【はじめに】
「いつも体が緊張している感じが抜けない」「深呼吸をしようとしても胸が広がらない」——そんな感覚に悩まされていませんか?
気づくと肩や背中に力が入り、無意識のうちに呼吸が浅くなっている…。現代社会では、このような状態に陥っている方がとても多く見られます。
それは単にストレスのせいだけでなく、「交感神経が優位になりすぎている」ことが大きく関係しているのです。
この記事では、体が常に緊張して深呼吸ができない原因を、自律神経の働きと東洋医学の視点からわかりやすく解説し、くろちゃん鍼灸整体院での施術がどのように改善へ導くかを詳しくお伝えしていきます。
交感神経が優位になりすぎるとは?
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、この2つがバランスをとりながら体の機能を調整しています。
交感神経は「活動・緊張・戦うための神経」、副交感神経は「休息・修復・癒やしの神経」です。
本来であれば、昼間は交感神経が働き、夜は副交感神経が優位になって体を休ませるのですが、ストレスや睡眠不足、気温の変化、長時間のスマホ・パソコン作業などによって、この切り替えがうまくいかなくなります。
その結果、常に交感神経が働き続け、体は「緊張モード」のまま。
胸や背中の筋肉が硬くなり、横隔膜の動きが制限されてしまうため、深呼吸ができない状態が生まれてしまうのです。
「深呼吸できない」ことで起こる体の不調
深い呼吸ができない状態では、体内の酸素が不足し、以下のような症状が出てきます。
- 頭がぼーっとする、集中力が続かない
- 肩こり・首こりが慢性化する
- 胸の圧迫感や動悸を感じる
- 不安感や焦燥感が強くなる
- 寝つきが悪く、朝起きてもスッキリしない
これらは「自律神経の乱れ」から起こる典型的なサインです。
つまり、深呼吸できない状態は「体がストレスに押し込められている」サインでもあるのです。
東洋医学からみる「体が常に緊張して深呼吸ができない」状態
東洋医学では、このような状態を「気の滞り(気滞)」と捉えます。
気(き)は体内を流れる生命エネルギーで、心身の働きを整える基本的な力です。
しかし、ストレス・怒り・焦りなどの感情や、長時間同じ姿勢でいることで「気の流れ」が滞り、胸のあたり(膻中:だんちゅう)に詰まりを起こします。
気が滞ると、
- 胸がつかえる
- 溜息が多くなる
- 喉の違和感
- 背中の張り
などの症状が現れます。
これはまさに「気滞」によるものです。
さらに、長期化すると「肝気鬱結(かんきうっけつ)」と呼ばれる状態に発展し、肝(かん)の働きが乱れて血流やホルモンバランスにも影響を及ぼします。
このような状態では、体も心も緊張し続け、リラックスできなくなってしまうのです。
くろちゃん鍼灸整体院でのアプローチ
① 骨盤矯正 〜呼吸の「軸」を整える〜
骨盤は体の中心であり、呼吸の深さにも密接に関係します。
骨盤が歪むと背骨や肋骨の動きが制限され、胸郭が開きにくくなるため、深呼吸がしづらくなります。
くろちゃん鍼灸整体院では、優しい手技で骨盤を正しい位置に戻し、呼吸が自然と深くなるようサポートします。
骨盤が整うことで横隔膜の動きがスムーズになり、緊張していた身体がゆるみやすくなります。
② 猫背矯正 〜胸の開きを取り戻す〜
猫背姿勢は胸郭を圧迫し、浅い呼吸を招く最大の原因です。
背中を丸めていると、交感神経を刺激し続けることにもつながります。
猫背矯正では、胸を開き、背骨のS字カーブを回復させることで、肺が広がりやすい姿勢へと導きます。
これにより、呼吸の深さが増し、精神的にも落ち着きやすくなります。
③ 鍼灸施術 〜自律神経のスイッチを切り替える〜
鍼灸は自律神経のバランスを整える効果が非常に高い施術です。
特に「百会(ひゃくえ)」「膻中(だんちゅう)」「神門(しんもん)」「太衝(たいしょう)」などのツボを刺激することで、体の緊張を解きほぐし、副交感神経を活性化させます。
また、鍼の刺激によって血流が改善され、全身の酸素供給が高まり、深い呼吸がしやすくなります。
灸(きゅう)による温熱刺激も有効で、背中やお腹を温めることで体の「防御モード」を解除していきます。
④ 頭部施術 〜脳の過緊張をリセット〜
体が緊張している時、実は脳も常に「危険信号」を出し続けています。
頭皮の緊張やこめかみの硬さは、まさに交感神経の興奮状態そのもの。
頭部施術では、頭の筋膜や側頭部を優しく緩めることで、脳の興奮を鎮めます。
施術後は「頭が軽くなった」「呼吸がスーッと入る」と実感される方が多く、全身が自然とリラックスモードへ切り替わります。
施術のペースについて
くろちゃん鍼灸整体院では、状態に合わせて段階的に回復をサポートしています。
- 急性期:週2回(自律神経の乱れを集中的に整える)
- リハビリ期:週1回(呼吸の深さ・姿勢の安定を定着)
- メンテナンス期:月2〜3回(再発予防・ストレスケア)
深呼吸が自然にできるようになるまでのプロセスを、あなたの体のペースに合わせて無理なく進めていきます。
日常生活でできるセルフケア
- 1日数回「ため息呼吸」を意識する
胸を張らずに「ふぅ〜」と息を長く吐くことで、副交感神経が働きやすくなります。 - 背中を温める
肩甲骨の間や腰を温めることで、交感神経の興奮が鎮まりやすくなります。 - スマホ姿勢を見直す
首が前に出る姿勢は胸の筋肉を縮め、呼吸を浅くします。顎を引いて背筋を伸ばしましょう。 - 寝る前の腹式呼吸
布団の中でお腹に手を当て、ゆっくり息を吐く練習をするだけでも睡眠の質が上がります。
まとめ
体が常に緊張して深呼吸ができないのは、単なる「気のせい」ではありません。
交感神経が優位になりすぎ、心身が常に「戦闘モード」に入ってしまっているサインです。
そのまま放置すると、慢性的な疲労や不安感、睡眠の質の低下などにもつながります。
くろちゃん鍼灸整体院では、骨格の歪みを整え、東洋医学の知恵を活かした鍼灸と頭部施術で、体と心の両面から緊張を解きほぐします。
深呼吸ができる身体に戻ることで、眠りやすく、疲れにくく、前向きな毎日を取り戻すことができます。
【*効果には個人差があります】
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