急に動悸がして息苦しくなる|自律神経のスイッチが切り替わらず心拍が乱れています

自律神経 体の歪み 痛み

はじめに

「突然ドキドキして息が苦しくなる…」「特に何もしていないのに心臓がバクバクして不安になる…」
こんな経験はありませんか?

検査では「心臓に異常はありません」と言われても、体が発するこのサインは無視できません。多くの方が「自分は心の病気では?」と不安に感じてしまいますが、実はこのような症状の多くは自律神経のスイッチがうまく切り替わっていないことが原因で起こっています。

日常生活の中で交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、心拍数や呼吸リズムの調整が乱れ、体が“緊急モード”のままになってしまいます。これは体が壊れたのではなく、「今、危険を感じている」と脳が勘違いしている状態です。

この記事では、「急に動悸がして息苦しくなる」症状の背景にある自律神経のメカニズム、東洋医学的な見方、そして当院の施術でどのように改善を目指していくのかを詳しく解説していきます。


1. 動悸と息苦しさが突然起きる理由|自律神経のスイッチが壊れているわけではない

◆ 自律神経は“無意識の生命スイッチ”

私たちの心拍・呼吸・血圧・体温・消化などは、自分の意志ではコントロールできません。それらを自動で調整しているのが自律神経です。

  • 交感神経:日中・活動時・緊張・ストレス時に働く「アクセル」
  • 副交感神経:夜間・休息時・リラックス時に働く「ブレーキ」

健康な状態では、この2つが状況に応じてスムーズに切り替わり、体の内部環境を一定に保っています。しかし、現代人の多くは仕事・人間関係・天候・スマホ情報などの刺激が絶えず、交感神経が“踏みっぱなし”の状態に。

その結果、ちょっとした刺激で「戦う・逃げる」のスイッチが入り、心拍数が急上昇したり呼吸が浅く速くなったりします。


2. 急な動悸・息苦しさのメカニズム|脳と心臓の「誤作動ループ」

◆ ストレスでアクセル神経が暴走

精神的なプレッシャーや不安、寝不足、季節の変わり目などで交感神経が過剰になると、脳が「危険が迫っている」と判断します。

脳は副腎を刺激し、アドレナリンを分泌。

心拍数が急上昇・呼吸が浅くなる。

体は“戦闘モード”になり、息苦しさや不安感が増す。

この流れは本来「命を守るための反応」ですが、現代では敵に追われているわけでもないのにスイッチが切り替わらず、誤作動のまま心身が暴走してしまうのです。


3. 東洋医学から見る「動悸」と「息苦しさ」

東洋医学では、急な動悸や息苦しさは単なる心臓の問題ではなく、**「気の乱れ」「血の滞り」「心・肺・腎のバランス不調」**としてとらえます。

◆ 「心(しん)」の乱れ:情緒と拍動のコントロール

心は精神活動と血の循環を司る臓。ストレスや不安で心の「神(しん)」が乱れると、鼓動が早まり、驚きやすく、胸の圧迫感が現れます。

◆ 「肺(はい)」の乱れ:呼吸と気の循環

肺は全身に「気」を送り出す役割。気が滞ると、胸が詰まったような息苦しさ、浅い呼吸、ため息の増加が起こります。

◆ 「腎(じん)」の不足:恐れと生命力の低下

腎は生命エネルギーの根。過労や加齢で腎が弱ると、自律神経の切り替えが遅れ、ちょっとした刺激にも心が過敏に反応します。

このように、東洋医学では動悸や息苦しさを「全身の気血の乱れ」として根本から整えていくことを大切にします。


4. 骨盤・背骨のゆがみと自律神経の関係

多くの方が見落としがちなのが、「骨格のゆがみ」と「神経バランス」の関係です。
背骨の中を通る自律神経は、背骨や骨盤の歪みによって圧迫・刺激されることで、過剰な交感神経反応を引き起こすことがあります。

  • 猫背 → 胸郭が狭くなり呼吸が浅くなる
  • 骨盤の傾き → 横隔膜・腹圧バランスが崩れ呼吸リズムが乱れる
  • 背骨のねじれ → 交感神経節が刺激され心拍上昇や不安感が出やすくなる

体の構造的なバランスを整えることは、薬では届かない神経のスイッチ部分へのアプローチになります。


5. くろちゃん鍼灸整体院での施術アプローチ

◆ 骨盤矯正:自律神経の「土台」を整える

骨盤がゆがむと、脊髄神経の伝達や内臓の位置バランスが乱れ、自律神経の働きに影響します。骨盤矯正で体の中心軸を安定させることで、交感・副交感の切り替えがスムーズになります。

◆ 猫背矯正:胸郭の拡張と呼吸改善

猫背姿勢は、胸郭を圧迫して横隔膜の動きを制限し、呼吸が浅くなる原因です。姿勢を正すことで深い呼吸と安定した心拍リズムが取り戻せます。

◆ 鍼灸施術:自律神経中枢へのダイレクトな刺激

ツボ刺激は脳の視床下部や延髄を介して自律神経中枢に作用します。「心俞」「膻中」「内関」などを用いて心拍数や不安反応を落ち着け、体全体の調整力を高めます。

◆ 頭部施術:過敏な脳神経反応をリセット

過剰な交感神経活動は脳の興奮から始まります。頭部への優しい手技は、脳血流を改善し、興奮状態を鎮め、「ドキドキ」「息苦しさ」といった反応を根本から抑えていきます。


6. 通院の目安と改善の流れ

  • 急性期(症状が強い時):週2回の集中施術で自律神経のスイッチを整える
  • リハビリ期(落ち着いてきたら):週1回で呼吸・心拍リズムの安定を維持
  • メンテナンス期(再発予防):月2〜3回で季節・ストレス変動にも対応

※症状や体質により個人差がありますが、1〜2ヶ月で「急なドキドキが出にくくなった」と感じる方が多いです。


7. 予約・ご相談について

当院は施術者1名による完全予約制です。
24時間LINE・ホームページからご予約いただけますが、人気の時間帯はすぐ埋まってしまいます。ご希望の日時がある場合は、お早めにご連絡ください。


まとめ

「急に心臓がドキドキして苦しくなる」という症状は、決して珍しいものではありません。そしてそれは、あなたの心や体が弱いからではなく、「自律神経のスイッチが切り替わりにくくなっている」という体のサインです。

薬だけに頼るのではなく、体の構造・神経・気血の流れをトータルで整えることで、再び心拍は穏やかになり、息は自然と深くなっていきます。

くろちゃん鍼灸整体院は、その一歩を踏み出すお手伝いをいたします。

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こんにちは!【くろちゃん鍼灸整体院】院長の黒柳です!自律神経の乱れは体や頭骸骨が歪んでいて体への指令と体温調節が上手くいっていない方がほとんどです! 体のチェックから、メンテナンスまで当院で院長が検査から施術まで行います! お体の不調を教えてください!全力でサポート致します!
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