午後になると体温が急に下がる|自律神経のリズムが乱れて体温調節ができていません

自律神経 体の歪み 痛み

はじめに

「午後になると、なんだか急に体が冷えてくる…」
「午前中は普通だったのに、夕方になると手足が冷たくなって動きたくなくなる」

そんな経験、ありませんか?

特に季節の変わり目や天気が不安定な時期には、午後から急激に体温が下がり「やる気が出ない」「集中力が続かない」「夕方以降ずっと寒い」といった声を多く聞きます。実はこれ、自律神経の“リズムの乱れ”が深く関係しているんです。

本来、人の体温は1日の中でゆるやかに上下するリズムがあります。ところが、そのリズムを整えるはずの自律神経が乱れてしまうと、体温のコントロールが上手くいかず、「午後だけ体温が下がる」「冷えを感じる」といった不調につながってしまいます。

今回は「午後になると体温が急に下がる」というお悩みについて、自律神経のしくみと東洋医学の視点から詳しく解説し、当院の施術でどのように改善が期待できるのかをお伝えします。


午後に体温が下がるのはなぜ?|自律神経のリズムと体温の関係

1. 自律神経が担う「体温調節」の役割

私たちの体は、体温を一定の範囲内に保つために「自律神経」という自動制御システムが24時間働き続けています。

  • 交感神経:活動時に優位になり、体温を上げてエネルギー消費を高める
  • 副交感神経:休息時に優位になり、体温を下げて体を回復モードにする

通常、朝から昼にかけては交感神経が活発になり体温は上昇、午後から夜に向かって徐々に副交感神経が優位になり体温はゆるやかに低下します。このリズムがあることで、私たちは朝に目覚め、昼に活動し、夜に眠るという自然な流れが作られます。

しかし、何らかの原因でこの切り替えが乱れると、午後に急激な体温低下が起き、「冷え」や「倦怠感」を感じるようになります。


よくある原因|午後の体温低下を引き起こす自律神経の乱れ

1. 午前中のストレスや緊張が原因

午前中に強いストレスや集中を続けていると、交感神経が過剰に働き、午後に一気に副交感神経が優位になります。この“反動”によって体温が急激に下がるケースは非常に多く、デスクワーク・会議・対人対応などが続いた日の午後は特に起こりやすいです。

2. 血流の滞りと体温低下

体温は血液によって全身に運ばれます。姿勢の崩れや筋肉のこわばりにより血流が滞っていると、午後になるにつれて「手足が冷える」「体が芯から冷える」などの症状が出やすくなります。特に猫背や骨盤の歪みは、自律神経と血流の両方を悪化させます。

3. 消化器系の働きの低下

昼食後、消化器が副交感神経優位になることで一時的な体温低下は誰にでもあります。しかし、自律神経が乱れていると消化がスムーズに行われず、体温が必要以上に下がってしまうこともあります。特に「胃が重い」「午後になると眠くて仕方ない」といった症状がある方は要注意です。


東洋医学からみる「午後の冷え」|“陽気”の巡りが滞っている

東洋医学では、人の体の温かさは「陽気(ようき)」というエネルギーによって支えられています。陽気は日中に盛んに働き、体温を維持し、内臓や筋肉を動かす原動力です。

午後になると体温が急激に下がるのは、この陽気がうまく巡っていない「陽虚(ようきょ)」や「気滞(きたい)」の状態が考えられます。

  • 陽虚:体を温める力そのものが不足している
  • 気滞:気の流れが滞って、熱がうまく全身に行き渡らない
  • 脾虚・肝鬱:消化吸収やエネルギー代謝が低下し、午後以降にパワー切れになる

こうした状態は、自律神経の乱れだけでなく、長年の生活習慣・食生活・ストレス・姿勢の歪みなどが複雑に関わって起こります。


当院の施術アプローチ|「体温リズム」を取り戻す4つの方法

1. 骨盤矯正|自律神経の“中枢”を整える

骨盤は自律神経が走行する背骨の土台です。歪みがあると交感神経・副交感神経の切り替えがスムーズにいかず、体温のコントロールも乱れやすくなります。
骨盤矯正によって神経の通り道を開放し、「午後に急に冷える」ような不安定な体温リズムを整えていきます。

2. 猫背矯正|血流と神経の流れを同時に改善

背中が丸まった猫背姿勢は、胸郭の動きを制限し、自律神経のバランスを乱す大きな要因です。姿勢を正すことで胸や背中の筋肉がしなやかに動き、体温調節中枢への刺激も安定します。血流も改善し、午後に冷えを感じにくい体へと導きます。

3. 鍼灸施術|気血の巡りと陽気の回復

鍼灸は東洋医学的な「気・血・陽」の流れを直接整える力があります。特に「陽虚」「気滞」がある方には、ツボ刺激でエネルギーを補い、滞りを解消することで、午後以降の体温低下や冷えを防ぐことが可能です。
また、自律神経のバランスも同時に整うため、全身の温度リズムが自然に回復していきます。

4. 頭部施術|自律神経の司令塔・視床下部へのアプローチ

体温を制御する“司令塔”は脳の中にある視床下部です。ストレスや生活習慣の影響で過敏になっていると、午後に体温が急激に下がるような異常信号を出してしまいます。
頭部施術では頭皮・頭蓋の緊張を緩め、視床下部への血流と神経伝達を改善し、体温のリズムを根本から立て直します。


通院の目安

  • 急性期:週2回(まずは自律神経のリズムを整えるため集中ケア)
  • リハビリ期:週1回(体温の安定と陽気の巡りを定着させる)
  • メンテナンス期:月2〜3回(季節変動・ストレス対策として予防ケア)

まとめ

午後になると体温が急に下がるのは、ただの「冷え性」ではなく、自律神経のリズムが崩れたサインです。
放っておくと冷えだけでなく、倦怠感・眠気・免疫低下・ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな不調につながる可能性があります。

骨盤・姿勢・自律神経・気血の流れを総合的に整えることで、あなたの体は本来の体温リズムを取り戻し、「午後も元気でポカポカ」な日常を取り戻すことができます。

【*効果には個人差があります】


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