はじめに
「忘年会のあと、なんだかずっと体が重い」「お酒を抜いたのに、翌日以降も疲労感が抜けない」——そんなお悩みを感じていませんか?
年末の時期は、仕事納め・忘年会・飲み会・ご挨拶回りなど、いつも以上にスケジュールが詰まってしまい、心も体もフル稼働になります。さらに、冷え込み・気圧変動・寝不足なども重なることで、自律神経のバランスが大きく崩れやすい季節です。
特に「肝」の働きが乱れると、疲労感、だるさ、情緒の不安定、筋肉のこわばりなどが現れやすくなります。
今回は「忘年会後に体がだるくなる」理由を、自律神経と東洋医学の両面から詳しく解説し、くろちゃん鍼灸整体院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように効果を発揮するかをご紹介します。
忘年会のあとに「だるい」と感じる理由
①アルコールで肝臓がフル稼働
忘年会での飲酒は、肝臓がアルコールを分解する過程で大量のエネルギーと水分を消費します。肝臓は体の解毒器官でもあり、アルコール代謝によって他の代謝機能(脂肪や糖の処理など)が後回しになるため、全身のエネルギー循環が滞ります。その結果、だるさや倦怠感が残るのです。
②睡眠の質が下がる
アルコールを摂ると眠りが浅くなり、夜中に交感神経が優位になりやすくなります。翌朝「寝たのに疲れが抜けない」と感じるのは、副交感神経が十分に働かず、脳や内臓の回復が不十分なためです。
③自律神経の乱れ
年末は精神的ストレスも多く、「仕事納めまでに終わらせないと」「飲み会の予定が続く」といった心理的プレッシャーが交感神経を刺激します。交感神経が優位になり続けると、肝の血流が悪くなり、解毒・代謝が滞って体全体の疲労感が抜けません。
自律神経の視点からみる「だるさ」
自律神経は、体のリズムを整える司令塔です。交感神経(活動モード)と副交感神経(回復モード)の切り替えが正常に働くことで、体は「働く→休む→再生する」というリズムを保ちます。
しかし、飲み会続き・夜更かし・塩分過多・水分不足などが続くと、この切り替えスイッチが乱れ、体は常に“緊張モード”のままになります。
特に「肝」は東洋医学で“疏泄(そせつ)”という働きを持ち、気の巡りや感情のバランス、自律神経の安定と深く関わっています。
肝の自律神経調整が崩れると、以下のような症状が現れます。
- 体がだるくて動けない
 - 頭が重い・目が疲れる
 - 朝起きられない
 - イライラしやすい
 - 胸やお腹の張り
 - 生理前後の不調
 - 背中や肩甲骨まわりの重だるさ
 
これらは、体が「交感神経の働きが強すぎて、副交感神経が回復できていない」状態を示しています。
東洋医学でみる「肝」の乱れ
東洋医学では「肝は血を蔵し、気を巡らす」といわれます。
肝が正常に働いていると、血液は全身をスムーズに巡り、筋肉・目・情緒が安定します。しかし、過度の飲酒・怒り・ストレス・睡眠不足などが続くと、肝気が滞り「肝鬱(かんうつ)」の状態になります。
さらにアルコールによる「湿熱(しつねつ)」が肝にこもると、解毒力が低下し、むくみやだるさ、皮膚のかゆみ、顔のほてり、頭重感などが出やすくなります。
この状態では、どれだけ休んでも回復しづらく、「疲れが取れない」「朝がつらい」という慢性的な倦怠感を感じます。
くろちゃん鍼灸整体院で行う施術アプローチ
①骨盤矯正で血流の幹を整える
骨盤は「自律神経と血流の中枢」ともいえる場所です。
飲みすぎ・姿勢の乱れ・睡眠不足が続くと骨盤が後傾し、腹腔内臓器が圧迫され、肝臓や腎臓への血流が低下します。
当院の骨盤矯正では、骨盤のゆがみをソフトに整え、肝臓・胃腸への血流改善を促します。これにより代謝が活発になり、だるさの原因である“血の滞り”を解消します。
②猫背矯正で胸郭を開き、自律神経を整える
猫背姿勢では、胸郭が狭まり、横隔膜の動きが制限されます。呼吸が浅くなり、交感神経が優位に偏りやすくなります。
猫背矯正によって胸を開くことで、深い呼吸ができるようになり、副交感神経が働きやすくなります。
「息が深く吸えるようになった」「呼吸が軽い」と感じる方が多く、これが肝の解毒力・血流改善にもつながります。
③鍼灸施術で肝の気を巡らせる
鍼灸では、経絡(けいらく)を通じて“気血”の流れを整えます。
忘年会後のだるさには、「肝経」「脾経」「胃経」に鍼やお灸を用い、肝の滞り(肝鬱)を和らげ、消化吸収を助けます。
特に、太衝(たいしょう)・期門(きもん)・足三里(あしさんり)などを中心に刺激することで、肝気の流れがスムーズになり、内臓疲労が軽減されます。
④頭部施術で脳のリズムをリセット
だるさの根底には「脳の疲れ」があります。
頭部には自律神経の中枢があり、過剰な情報処理・ストレス・アルコールの影響などで、交感神経が過活動になりやすい部分です。
当院では、頭皮の緊張を緩め、後頭下筋群の圧迫を解放する施術を行います。
これにより脳血流が改善し、眠りの質や集中力が高まり、「朝スッキリ起きられる」と感じる方が多くいらっしゃいます。
通院の目安
- 急性期(体が重く辛い時期):週2回
→ 体の回復リズムを取り戻す期間。肝気の巡りを整え、自律神経のバランスを安定させます。 - リハビリ期(だるさが軽減し始めた時期):週1回
→ 体調の波を小さくし、再発を防ぐ期間。施術ごとに呼吸が深くなり、睡眠が安定していきます。 - メンテナンス期(再発予防・体質改善):月2〜3回
→ 忙しい季節の前後に体を整え、疲れにくい自律神経バランスをキープします。 
ご予約とご案内
くろちゃん鍼灸整体院では、
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施術者は1人のため、予約が取りづらくなる日もあります。
特に12月は混み合うため、お早めのご連絡をおすすめいたします。
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まとめ
忘年会シーズンの「だるさ」は、ただの飲み疲れではなく、肝の自律神経調整の乱れによるものです。
肝の機能が滞ると、血流・代謝・情緒・筋肉の柔軟性までも低下し、「全身の重さ」や「やる気の低下」につながります。
当院の施術では、
- 骨盤矯正で体の幹を整え
 - 猫背矯正で呼吸を深くし
 - 鍼灸で肝の滞りを流し
 - 頭部施術で脳の疲れを癒す
 
という全身の連動的アプローチで、自律神経のバランスを取り戻します。
年末の忙しい時期こそ、自分の体をリセットし、新しい年を健やかに迎えましょう。
【*効果には個人差があります】
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