取りづらくなっております。ご希望の日時がある方は、お早めにご連絡ください!
まとめ
季節の移行期は、体が自然の変化に追いつこうとする大切な時期。ホルモンと自律神経の連携が乱れるのは“自然な反応”でもありますが、そのまま放置すると心身の不調が長引きやすくなります。
骨格・姿勢・神経・ホルモンをトータルで整えることで、季節の変化にも揺らがない、しなやかな体と心をつくっていきましょう。
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