―小田原市・南足柄市・開成町・湯河原町・箱根町・熱海市・中井町・松田町・大井町・茅ヶ崎市・平塚市・秦野市の皆さまへ―
はじめに
最近、「コーヒーを持つときに手が震える」「スマホを操作するときに指が震える」「人前で字を書くときに手が思うように動かない」…そんな経験はありませんか?
寒いわけでもなく、緊張しているつもりもないのに手の震えが止まらない。
それは、自律神経の中でも“交感神経”が過剰に反応しているサインかもしれません。
くろちゃん鍼灸整体院では、こうした手の震えを単なる筋肉の問題ではなく、「体のバランス」「神経の興奮」「心身のストレス反応」として捉え、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術の4つの柱でアプローチしています。
この記事では、自律神経の働きと東洋医学の視点から、手の震えの原因と改善の方向性をわかりやすくお話しします。
手の震えの背景にある“交感神経の過剰反応”とは
私たちの体は、意識しなくても心臓を動かし、呼吸を整え、体温を保ち続けています。これをコントロールしているのが自律神経です。
その中でも「交感神経」は、日中活動するときに体を“戦闘モード”にする神経。集中力を高め、筋肉を緊張させ、血糖値や心拍数を上げる働きがあります。
ところが、ストレス・睡眠不足・冷え・姿勢の崩れ・精神的緊張が続くと、交感神経が休まず働きっぱなしになります。
その結果、
- 筋肉が過剰に収縮して細かく震える
 - 手先の血流が悪くなり冷たくこわばる
 - 交感神経から出るアドレナリンの過剰分泌で、神経が過敏に反応する
 
こうした状態が続くことで、「手の震えが止まらない」という不快な症状につながっていきます。
東洋医学で見る“手の震え”の原因
東洋医学では、手の震えは単に筋肉の緊張だけでなく、**「肝」「心」「腎」**の働きのバランスが崩れて起こると考えます。
● 肝の失調(肝風内動)
「肝」は血液を貯え、気の巡りを整える臓です。怒りやストレスなどで肝が高ぶると、「風(ふう)」と呼ばれる動揺が体内に起こり、手足が震えるようになります。これを「肝風内動(かんぷうないどう)」と呼びます。
● 心の不安(心神不安)
心(しん)は精神活動を司る臓。過度な緊張やプレッシャー、不眠などで心神が乱れると、手の震え・動悸・不安感が出やすくなります。
● 腎の弱り(腎精不足)
腎は生命エネルギーの源。加齢や慢性疲労で腎精が不足すると、神経や筋肉の反応が乱れ、手足の震えを伴うことがあります。
このように、東洋医学では心身全体のバランスの乱れを整えることが“震え”の根本改善になると考えています。
日常生活でよく見られる手の震えのきっかけ
- 朝の冷え込みや緊張で指先が震える
 - コーヒーやエナジードリンクを飲んだ後に震える
 - 人前で話す、書くなど「緊張する場面」で震える
 - スマホ操作中や細かい作業時に小刻みに震える
 - 仕事中は気にならないが、帰宅後に震えが強く出る
 
これらはいずれも「交感神経の過剰反応」によって起きるパターンです。
つまり、体が常に“緊張モード”になっているため、ちょっとした刺激で手が反応してしまうのです。
くろちゃん鍼灸整体院での改善アプローチ
当院では、手の震えに対して「全身の神経バランスを整える」施術を行います。単に手の筋肉だけでなく、脳・背骨・骨盤・自律神経の連動を丁寧に整えます。
① 骨盤矯正:神経の通り道を整え、体幹から安定させる
骨盤は全身の土台です。歪みがあると背骨にねじれが生じ、自律神経の通り道が圧迫されやすくなります。
特に交感神経は背骨の胸椎〜腰椎に多く分布しているため、骨盤の歪みが続くと“常に興奮状態”になりやすいのです。
骨盤矯正によって背骨が正しいカーブを取り戻すと、神経伝達がスムーズになり、体が「休める」状態に戻ります。
その結果、手の震えも少しずつ軽減し、手先の温かさが戻ってくる患者さんも多くいらっしゃいます。
② 猫背矯正:胸郭を開き、呼吸と神経をゆるめる
猫背になると、胸の筋肉が縮み、呼吸が浅くなります。呼吸が浅いと、脳に十分な酸素が届かず、交感神経が優位になりやすくなります。
猫背矯正では、肩甲骨を正しい位置に戻し、胸郭(胸のかご)を広げて深い呼吸を取り戻します。
これにより、副交感神経が働きやすくなり、心拍や筋肉の緊張が落ち着きます。
「姿勢を整えることで神経を整える」――猫背矯正は、手の震えの根本改善に欠かせない要素です。
③ 鍼灸施術:交感神経の興奮を鎮め、手先の血流を改善
鍼(はり)やお灸(きゅう)には、神経の興奮を鎮める効果が科学的にも確認されています。
特に当院では、手の震えに関わる「心包経」「三焦経」「肝経」などのツボを中心に、全身のバランスを整える施術を行います。
- 合谷(ごうこく):交感神経を落ち着かせる万能のツボ
 - 内関(ないかん):緊張や不安感を和らげ、心拍を安定
 - 太衝(たいしょう):肝気を整え、体の“風”を鎮める
 
また、灸による温熱刺激で手先の血流を改善することで、「震えの出にくい体質づくり」を目指します。
④ 頭部施術:脳の神経バランスをリセット
交感神経の興奮が続くと、脳の視床下部(自律神経の司令塔)が過敏になります。
頭部施術では、頭皮をやさしくほぐし、脳血流を促して自律神経のスイッチを「オンからオフ」に切り替えるサポートを行います。
頭皮からの刺激は副交感神経にダイレクトに働きかけるため、施術後に「体が温かくなった」「手の震えが軽くなった」と感じる方も多いです。
東洋医学的な生活アドバイス
- 夜更かしを控え、23時前には布団に入る
 - 冷たい飲み物を避け、温かいお茶を中心にする
 - 呼吸を深く、ゆっくりと意識する
 - イライラ・緊張時は深呼吸と首回しでリセット
 - パソコン・スマホを長時間使う場合は1時間ごとに姿勢を整える
 
「体を冷やさない」「気を滞らせない」「夜にしっかり休む」――これが震え改善の三原則です。
通院の目安
- 急性期(震えが強い時期):週2回
 - リハビリ期(改善が見え始めた時期):週1回
 - メンテナンス期(安定維持期):月2〜3回
 
体質や生活リズムに合わせて、無理のないペースで進めていきます。
ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院では、
LINE・ホームページから24時間予約受付中です。
施術者が1人のため、予約が取りづらくなっております。
お早めのご連絡をおすすめします。
まとめ
手の震えは、単なる緊張や疲労のサインではなく、体が「ずっと緊張モードにある」という交感神経の悲鳴です。
放っておくと、頭痛・不眠・動悸・めまいなどの自律神経症状にもつながることがあります。
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術で全身の神経の流れを整えることで、手の震えは少しずつ落ち着きを取り戻します。
焦らず、体と神経をリセットする時間を作ってあげましょう。
【*効果には個人差があります】
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