手足の冷えと同時に動悸が出る|交感神経の興奮が強まっています

自律神経 体の歪み 痛み

はじめに

寒さが増してくると、「手足が冷たくてつらい」「同時に心臓がドキドキする」と感じる方が多くなります。特に、冷えと動悸が同時に起こると不安になり、「心臓の病気では?」と心配になる方も少なくありません。しかし、その背景には“自律神経の乱れ”が関係していることが多いのです。特に、寒さやストレスによって交感神経が過剰に興奮し、体のバランスが崩れることで、冷えと動悸が同時に現れるケースが多く見られます。

この記事では、自律神経の仕組みと東洋医学的な視点から「手足の冷えと動悸」が起こるメカニズムを解説し、くろちゃん鍼灸整体院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術による改善方法を詳しく紹介します。


自律神経と交感神経の関係

自律神経は、私たちの体のあらゆる働きを無意識にコントロールしている神経です。体温調節、血流、内臓の動き、心拍数、発汗など、命を支える重要な働きを担っています。この自律神経には、次の2つの神経が存在します。

  • 交感神経:活動・緊張・ストレス時に働く神経。
  • 副交感神経:休息・回復・リラックス時に働く神経。

寒さや不安・プレッシャーなどの刺激を受けると、交感神経が優位になります。その結果、血管が収縮して血流が悪くなり、手足が冷えます。同時に、心拍数を上げて血流を保とうとするため、動悸や息苦しさを感じるのです。

つまり、「冷え」と「動悸」は、一見別々の症状に見えても、実は同じ原因 ― 交感神経の過緊張 ― から起こっているのです。


東洋医学からみた「冷えと動悸」

東洋医学では、冷えと動悸は「気血(きけつ)の流れの乱れ」と「臓腑の虚実」によって起こると考えます。特に関係が深いのが次の三つの要素です。

  1. 心(しん):血液を全身に巡らせる働き。心の気が乱れると、動悸・不安・不眠が出やすくなります。
  2. 腎(じん):体の根本的なエネルギーを司る臓。冷えやすい体質の根底に「腎虚(じんきょ)」があります。
  3. 脾(ひ):食べ物から気血を作る臓。脾が弱ると、エネルギー不足で手足の血流が滞り、冷えを感じやすくなります。

さらに、気の流れ(経絡)が滞る「気滞(きたい)」があると、胸のあたりに詰まり感やドキドキを感じることもあります。これを東洋医学では「心気の鬱結(うっけつ)」といい、ストレスや感情の抑圧が原因となることが多いです。


現代生活と交感神経の興奮

現代人は、寒暖差・仕事のストレス・スマホによる情報過多・睡眠不足などによって、常に交感神経が優位に傾きやすい生活を送っています。これが続くと、血管が収縮したままとなり、手足の冷えと同時に動悸や息切れ、不眠、肩こりなどが慢性化します。

特に女性では、ホルモンバランスの変化や冷え性体質も重なり、交感神経の緊張が強くなる傾向があります。冷えと動悸がセットで起こるときは、体の“自律神経リズム”が乱れているサインです。


くろちゃん鍼灸整体院の施術方針

くろちゃん鍼灸整体院では、「交感神経の興奮を落とし、副交感神経が自然に働ける体づくり」を目的に、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせて行います。

● 骨盤矯正

骨盤は全身の血流と姿勢の要です。骨盤が歪むと下半身の血流が滞り、冷えを悪化させます。矯正によって骨盤のバランスを整えることで、下肢の血流が改善し、手足の冷えを根本から和らげます。

● 猫背矯正

猫背姿勢は胸郭を圧迫し、心臓や肺への負担を増やします。その結果、呼吸が浅くなり、交感神経が優位になります。姿勢を整えることで、呼吸が深くなり、胸の圧迫が取れ、動悸が軽減していきます。

● 鍼灸施術

鍼灸は自律神経のバランスを整える非常に有効な方法です。冷えが強い方には、足の「三陰交」「太谿」など腎経・脾経に関係するツボを刺激し、体の内側から温めます。動悸や不安感には「内関」「神門」「心兪」など心経・心包経のツボを用い、心の緊張を緩めていきます。

● 頭部施術(ヘッド調整)

頭皮や首周りを緩めることで、脳の血流が改善され、自律神経中枢(視床下部・延髄)への負担を軽減します。深いリラックス状態に導き、交感神経の過緊張を鎮めて副交感神経の働きを高めます。


通院の目安

  • 急性期:週2回
    冷えや動悸が強く出ている時期。神経と血流の回復を優先。
  • リハビリ期:週1回
    自律神経のバランスを安定させ、冷え・動悸の再発防止を目指します。
  • メンテナンス期:月2〜3回
    季節の変わり目やストレス対策として継続的にケアを行います。

日常でできるケア

  • 朝は白湯を飲んで内臓を温める。
  • 首・手首・足首を冷やさないよう意識する。
  • 夜はスマホを寝る30分前に手放し、深呼吸を意識する。
  • 入浴は38〜40℃のお湯で15分ほどじんわり温める。

これらを継続することで、自律神経のリズムが整いやすくなり、冷えと動悸が軽減していきます。


まとめ

手足の冷えと動悸は、体のSOSサインです。単なる「冷え性」として我慢していると、自律神経の乱れが悪化し、慢性的な不調へとつながります。くろちゃん鍼灸整体院では、東洋医学と姿勢・神経・血流の3つの視点から、根本的な改善をサポートしています。

「冷えも動悸も、もう我慢できない」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。体のバランスを整えることで、手足の温かさと心の落ち着きを取り戻すことができます。


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こんにちは!【くろちゃん鍼灸整体院】院長の黒柳です!自律神経の乱れは体や頭骸骨が歪んでいて体への指令と体温調節が上手くいっていない方がほとんどです! 体のチェックから、メンテナンスまで当院で院長が検査から施術まで行います! お体の不調を教えてください!全力でサポート致します!
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